【三国志】吉川英治ってどうよ【新・水滸伝】
三国志に関しては日本人向けに上手く構成し直してるね。
戦前戦中に書かれた「宮本武蔵」「新書太閤記」「三国志」と
戦後かかれた「新平家物語」「私本太平記」では全く逆の思想だね。
やっぱり流行作家かな 曹操や尊氏みたいな単なる悪役をスターに押し上げたのはエーちゃん。
もう今じゃ定着しすぎて吉川版以前の感覚が想像しづらいほど。 吉川の水滸伝の訳しかたにムカついた駒田信二が、対抗心を燃やし自分も水滸伝を訳したとか 隋唐演義、楊家将、説岳全伝あたりも、
読みやすいようにアレンジして出しておいて欲しかったな。
>>9
未完です。だいぶ後の方までは行ってるけど。
ところで終盤、李キが寺子屋に紛れ込んで子どもと一緒に授業受けて、
子どもにからかわれて顔中墨汁の墨だらけで帰ってくるエピソードが
あったんですが、あれって吉川先生オリジナルですか? たまたま岩波の八巻が手元にあるので答えて進ぜよう
七十四回のエピソードだね
寺子屋にはいくけど、先生をビビらすだけで墨だらけにはならない >>13
即レスありがとうございます。元ネタはあったんですね。しかし、いかにも
吉川先生「らしい」アレンジですね(肯定的な意味で言ってます) >>12
これが原作の李逵相手だったら、子供たちただじゃすみそうにないよなw
そこらへん、吉川英治の李逵はソフトになってるので、日本人にも安心してよめる。
朱ドウを引き込む時の事件も、上手にアレンジしてたしね。
未完とはいえ、百八星そろうまでは書かれていたのがほんとありがたい作品だ。 >>15
誤って川に落として死なせちゃって、みたいな感じでしたよね>知府の子
原作では斬殺してますが・・・
しかし吉川先生の三国志、ツッコミ所と言えばやっぱり
・張コウさん無限増殖
・魏延の矢が歯に当たったから曹操無事
でしょうか?魏延の矢なら薄い鉄板くらい貫通しそうですし。 >>16
不死身の張郃さんが死ぬのは、長坂と木門道と後どこだっけ? 子供の頃読んでたとき、なんで矢がいつも臂にばっかりあたるんだと思ってたが、
臂って漢文で腕のことなんだな 李逵と燕青の珍道中みたいのがもっと読みたかったなあ
いいコンビだった
それに比べて北方水滸伝では燕青がホモになってて辛かった・・・ >>21
読んでないからこんなこと言ってんじゃね? 少なくとも初めはそう描かれた
あとでどうなろうとその時点で汚されてるんだよ
あくまで俺のイメージね >>16
ブルジョワな曹操は歯に金を仕込んでたんだよ。
>>17
三侠五義なら、吉川氏の手で面白いアレンジができそう。
ちょっと短くまとめた方がいいかも知れんけど。 >>26
神州天馬侠とかを見るに、吉川先生は、武侠系作品もいけるはずだ。 吉川三国志は「悪役だった曹操を人間味あふれる人物として〜」とかよく
紹介されてますが、個人的には吉川曹操も十分ヒールだと思う。
て言うかあれでそうなら演義とかはどんだけひどく書かれてるんだろう・・・
田畑を荒らして断髪とか入ってないのかな? 昔は、きつい悪役にした方が物語が盛り上がるからね。 三国志演技って元々演劇の台本だから庶民向けに勧善懲悪にした方が受けるから
曹操は極悪人にされてるのでしょう。
>>19
断臂なんて言葉があるけど、
尻だとものすごく大変そうw >>31
京劇の曹操なんて、まるっきり董卓です。
吉川せんせーの楊家将と岳飛伝と飛竜伝が読んで見たかったなあ。 ここは三国志ファンが集う場所だから、小さい声で聞きたい。俺は中学生の頃、吉川英治「宮本武蔵」
を読んで感激し、次いで「三国志」を読もうとしたのだが・・途中で我慢できず放り出してしまった。
何とかの戦いがあってその結果はこうで、次に何とかの戦いがありその結果はこう・・みたいな話が延々
と続くのに我慢できなかった。この吉川英治ってやつ、三国志だけわざと下手に書いたんじゃないのか?
というのが正直な感想だったな。
後でわかったことだが、「史記」のような伝統中国文学はみなこういう書き方だ。表面の事実だけを列挙
していく。武将の内面の心理を描いていないから、読んでいても共感がまるで湧いてこないのだ。三国志
ファンはスケールが大きいと言うそうだが、わたしには大雑把で粗雑としか感じられなかった。読んでも
感心できないわたしがおかしいのだろうか。ファンはいったいどこに共感できるのだろう。 いや、自分の感想を述べているだけで、三国志を批判する意図は全くないから、ファンの
皆さんの感情を害したら、ご容赦いただきたい。不思議なのは、吉川英治も司馬遼太郎も
日本史物は人間の内面まで描いていることだ。司馬遼太郎「関ケ原」は愛読書で3回読ん
だが、武将の内面心理までしっかり描いているから、何度読んでも感激する。
それが、中国史になると途端に書き方が変わるのはなぜだろう?
俺が理想の文学だと考えているのは、ロシア文学だ。トルストイやドストエフスキーは、
スケールが大きい上に、人間の内面心理までしっかり描いているから、世界中で共感して
読まれるのだと思う。日本文学は緻密で繊細だがスケールの大きさがなく、中国文学はその
逆だ。大雑把な言い方になってしまうが、そう感じている。 中国文学の伝統がそういうものだから仕方ないのだろう、と思ってあきらめていたら、
素晴らしい例外を見つけた。それが浅田次郎「蒼穹の昴」「中原の虹」だ。この人の書く
中国史は、人間の内面まで彫り下げた心理描写とスケールの大きさが両立している。
日本の大学で教えている中国人教授がこの人の小説を評して、これまでの中国史のように
上からの視点ではなく、下からの視点で描いていると言っている。俺が待っていたのは、
こういう中国史小説なのだよ!おかげで楽しい年末年始を過ごせそうだ。でも三国志が
好きなファンたちが、この人の小説を読んだらどう感じるのだろう。よかったら教えて
もらえないだろうか。 史記が伝統中国文学ってなんじゃそりゃ
歴史書と時代小説を一緒にすんな
日本における中国文学を否定するならその前に中島敦読んでみろ
現代的な人間ドラマが読みたきゃ北方三国志でも見とけ >>38
多分日本人には中国人のある種の行動が理解・共感できない(三国志の中では
妻を殺して客人に食事として出すような感覚)からではないかと。
吉川英治も中国人のそういう内面には踏み込めなかったのでは?
