>>353
しょまたんも大ちゃんも言われたことないよね

佐藤信夫の目 朝日デジタル2018.2.18

羽生の強さを支えているのは確かなスケーティング技術だ。
けが明けで、フリーで難しい4回転ジャンプ(ループとルッツ)は跳ばなかった。
体力面でも、後半にミスが出始めたところはきつそうに見えた。
ただそういう苦しい時、高い技術が彼を助けてくれる。
普通の選手だと、ジャンプを降りる時、氷にはじかれてしまうことがある。
だが羽生は、柔らかい膝と足首で衝撃を吸収できるから、着氷後も弾まずに、そのまま滑らかにスケートが進む。
膝から足首にかけてを柔らかく使えると滑りも伸びる。
一歩滑ってポンと止まってしまうのではなく、いつまでも継続して進んでいく。
そうした流れるような滑りが高い演技構成点につながる。
先天的な柔軟性に加えて地道に基礎練習を繰り返した賜物だろう。
チェンが5種類の4回転を跳ぶなど 技術の高度化は止まらない。
もちろんそんな進化は否定しないが
羽生の五輪連覇は忘れてはいけないスケートの大事な原点を示してくれた。