「あーまあ、、まだ16歳だし?」
『んはっ。まだ16ちゃいだもんね~かわいいね~』

にたあっと目を細めて笑い、馬鹿にしたような口調で俺の頭を撫でてきた。

それに少しカチンときた俺はキッとめめのことを睨み撫でてきた手を取り払った。

「めめうるっさい!」
『うわ、怒った』

そんな俺を見ても今もなおどこか楽しそうなめめ。
ほんとこの人ってSだな、と冷静に心の中でそう思った。

『じゃあ俺が教えてあげよっか』
「、、は?」

にたっと笑う表情のまま耳を疑うようなことを言ってきた。

「、、俺で遊ぶのいい加減にして?」

更に睨みを利かせてめめの上から降りようとすると、ぐいっと俺の体に手を回して動きを抑えてきた。

『女の子にちゅーするとき下手でもいいの?』
「、、別に下手じゃないし」
『へえーじゃあやってみて』

この人はほんとに頭がぶっ飛んでる。
どんだけ人を苛めるのが好きなんだろうか。