現状でも、単行本で8巻もあるのに、無意味にダラダラ引き延ばせってか。 史記は文学作品じゃねーよwww 正統の歴史書だ
あと、古典文学と現代の小説をごちゃまぜにして比べるのはおかしいだろ
あなたが抱いてる様な中国文学の伝統や日本文学の伝統は無い
例え、あったとしても現代の日本人作家がそれに従う必要は無いだろーが
心理描写がしっかりした日本人の中国小説なんて、上に挙げられた通り、いくらでもある
よく分からんけど、吉川英治の三国志がその様になったのは元となる古典小説があったからじゃないか?
宮本武蔵には元となる古典小説とかは無いよね?
原作となる古典小説があるか無いかで、小説書く時の自由度はかなり変わってくると思うけど
例えば平家物語とかはどんな感じなの? >>38
・確かに宮本武蔵なんかと比べれば内面に突っ込んだ描写は少ない
・それが面白いと感じるか面白くないと感じるかは、ある程度は読者の感性の問題だから問わない
・中国古典だから云々は完全にあなたの誤解だ >>38の人気に嫉妬してしまうが、司馬遼三国志スレの
http://hobby10.2ch.net/test/read.cgi/chinahero/1162891231/35
講談社さんと呼ばれても仕方ない、というかコピペにマジレスみたいなもんだね
吉川三国志で個人的に気になるのは韓遂の「八旗の旗本」て言葉だな
演義の手下八部の翻案でイメージはしやすいが八旗も旗本も本来の意味から離れ過ぎ
どうやって思いついた言葉か詮索するのはヤボだけどね 最近また三国志読み直してみたが、無駄な文章がほとんど無いと感じた。
桃園までのオリジナル部分はちょっと微妙だったけど。 吉川英治は貧乏で小学校も出ていないそうだね。
道端に落ちてる新聞拾って字を勉強したそうだな。
凄まじい貧乏だね。そういう子供たちが日本にいた最後の時代だろう。
それはそうと、記念館の極左自虐売国VTRは何とかならんのかね。 良作だな。
小説の何たるかを理解しきったいい作品。
こういうものであってこその小説だと思うね。 所詮は偉大な原作の中途半端なパクリにしか思えない今日この頃
序盤にオリジナルを入れていたと思ったら、後半に行くにつれて原作そのまんま+たまに間違い(曹ヒを長男と言ったり)
入門にはいいかもしれないけど、完訳読んだ後だともう必要なくなった
小説としては、北方の方が自分のアイデアを入れてやったので優れた作品だと思う >>52
演義より吉川版の方が遥かに面白い。
演義は所詮劇の台本であり小説としてはさほど面白くない。
吉川英治の三国志は、
時代考証がさー。
仏寺が普通に地方の村にあったり、なんか最初から、萎えるんだよなー。
演技準拠なのはわかるけどね。
既出だけど、すぐに「旗本」っていう言葉がでるのも萎えるなあ。
だいたい斬られるのは「旗本」だよねw >>54
寺が有ったり登場人物が念仏っぽいのを唱えるのは吉川オリジナルじゃないの?
日本人向けにするためのアレンジ。 >>49
吉川英治の文章はなんか独特の面白みあるな。
「ほとほと」と戸を叩くなんておもろい。
あと「えい」も多い。
こういう文章表現は好きだ。
今初めて読み始めているんだけど
意味がよくわからん単語が多すぎる
注釈をたくさん入れてくれてるのは
ありがたいが、俺的には全然足りない・・・
たくさん読んでるうちになんとなく分かるようになる。 まぁ、時代ってやつだな。
いくら面白いと言っても、いきなり北方謙三じゃぁ困るよw
演義→吉川→北方
これが正しい時代の流れだ。 >>59
同意。さらに、時代ものに慣れてない人は演義も訳者を選んだほうが良さそうだね >>60
これから演義読もうと思ってたんですが、訳者を選ぶという発想はありませんでした。
おすすめの訳者はいますか? >>61
http://ex24.2ch.net/test/read.cgi/warhis/1215602191/
割と楽に入手できる完訳演義は
・岩波全8巻
・ちくま全7巻
ぐらいかなあ。昔はもっとあったんだけどね。
村上知行訳、立間祥介訳とか。
この中で岩波・村上訳は、ちと読み手を選ぶかもな。
岩波は小川環樹、金田純一郎訳なんだがいかんせん言葉使いが戦国三国志みたい
な感じ。訳がちょっと古い。あと挿絵が歌舞伎。
村上は講談調っていうのかな、べらんべえ口調っぽい。
ちくまは読んでないが、ちらっと立ち読みした感じではあまりクセもなく挿絵も当時の
演義本の挿絵が載ってたので、割とお奨めできるかもしれない。訳者も正史を訳した
人の一人で三国研究では定評ある井波律子なので、まあ間違いないと思う。 >>62
丁寧な説明ありがとうございます。
参考にさせてもらいます。 新装版の最後に「篇外余録」が収録されていない。
とても好きな章なのでかなりショック。
吉川英治の文章はとにかく読みやすい。
これに尽きると思う。
歴史モノ敬遠してる人でも、ちょっと読めばすぐハマるからね。 「三国志演義」の完訳があるから要らないとか言ってる
俄野郎は恥を知るべきだね >>64
そうなのか。結構味わい深い章なのに勿体ないな。
最近読み直してて今更気づいたことだけど、漢帝の描写は一貫して尊敬語なんだな。
(帝のご気色はいよいよ曇って見えた、とか)
戦前だし、腐っても皇帝だからそういう扱いが求められたのかな。それとも単に本人の意思なのかな。 >68
>漢帝の描写は一貫して尊敬語
どういう事情でそうなったのかは自分も知らないけど
古典らしい雰囲気が出ていて好きだな
篇外余録をなくした件はやはりもったいない
あの余韻があってこそ三国志!と思う
終わり方は大事だよね
だから人に勧めるなら新装版より旧版のほうだ スイコデンに至っては
さいとうたかおの漫画か
何かで斜め読みしただけだが
あの話しておもしろいのか? NHKラジオでかつて放送されてた朗読(橋爪功)完全版がほしい。
もしくは再放送してほしい。 >>72
完全版なら出たぞ。
CD100枚組!
