真・決定版

1 鄢・郢の戦い
秦漢帝国代表。秦の白起が楚の首都を陥落させて広大な土地を奪取し、秦の一強が確定。中国統一もほぼ確定となり。「中華皇帝の誕生」へと繋がる。この戦いが無ければ今の中国はヨーロッパのように大国分裂のままかもしれない。

2 洛陽の戦い
魏晋代表。永嘉の乱において、洛陽が陥落し、西晋の滅亡が決定づけられた戦い。ここ戦いにより以降中国史は「漢民族の中国」ではなくなり中国の400年にわたる大分裂を決定づけた。この戦いが無ければ現代中国の「漢民族だけでなく55の少数民族も含めた共和国」という姿は無かった。

3 淝水の戦い
南北朝代表。完全勝利目前から劇的なサヨナラ負け。洛陽の戦いの分裂の後、収束しかけた中国が、隋が統一するまで200年以上に渡って分断された。
この戦いが無ければ、またはここで苻堅が勝っていれば、後の歴史や思想に大きな変化があっただろう。

4 健康の戦い
隋唐代表。隋が陳を滅ぼした戦い。隋による中国統一が決定した。この戦いが無ければ、中国は今も南北二つの国だったかもしれない。

5 靖康の変
宋元代表。金が北宋を滅ぼす。この戦い以後は、明の朱元璋による統一まで、漢民族の中国では無くなった。この戦いが無ければ、現代中国の国土はもっと小さかったと思われる。
6.アヘン戦争
明清代表。敗戦が中国の列強分割植民地化を決定づけた。また、近代化の契機ともなる。この戦いが無ければ、中国は北朝鮮やブータンやネパールのように、近代化に遅れた国だったかもしれない。

7 准海戦役
民国共産党政権代表。中国共産党の中国統一を決定づけた。
この戦いが無ければ、現代中国を支配しているのは資本主義国民党政権かもしれない。その場合アメリカは全力で中国を支援し日本を放置するため、日本の復興が遅れるかもしれない。また朝鮮戦争もなかっただろう。
※史記など1つの時代・史書に偏るのは辞めましょう。
修正する場合は「〜の理由により、〜outその変わりに重要な〜in」という風にすると良いと思います。