ttp://www.ozorasha.co.jp/fsangoku.html 三国志、最初のペースで書いていたら、いったいどのくらいの量になったのだろうか。
途中で、これは大変なことになると思って、駆け足にしたような・・・
最初のオリ展開はともかく、その後は原典の演義と同じようなペースじゃないか? >>75
横山→無双3→吉川だった
なので孫策が牛渚とかを攻める場面は想像しやすかった
反面、張こうが出てくる場面では必ず美しい人が頭に浮かんでた 久しぶりに読み返した。
呂布、袁紹あたりは元の演義より若干フォローが多い気がする。
呂布の優柔不断がどっちかというと、根はいい人みたいな感じだし、
袁紹も元々は無能ではないと言われてるし。
日本のほかのゲームなんかでの、呂布や袁紹と袁術や劉表の扱いの差の一因ではあると思う。 この人に、春秋戦国時代などの中国史を主に書いて欲しかった‥‥
あと、出身地関係で太田道灌や北条早雲など
>>49
良い意味でオリジナリティがあって良かったと思うよ
>>52
北方のは1巻だけ読んだけど、前半の劉備が盗まれた馬を奪還して成り上がっていくところは新鮮で良かった 中国ドラマ「水滸伝」予告映像
ttp://video.sina.com.cn/p/ent/v/m/2010-10-13/013461157893.html 古本屋の通販で新平家物語を買った。昭和40年代の吉川英治全集。古いけどこの方が好きなんだな。 三国志読んだが文章荒くないか?
あの荒さは問題にならないの? 文章家になるための手本となりえるかどうか、それが問題だ
文章が大雑把で荒くても評価されることはいいんだがな
とにかく荒いという点は認めるところでいいんだな? 荒いって例えばどの辺りが、何と比べて?
作者が文章家になるための手本になろうとして書いたものが
手本にならないとしたら問題だろうな 「」の後に文章がつく場合とつかない場合があったりと法則性がない
例「そうだ」と言った。
「そうだ」
と言った。 みたいな
村上春樹には最初のほうで統一されているなどの法則性があるように見えた
まあそういうことにはこだわらなくていいということならばそれでかまわんが
それと表現が大雑把で、これはおそらく念入りな見直しとかはしてないように思えるな
バトルシーンも大雑把に描かれているように見える
別に非難しているわけではないが、そうしたことは特に問題とされていないのか気になる >>92
その程度のことの何が問題なのかさっぱり分からんね。
お手本にはならないな、と思ったらお手本にしなければいい。
俺は別に文章書きの手本にしようなどとは思ってないので
読んで面白ければそれが良い文で、良い小説だ。
お前がそうは思わないと言うのなら、それで構わない。 三国志のような戦争続きの歴史物でイチイチ戦いの詳細を描いてたら
何十年かかっても終わらんだろ
比較対象が村上春樹なのは、他に歴史小説を読んでないからじゃないのか まあ評論家とかからのそうした指摘とかは特にないってことでいいんだな?
面白ければ文章の荒さはまったく問題にならないと? 俺には>>92の例では正直な所何が荒いのかさっぱり判らん。
言語感覚が鈍過ぎるるのだろうか? 正しい文章の書き方としては、
「」の行はそれだけにすべきなのか?
たとえば、
「そうだ」
と言った。
みたいに「」の行の前後に文章は入れてはならないとか
その辺曖昧なんだよな >>95
誰も同意してないのに「〜でいいんだな?」と言われてもねw
お前がそう思うならそうなんだろう、お前の中ではな。
としか言えんわ 98って93と同じ人?
>読んで面白ければそれが良い文で、良い小説だ
>お前がそう思うならそうなんだろう、お前の中ではな
こういう発言こそ、頭の中だけに留めておけばいいことだと思うな
はっきり言えば、返しとしてあまりに稚拙でアンフェアなやり方だね
87の人の指摘に対して応じる気がないなら、スルーする方がいいと思う
で、俺はこの人の指摘についてなるほどっと思った
90の人が言うように手本のつもりで書いた文章に統一性がないとしたら、それは文学作品としての評価を下げざるを得ない問題だと思う
87の人がそこで疑問に思っていることは、高く評価している人たちがそこに気付いて評価しているかどうか
もしこの議論に応じようとするなら、
・かつてこの指摘がなされたものであるかどうかを示す(これは87の人も自分で調べる必要があるだろうね)
・表現の技法として、作者があえてその場面ではそのようにした可能性を示す
といった方法でやるのがフェアだと思うな
はたから見てる俺からしたら、あなたのは煽りにしか見えない しかしこの問いかけは「中国英雄」に関係ない内容だからな・・・
むしろ文学板にスレたてしてやるべきなのではないか?
>>100
文学板は文学とは無関係な話題で盛り上がっていてからっきし駄目だった
だからここにきた スレ違いというか板違いだな
文学としての比較にしても
吉川英治版と原典(三国志演義・水滸伝)との違いならこのスレの範疇だろうが
他の文学、しかも歴史文学ですらなく現代の小説と比較したいなら
この板で真っ向からのレスが返ってくると思うのが間違い
>>100
単発の質問でスレを立てるはどの板でもルール違反
>>101は文学系の質問スレに行け 統一性がある文章としての例としてあげただけで、現代小説との比較ではないと思うが
この話題は吉川英治三国志の範疇で行われていると思うよ
とりあえずは、俺は付き合ってみたいところなんで、具体的に巻数とページを教えてくれないかな?
自分の目で荒いというところを見てみたい
ちなみに、俺が持ってるのは文庫本ね >>103
今6巻読んでるんだが、全体的に荒いだろ
たとえば1巻で何気に数年間の経過をさらっと1行2行で済ませるとこなんかも荒いと思う まあ「失われた時を求めて」みたいにやたら細かな描写がしつこすぎるのが嫌だというなら
その大雑把なところもさっぱりとしてていいとして認められようがな 荒い、というのは分からないでもない。
何処が、と言われると、全体の流れとしてのことだから
部分的に例を挙げて説明が出来ないのだけれど。
もちろん、荒さ、と稚拙さ、というのはまったく別のもので
味として楽しめているんだが。
三国志の初出って、1950年代くらいなのかな?
俺の場合、三国志は今読んでるけれど、直前に読んでたのが
三島由紀夫の仮面の告白(1949年)だから、
その文体がどうしても頭に残ってるから、そう感じるっていうのもある 三国志をプルーストが書けば10倍の長さになりかねまい で、他の長編歴史小説と比べて荒いって言う人はいるのか? そもそも原典があるんだろ?
その原典と比べてはどうなんだ? 同じ水準の出来? 三国志との出会いは吉川三国志だった
聖人君子過ぎる劉備の描写は嫌いだったけど
おれの中での三国志のスタンダードは吉川三国志だ
長反の戦いの描写が大好き
手に汗握ってページめくったなぁ >>114
あの辺は一番面白いよね
読んでて全然疲れなかったな 吉川文学ランキング
1 三国志
2 宮本武蔵
3 新平家物語
とした感じでいいか? >>118
長編ならそうだろうな
全集含めたら分かれると思う >>118
オレ的には私本太平記を次点に含めたい。 いやいや、2ヶ月以上経過でようやく来たか
ちなみに水滸伝の評価はどう? 歴史小説独特の文体なのになぜか読みやすい
あと擬音語が病み付きになるw
呂布や周瑜は北方三国志の方が好きだが張飛は断然吉川だ
劉備に叱られて「ちくしょうッ」と拗ねるところが可愛い
孔明はチート 陳宮が捕らえられて曹操の前に引き出された時のやり取りの部分もなかなかのものじゃないか?
人間的弱さを見せながらも最後まで曹操個人に対しては膝を屈しなかった最期の有様は
初めて読んだ時「こんな男をここで死なすのか」と今でも印象に残っている
水滸伝も李キの描写は吉川版がいいかな
愛嬌あってそれなりに安心して読めるし・・・ >>127
企図せずも吉川水滸伝の最後のシーンは黒牛のイカっぷりを描くエピソードの
微笑ましい改変だったからな なぜ新書太閤記がでないんだ?今読んでる途中だが、面白すぎる! 結局、演義完訳<吉川って事?
1巻のだらだらしたオリジナルストーリー。孔明死後で終わる中途半端さ。
いまいちに思えるんだけどなぁ。
演義読んだ事ないけど、全体の完成度としては演義の方がいい気もするんだけど。 >>131
読んでから言えw
細かい部分は覚えてないが
貂蝉の自害と曹操の描き方は原典より日本人好みだと思う >演義読んだ事ないけど、全体の完成度としては演義の方がいい気もするんだけど。
www 演義完訳なんて手に入りやすいんだから読めばいいのに 131の言いたいのは後漢の滅亡〜晋の再統一までしっかり書いてくれってのと、
だらだらしてる部分(俺は特にそうは思わなかったが)があるって事だろうけど、
そこは作家だって人間なんだから勘弁してやれよとw
塩野のローマ人の物語なんかもそうだが、曹操や諸葛亮やらカエサルやら著名人が活躍する場面と、
晋が呉を滅ぼすまでの消化試合みたいなとこや、ローマものだと名前も聞いた事ない奴らばっかりの軍人皇帝時代とかを同じテンションで書けってのは絶対無理。 >>132
中国四千年というが、現在の中華人民共和国には歴史も文化もない
ではその四千年の文化は一体どこへ行ってしまったのか
影も形もなく消滅してしまったのか
いやそうではない
世界四大文明の遥か昔から続いているがゆえに四大文明とは分けて考えられている日本文明
古代文明の中で唯一現在まで続いているすなわち日本文化
我々が住むこの日本列島に所を移さず存続する世界で唯ひとつの文明に吸収統合されているのである
中国四千年の歴史、それはすなわち日本文化の一部である 3くらいまでのKOEI三国志には吉川オリ武将が当然の様な顔して混じってた
これ豆な >>137
日本の文明というか歴史はどんなに頑張っても2672年しかないよ。
>>138
誰? >>139
張魯配下の楊平
多分楊任楊昂や楊平関からの連想で適当に頭数用に作った武将だろうが、
2じゃ確か武力80近くと知力60代で張魯配下最強だった
他にも美女として芙蓉姫も出てた まあ初期の肥三国志は吉川三国志をソースにしてたとスタッフも認めてるしな
正史どころか完訳演義を読んでる奴も殆どおらず、
吉川横光時々人形劇が主力ソースだったとか 梁紀(梁剛と陳紀が混ざったと思われる)
陳嬉(陳矯の間違い?)
なども。 未完で絶筆になった新・水滸伝だが、好漢が全員揃ったところで終わったのは返ってよかったかもしれない。
あれ以降、好漢は減る一方の欝展開だからなあ。 >>139
137の言わんとしてることを理解しような 吉川英治の三国志全10巻を父から貰った
表紙の吉平がトラウマになった 吉川英治は歴史上の人物では孔明が一番好きだったんだろうな。 >>152
そうかな?
初めて読んだ時になんか冷たい人物(に描かれている)という印象を受けたのだが。 曹操の書き方をみるに曹操好きだったんじゃないかなぁ 吉川先生が日本人を曹操好きにしたという評価もありますな 憎たらしい悪役だったのを格好いい敵役に仕上げたな。 吉川英治は誰でもみんな立派な人間だったように書くよなあ。
秀吉の部下で、関ヶ原では土壇場で裏切って、西軍に銃弾を浴びせたような
人間でも、太閤記では忠実ないい人に書いてある。 水滸伝なんてみんな人間らしいからなw
無理なく自然に読ませてくれるから好きだけど >>158
今年いっぱいで著作権消滅。来年が楽しみ。 鳴門秘帖は以外に知られてないよな
すごい小説だと思うのだが NHKでドラマになってたね。
あれが終わって程なくして三国志を読みはじめたが、同じ作者だと知ったのはずっと後だった。 >>153 三国志のあとがき(篇外余録)を読むと孔明が一番好きだったように
思える。 >>165
本編は演義に従って完全無謬に描いたけど、
あそこで吉川流の感想をもらしたという感じかな。
「細かく気が利く普通の人」みたいな記述だったよね。 >>160
梁山泊の鬼畜スカウトをマイルドにしたり
たまきりんさんやとーへーへーさんを微修正したり
苦労の跡が伺える 原典水滸伝が苦手な横山光輝先生は新・水滸伝を下敷きに全編をみっちり描いてほしかったと今でも思う 吉川李逵「いくら俺だってあんな可愛い子を殺せるもんか」
それはもはや李逵ではないw >>165
最近(と言っても「赤壁」の映画やってた頃だけど)発売された吉川英治の三国志は何で篇外余録が削除されたのかな?
あの華のある英雄達が居なくなった後に消化試合みたいな調子で中華が統一されていく何とも言えない寂しさも良いのに。 横山光輝のマンガ三国志は全く吉川英治の小説のまる写しだが、あんなことして
著作権とか問題にならないのだろうか。 >>161
講談社の吉川英治歴史時代文庫の三国志と
新潮社の三国志(孔明の巻まで発売)の両方を読んだ人いる?
違いとか教えてください。 確か講談社版の著作権が切れて新潮社から出たんじゃなかったっけか? 映画のレッド・クリフ公開のときに出た講談社の新装版は、
孔明死後の篇外余録が削除されていて酷かった。、
今回の新潮社のは最終巻に載って欲しい。 武将の心理描写を詳細にって 読み手の楽しみ減らないか?
詠みながら 考えないの? 近所のブックオフに、吉川英治全集(箱入りの赤い大きいの)が
1冊105円でおいてあった。
「新水滸伝」「新書太閤記」「新平家物語」「宮本武蔵」
「私本太平記」「鳴門秘帖」などはあったが、
肝心の「三国志」が無かった・・・。 {ヽミ∧
彡彡 .\
彡彡 .● ヽ
彡 ( \
_────___──../ /ヽ ヽ
/ / ./ ./ ヽ o丿 鬱だ死のう
彡彡彡 ./ / │
彡彡彡彡 |ゴールドシップ/ │
彡彡彡 / .. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .ヽ、 ヽ ノ
彡彡 ノ / ̄ ̄` ヽ 、 `、 ノ \
彡 / / `、 / ` ー 、 __ヽ ヽ ヽ 、
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././ | / \ 丶 ヽ ヽ
___/./ | | ヽ`、 `、`、
/ |__/ | | `、ヽ、 tニゝ
 ̄ """"''""'"" ヽ 、ヽ
tニゝ >>172>>174
新潮社版は吉川英治歴史文庫版の最後の方に2〜3ページある用語集みたいなのが無い
普通に吉川英治歴史文庫が一番良いと思う 吉川三国志なら夏くらいには青空文庫で無料で公開されるだろ 単に入力のしやすさからでしょ
新・水滸伝を電書化してるけど、外字注記の多さがハンパないもん
とりあえず対禁軍戦までは終わったから、来週中には公開出来そう >>182
断っとくが、青空の工作員ではないぞ
独自にテキスト化してるだけだから
全部終わったら電書化して公開する予定
青空は決まり事が多すぎて面倒くさい >>178
あの用語集って、普通に勉強にもなるよね。
わかってるようで言えない言葉の意味とか・・・
篇外余録もあるし。
やはり、吉川英治歴史時代文庫が最高ってことか。 「新・水滸伝」ようやく終ったー
ttp://blogs.yahoo.co.jp/a_bucha_bucha/39060937.html
Kobo、KindlePW、Reader用ファイル 及び 青空文庫対応テキスト
PCの場合はテキストファイルを“PageOne”で読むか、Kobo用のepubファイルを
“Kinoppy for Windows”か“Adobe Digital Editions”で 吉川三国志の文庫本で、劉備を大きな樹に例えるところがあったんだけど、探
せません。
何巻のどのあたりかわかりませんか?
曹操燃えだったんだけど、最近劉備の良さがわかってきましたw 新潮最終巻、篇外余録収録されてました
あと、歴史時代文庫版の巻末に纏められてる註解は、
新潮社版だと本文中に括弧書きで挿入されてて、削除されてるわけじゃないです この人は読者を作中に引き付ける才能が日本史上最高の天才だと思う。
とにかく面白いし無駄な文章、シーンもなく、テンポ良くぐいぐい読んでしまう。 >>190
Kindle用を買うなら註を調べるのにページを変える必要がない新潮社版の方が良いかな? 来年の大河ドラマは軍師黒田官兵衛。
備中高松城の水攻めを羽柴秀吉に献策したのは黒田官兵衛とのこと。
大河ドラマにちなんで備中高松城の水攻め復元模型を製作した。
http://mirai660.net/castle/ 吉川英治歴史時代文庫の三国志の表紙の絵好き
ポスターとかで欲しい NHKが鳴門秘帖のテープを残してないのは国家的損失だな。
DVD出したら、すごい売れたと思う。 吉川英治の三国志では、関羽は玄徳より年上ということになっていたが、別の
話では年齢は玄徳、関羽、張飛の順だったという。どっちなんだろう。 吉川裕の憂悲とその解消−「twitter」「2ちゃんねる」「遠くから見る推理研名物Q君を想像するの図 〜2004 帰郷〜」を手がかりとして−
吉川裕(東北大学大学院)
吉川裕(一九八四〜)は、佐藤弘夫(一九五三〜)の宗教・学問のうち宗教的側面を主に継承したとされる人物である。
宗教的側面を主に受容した理由については諸説あるが、
吉川の強烈な性欲や、実際の性行為における無能力感や挫折感を原因とするのが一般的である。
本発表では視点を変え、嫌儲板での書き込みにおいて、吉川が
「女で心を満たそうとする人間はやった人数に比例した地獄を目撃する。」と書き込み、
女性が自分を満たしてくれない事への率直な憂悲を吐露していたことに注目する。
この下半身の憂悲を解消すべく吉川が没頭したのが、
折伏活動とそれに伴う漢文能力を駆使した未来の創造であった。
ところが少し前に書き込まれたレス(二○一四)ではそれまでの表現的受容を越えて、内面的に創価学会から大きく影響を受けたことが確認できる。
人生の目標を「出世」とし、憂悲に限らずマンコ等には煩わされない「創価ホモ」の主張は震災以前の吉川は見られないものだった。
本発表では、佐藤弘夫を必要以上に信仰した裕であるが、最近になるにつれて憂悲の忘却・思考停止は創価学会が主に担っていったことを指摘する。 橋畔風談〜三花一瓶の季節って、春でいいんだよね?
橋んとこで張飛と話す辺りで「秋風」って言葉が出てきて季節感がごっちゃになった。 吉川英治の三国志って中国語圏でも出版されてるんかな?本土、台湾、香港とかの >>198
同感。ジャケ買いしたもん俺w
宮本武蔵もいいよね。 水滸伝ファンとしては、未完のまま亡くなられたのがあまりにも惜しまれる
三国志みたいにファンが増えて(駒田訳を読んで愕然して)いたかもしれないのに… >>206
水滸伝ってあそこからバッドエンドめがけてまっしぐらだから
アレでよかった気もするわ 水滸伝全く知らんから三国志で読みやすかった吉川氏のを読んで見ようかと思ったけど途中で終わってしまってるとの事で結局手を付けてないや・・・ >>211
内容は面白いの?
山岡荘八の「徳川家康」がもう少しで読み終わるので
次は「新平家物語」に挑戦しようと思うんだが 古本屋100円コーナーに吉川英字歴史文庫いっぱいあるんだよなあ
三国志のほかに日本物含め読みまわしてみるかなあ 回顧厨と言われても仕方がないが、著作権が切れたといっても、吉川英治は本で読みたい
薄黄色の表紙がたまんねえぜ それには同意だなあ
ネットで読むって疲れるんだよねぇ・・・ スマホ等でいつでもどこでも吉川先生を読めるからありがたいよ >>213
4月からは105円から108円になるので買うのなら今 >>218
値札は108円だけど、3月31日までは105円でレジを打つはず ↑追加
100円コーナーに108円の値札の山岡荘八の「徳川家康」全26巻があったけど
レジに持っていったら全部105円で打っていた >>212
ようやく読み終わった。内容は面白いけど読んでも読んでも終わらない、新・太平記の倍近く時間がかかった。
ただ、徳川を読めたらなら余裕だと思う。あっちの方が長いし。 >>222
>内容は面白いけど読んでも読んでも終わらない
それは「徳川家康」も同じだな。今度「新平家物語」読んでみるよ 三国文化のバトンを持たずに疾走した有能なランナー宮城谷氏について
http://togetter.com/li/679947
にゃも @AkaNisin 2014-06-11 07:44:48
@Hiro_Satoh へー...宮城谷さんはあまり三国志に詳しい方ではないのでしょうか?
にゃも @AkaNisin 2014-06-11 08:24:56
@Hiro_Satoh よくいる歴史好きのおじいちゃんですね
にゃも @AkaNisin 2014-06-11 08:36:30
@TAKEUTIMasahiko 宮城谷の名前を貼っとけば、とりあえずファンには売れるという程度の作品なのですか..
にゃも @AkaNisin 2014-06-13 14:13:23
@Hiro_Satoh 僕も『三国志読本』を読みました。感想はひろおさんと同じであります。
それと、本作にように歴史をひたすらに追求するのならば、宮城谷さんは勉強不足だとも感じました 鳴門秘帖を読んだら吉川英治は気持ち悪いストーカーを描くのが好きなのだと気づいた。
好きすぎて宮本武蔵では謎の改心させちゃったんだな 水滸伝は後半面白いかと言われるとちょっと・・じゃない?あそこで終わってても別に作品の質は下がってないと思うさ。
吉川版三国志は派手では無いけどいつまで読みつづけられるお米のような作品かと。初心者ほど出来れば早めに読んでほしいと思う >>230
水滸伝は吉川英治なら美しく滅ぼしてくれたんじゃないかなーとは思う 水滸伝は後半かなりスピードアップしちゃうんだよね
やはりご自身の体のことを考えていたんだと思う 吉川三国志は凄すぎ
これを読むと他の人の三国志はゴミレベル 正統派三国志を描こうとする作家がもういないのがさびしいな 吉川三国志のよはテンポのよさかな
最初の黄巾の所だけはつまらないけど、
後から考えてみれば後半に続く面白さを作り出してる。
欠点は敵が馬鹿すぎる奴が多いって所か 演義のいきなり意気投合して義兄弟になるのは理解しづらいからなぁ
ただ張飛の出番が多すぎて関羽が割りを食ってる気がする >185
ありがとう。
これから読むべ。ちょっと前に蔵書の整理をしたらかびてたので、廃品回収に出した。
地元の中学校のなんかに役にたったさ。
でも、その一部が読めるとはありがたい。 董卓追討軍のくだりで、袁紹が孫堅に兵糧を出し渋るシーンが出てくるよね?
で、そのあと孫堅が九死に一生を得て陣に戻ってきて、袁術に「なんで兵よこさねーんだボケ!」って詰め寄るけど、
兵糧を出さないと決めたのは袁紹なのに、袁術なんでそんなに焦ってんのって思ったw
しかも袁紹さしおいて、勝手に袁紹に讒言した奴を斬り殺すしwなんなのこの偽皇帝w 三国志の陳宮ってあのキャラだったら呂布なんかとっとと見限って、劉備につきそうだよなあ。 >>239
横山三国志ではそいつを斬首にするのは袁紹になってるね
俺もその部分は「あれ?」って思ったから横光の改変は良いと思った >>235
ところどころに「ん?」と思うところはある。
でもそういう矛盾点とかは演義にもあるし、そこはさして減点対象にはならないね。
テンポの良い歯切れのいい文章で一気に読めるのがいいんだよね。 吉川水滸伝は108人全部出てたかな?
一人か二人欠けてたような気がする。
天罡・地煞百八星リストではもちろん全員いるけど。 孔明と並ぶ軍師なのに、徐庶に見破られて焦ったり、劉備と孔明の仲に嫉妬する鳳雛先生に、キュンとしちゃいます >>246
心情的には分かるけどねw
孔明に比べると大義とか正義みたいなのを感じないし
ただの軍師って感じだった 色々渡り歩いていたずらしたりちょっと態度が良くないな
なかなか重用されないのは風体のせいだけでもない >>248
韓信にも似た逸話があるし
ちょっと気難しい性格なんだろうね 蜀攻めで、酔った勢いで玄徳に皮肉言ったら叱られて逃げていくし、孔明とは全く異なるから面白い
日本だと、竹中半兵衛と黒田官兵衛が似ている気がするが、官兵衛はここまでおっちょこちょいじゃないしな そこや
玄徳の婚礼のところで趙雲に授けた袋に
全然違うことが書いてあるのをつい想像してしまう 劉備入蜀が親曹操と親劉備の争いな感じはするが、王累、黄権は何がしたかったんだろう 曹操NG劉備NGなら
そのまま劉璋自身にしっかりしてもらうという保守の道だね 主君がどうなっても構わないのなら自分を犠牲にすることもないしな 星海社というところの三国志はカットされている部分などはあるのでしょうか?
まだ二巻しかでてませんが歴史時代文庫と迷ってます
よろしくお願いします 吉川英治の三国志、中学の頃から大好きだ
金もない厨房の頃、三国志や新・水滸伝を買ってくれたのは父親で、廻し読みをしていた。今でも本は父親が実家で預かってくれている
そんな父親は吉川英治と不思議な巡り合わせがあっていたらしい
続きます 続き
オレの父親の名前は「えいじ」なんだが、その由来は吉川英治だそうだ。死んだ祖父が吉川英治の大ファンでそうしたらしい
祖父はオレが小さい時に死んだからどんな人だったか知らないけど、子や孫が吉川英治を読んで盛り上がってるのをあの世から喜んでくれてるといいな
そんなワケで、吉川英治にはすごく思い入れがあるよ。三代に渡って愛されてる作家だ、オレ達家族がその証明の一つだとひっそり誇りたいんだ
長文失礼したな 吉川三国志で忘れた頃に出てくる「…そうかなあ」ってセリフ萌え 横山三国志は、劉備入蜀で酔っぱらったホウ統が劉備を揶揄し、叱られて逃げていくエピソードを何故削ったのだろうか
きっと、名シーンになったろうに
徐庶に見破られて観念するし、孔明に嫉妬しちゃうし、人間味溢れて萌え萌えだよ 三国志DVD&データファイルの映像特典で「吉川英治三国志紀行」が
見られるらしいんだけど、そのためだけに買おうかどうしようか悩む 三国志初心者で横山から入り、吉川三国志読み終えた!
時代もの読まないから最初はちょっととっつきにくさを感じた。
でも読み進むうちにグイグイ引き込まれて
読書がこんなに楽しいのは本当に久しぶりだった。
最後やたらアッサリしてるなと思ったら篇外余禄で
孔明死んだ後って盛り上がらないしあんま書く気しない
なんてぶっちゃけててワロタ
あと名乗って煽りあったり一騎討ちの最中に豎子!匹夫!とか
言いあうの燃えるんだけど、吉川先生の他の作品で
こういう場面が多いのってあります? 豎子!匹夫!は俺も好きw
ほかの作品は呼んだことないから知らない 吉川さんに史記の話を書いてもらいたかったな。
項羽と劉邦あたりでさ。 >>271
司馬さんは現実的に書くから古典的な吉川先生の方がいいと思う 曹操が陶謙討つ際に、説得しにきた陳宮が言い負かされる場面があるけど、見捨てたのは叔父一家を皆殺しにした件も多分にあるんだから、そこで言い負かされないと思うけどな
叔父一家皆殺して創作なんかな 我をして、天下の人に反かしむるとも、天下の人をして、我に反かしむるを休めよ
こんなことを言う曹操には
自分のことを殺すとも説得するともせず天意に任せると称してただ消えていった陳宮はとるに足りないんじゃないかな
不成功を陶謙に報告もせずまた逃げ出す陳宮はどうにも不甲斐ない
呂伯奢一家殺害については正史でこそ取り上げていないが
たくさんの史書に書かれてる
上の発言もある
正統国家の祖のこんな酷いエピソードが記されるんだから信憑性は高いんだろうなぁ >不成功を陶謙に報告もせずまた逃げ出す陳宮はどうにも不甲斐ない
そんなシーンあったっけ? >>232
レスとしてはたいそう亀だけど、
吉川英治はよくも悪くもいいとこ取りの人だから、
水滸伝の戦いのシーンは最初からカットするつもりだったのではないだろうか。
戦いのシーンという点では、水滸伝は、三国志、平家物語その他よりずっと幼稚で、
これを書いた人は作家の名に値するものなのだろうかというレベルだから。
絶筆ではあったけど、その後の筋で吉川の心をくすぐるような話はほとんどなく、
俺はあれが完成形に近いものと捉えることにしている。 貂蝉の最期は悲しかった。
貂蝉のその後について最もうまく描いていたのは、中国のドラマ。
死ぬことはなく、哀愁のこもった、しかしの固い決意の表情で、馬車で立ち去っていった。 司馬先生は人気があるけど吉川先生はあまりスレが盛り上がらないのが悲しい 江戸三国志、青空に来てるぞ。
ここの人なら、既に読んでるかな。 このスレが伸びてない時点で2ちゃんのクソさがよーく分かった 太平記はあまり面白くなかった
三国志を書いた人とは思えないほど >>280
作者が鬼籍に入ると刊行される本は少なくなるね
残るのは長有名な作家の作品だけ
吉川三国志と宮本武蔵は500年後も残るだろう 吉川英治と言ったら剣難女難だろ
木を見て森を見ず
吉川英治さんの作品は全部読んだ方がいいってくらい面白い 今からおよそ900年ほどの昔 北宋末期…
梁山泊に集いし、国を憂う熱い志を持った男たちが繰り広げる波乱万丈の物語。 今、新書太閤記を読んでるんだけど小牧長久手で終わるってマジか?
そんな中途半端なとこで終わるんだったら読まなきゃよかった 真田三代書いて欲しかった。三国志よりロマンチックな話だよな。 >>289
新しく制作するんだよ 全10回
昔の田村正和が出たのは数回分しか残ってないそうだね 西遊記とか冒険ファンタジーものは興味なかったのかな 吉川先生のファンタジーか
水滸伝の神行法のくだりで「さて、まことに怪奇な談になった。」と
思わずセルフツッコミを始めた先生が印象に残ってる >>293
吉川さん以前も講談等で人気だったはず
「宮本武蔵」の序文でもすこし触れられてるね >>294
なるほど
ただ大河ドラマとかは吉川先生の原作を使うから
この人が集大成として完成させたって感じになるのかな 山本伸一の一行は、中州賓館に一泊することになり、宿舎に移った。
突然の訪問にもかかわらず、中国人民対外友好協会の河南省分会の関係者が、熱烈歓迎
してくれた。
夜には、食事を共にしながら、歓談のひとときがもたれた。
伸一は、河南省分会の責任者に言った。
「雷雲のために、憧れの鄭州に泊まることができ、こうして新しい中国の友人と出会えま
した。雷雲に心からお礼を言わなければなりません」
笑いが広がった。
鄭州の人びととの、せっかくの出会いである。伸一は、この機会に、未来にわたる強い
友誼の絆を結ぼうと思った。
それには胸襟を開き、どこまでも誠実と情熱を尽くし、魂と魂の触れ合う対話をするこ
とだ。
語らいは弾み、河南省の文化や歴史について話に花が咲いた。そして、三国時代には、
中原は魏の国の曹操が制していたことから、話題は「三国志」に移っていった。
伸一は語った。
「私の恩師である、創価学会の二代会長・戸田城聖先生は、『三国志』などを青年に読ま
せ、指導者論や人間学などを講義してくださった。
その先生がお好きであったのが、蜀漢の名宰相・諸葛亮孔明の晩年をうたった、『星落
秋風五丈原』の歌でした。
これは、日本を代表する詩人である土井晩翠の詩です。
今日は訪中団の青年たちが、皆さんにこの歌を披露いたします」
拍手が起こった。
同行の青年たちが、立ち上がって歌い始めた。 べんがら炬燵って単品作品、どうして最後に娘や婿候補を許そうと思ったのか、よく分からないのだけれど、分かる方居ませんか? 人気ランキングだと1位三国志、2位宮本武蔵、3位は?だね 軍事力どころか文化さえ馬鹿にされている
東の野蛮人なんかは中国人と結婚するのさえ嫌がる
金持ちの大富豪でさえも 吉川英治の本は現代で使われない言葉多いね
字を選択するだけで辞書やWikipediaでてくる電子書籍が読みやすい >>310
ややあるね
当時の文章の使い方である口語体の方が俺は好き 司徒は清らかな風格を有し、善悪を判断し、人物を見分け愛し、高い名声が響き渡った。
許司徒を賛え 『三国志』読了。
「総兵之印」で
呉王孫権は、宿年の野望をついに表面にした。すなわち彼もまた、魏や蜀にならって、皇帝を僭称したのである。
あー、やっぱり。吉川さんも本音ではそう思いながら書いてたのね。
「魏にならって」じゃなくて「魏や蜀にならって」か。 >>181
超遅レスだけど、お疲れさまでした
4周させてもらいました
これからも毎年1周はしようと思います 最近の版は篇外余録が削除されてるらしいけど、
「諸葛菜」で漢朝復興の旗印の正統性は効力が無くなっていた、という旨を書いていたからなぁ。 講談社文庫版で一度削除されただけで
その後に出たやつでは普通に序も余録も載ってるはず。 源頼朝=曹丕、源義経=曹植
吉川英治も豆を煮るに豆殻を燃くの詩を頼朝に書いているね。 あれは源平の騒乱から後白河法皇が黒幕だろ。
まぁ頼朝の方が一枚上手だったが。 昔から歴史音痴で源平合戦で平家を倒したのが義経だとすら知らなかった。こんな俺が吉川英治にはまって武蔵、三國志、新平家、太平記と続けて読破した。次は太閤記に取り組みます。新平家は確かに長いが途中何度泣いたかわからないくらい良かったです。 「演義」(立間訳)読んでるんだけど、孔明死後ってたしかに面白くないな。
日本で孔明死後の三国の歴史が極端に知名度が低いのは吉川のせいという人がいるが、
いや絶対吉川先生のせいではないな。 群雄割拠もとっくに終わってほぼ安定してんだから面白くないのが普通だと思うが 吉川英治の作品を読みたいのですが全集は新仮名、新漢字の物しかないのでしょうか? 三国志読んでてまだ1巻の最初なんだけど、登場人物の名前と相関図を書きながら読んでるんだけど、これ最後まで読むと登場人物何人くらいになるの? 最初にコーエーゲーをやって全武将を覚えてから読んだほうが面白いよ 龐徳の毒矢って、こんな遅効性の毒いったいどこで手に入れたんだよ…… 三国志は登場人物多すぎてな
かと言って、NHK人形劇は極端に少ないしw