【台湾武侠】 古龍 【美女と酒】
金庸、梁羽生と並ぶ武侠小説の三大家の一人にして、台湾の武侠小説界の雄。私生活でも武侠小説の世界を地で行くよ
うな無頼な生き様を示していたが、1984年に48歳の若さで他界。古龍の作品は、歴史色の強い金庸や梁羽生の作品とは大
きく異なり、明確な時代設定はなされず、登場人物もほぼ全員が架空の人物である。だが、架空ゆえに、癖のある独特かつ
魅力的な人物が多数登場し、縦横無尽に活躍する様が大人気を呼び起こし、三大家の一人に数えられるまでに至った。
武侠関連スレ
★武侠小説総合★
http://hobby8.2ch.net/test/read.cgi/chinahero/1161652664/
【読者】金庸作品【12億人】
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【天山系列】 梁羽生 【悲恋武侠】
http://hobby8.2ch.net/test/read.cgi/chinahero/1162388251/ これで、武侠小説界の三大家のスレが揃った。
未だにこの三大家を超える作家が出て来ないことが寂しいが。 学研が翻訳を出してくれた歓楽英雄、古本屋で探し回ったんだけど、
上巻と下巻しか手に入らず、いまだ中巻が読めていない。 楚留香
陸小鳳
李尋歓
このあたりが一番人気なのかな? 聖白虎伝の邦題でエニックスから出されている白玉老虎は、
イラストもあれだけど、文章もお子様仕様に翻訳されている。 >>8
それ…前から気になってるんだけど、未だに見たことないんだよなぁ…
ネタとして知っておきたいのに…(´・ω・)ダレカミセテ… >>9
図書館行け
置いてなくてもリクエストしたら都道府県内の図書館で
探してくれるはず >>9
自分はブックオフを何軒か回って、かなりの武侠小説を揃えることができた。 歓楽英雄と聖白虎伝だけが見つからないなぁ
オクではいつも高値がついてるし・・・
辺城浪士のくさいセリフがたまりません 元々の売れ数が少なかったからね。
古本市場での流通数も少ない。 この人の作品って、それぞれ繋がりがあるようね。
辺城浪子と李尋歓らはつながっているし、
聖白虎伝の中では、陸小鳳の話が出てくる。 陸小鳳の世界だと楚留香は過去の人なんだよな
ちょっと寂しい 楚留香 → 多情剣客無情剣 → 辺城浪子 → 白玉老虎(聖白虎伝)
陸小鳳シリーズは、白玉老虎より前で、多分多情剣客無情剣とか辺城浪子に近い時期。
歓楽英雄は不明。
でも、古龍自身、あまり細かいことは考えずに書いていそうw 楚留香 → アルセーヌ・ルパン
陸小鳳 → ルパン三世 陸小鳳シリーズと、聖白虎伝の間には1世代分ぐらいしか差がないようだね。
同時代の人物が何人か重なる感じだし。 そういえば「決戦 紫禁城」という映画では、陸小鳳の名前が“009”になってたな… どうも日本の武士が出てくる話もあるみたいだね、古龍作品は。 辺城浪子の葉開と傳紅雪は、それぞれ独立した小説を持っているから、
それも翻訳して欲しいね。 天涯名月刀は「マジックソード」というタイトルでDVDが出てた。
マジックブレードだね。
傳紅雪はもっと若者をイメージしていたから、
かなり老けたおっさんが出てきて、えっ?・・・
って感じだった。
車を引いている変な刺客?婆さんが面白かった。 作品の中に登場させた女の数だけ、私生活でも愛人がいたって、
かなり遊びまくっていたんだろうな。 「英雄剣」ってタイトルの武侠映画があったけど、あれも古龍原作だっけ? >>30
小学館から文庫本が出てる「辺城浪士」が原作。
あの映画は小説後半の部分をかなりカットしてます。 絶代雙驕も翻訳が出るらしいな。
武侠ドラマ「プライド」の原作。 古龍は、著作権の管理がいい加減過ぎて、
同じシリーズでも、版権の持ち主がばらばらだから、
1社でシリーズ作品を刊行するのは大変らしいね。 >>33
同じシリーズでも一元化されてないのですか、そりゃ大変だな・・
あの人が亡くなってから全集とか出なかったのかな?
私生活が無茶苦茶(刺されたこともあるとか)な人だったらしい。
代作をしたりさせたり、名義を貸したり、原稿料を前借りしたり、
著作権を借金のカタにしたりとか・・・ ジミー・ウォングが私生活で武侠やってた俳優なら、古龍は私生活で武侠やってた作家か… >>32
ドラマの方は、古龍という雰囲気じゃなかったね。
かなり改編してあるんだろうけど。 後半の方の作品は、弟子とかに代作させたものが結構あるらしいね。
「竹葉青」という酒がよく出てくるけど、
実際に存在する種類の酒なんだね。 ブックオフにてコウモリ電気セットで300円Getだぜ! >>32
「絶代〜」は、台湾だとゲームになっている(しかもシリーズ化)んだけど、
日本でも出ないかな?と思っている。
しかし、日本進出した台湾メーカーって、どこも大自爆しては撤退しているんだよな。 >>46
最大手ソフトスターは、もう撤退終了。
古龍ゲー作ってたユーザージョイも何処まで
ファルコムとの縁が続く事やら・・・ 楚留香っていうか歴史ドラマのような雰囲気だね、その予告編だと。
砂漠編の方の話は読んだことないから、どういうものか分からないけど。
今更「陸小鳳シリーズ」読み始めたんだけど、これの日本で観れる映像作品って『決戦 紫禁城』だけ? 「プライド」という邦題で出ている「小魚児与花無缺」というドラマも、
古龍が原作だよ。
但し、ドラマで金庸の武術が出てきたり、お笑い要素が強いし、
原作を大幅に改編しているであろうことが察せられる。
「楚留香伝奇」のドラマも、ほぼ間違いなく日本へ入って来るはず。 ガンダムとかやるくらいなら、古龍無双でも出してくれんかな…金庸無双でもいいや >>52
コーエーにやらせると、金庸キャラや古龍キャラが変なアレンジされたキモキャラになりそうで厭だな…('A`) >>53
コーエーでなくても女はミニスカートでおっぱい半分出した衣装にされるのは確か。 >>54
PSゲーム版「射G英雄伝」のミニスカ黄蓉思い出した…('A`)
…古龍キャラがゲーム用にアレンジされたら上官雪児とかのロリキャラはエライ事になりそうだ… チャイナドレスをアレンジした衣装の女性キャラクターがたくさん出てくるのは確実かと。
古龍の女性キャラクターなんか、原作の時点で十分にエロいしw >>51
武侠小説の映画化作品って原作を物凄く改変してるケースがやたらと
多いですね。何でだろ?
>>57
結構古い原作が多い上、過去に何度も映像化されてる場合もあるから、そのままだと「あぁ、またか…」ってなるんじゃね? それに、武侠世界では現実にありえないような描写が多く、
映像化が難しい部分は適当にごまかさなければならない。 蝙蝠伝奇の後半なんて、原作に忠実に映像化したら
文字通り見られたもんじゃないw >>45
何だか歴史ドラマっぽい雰囲気だなw
それと肝心の楚留香も何だかなあ。
もっと洒脱な感じが欲しいところ。 古龍の物語の魅力は、あの独特な文章にもありそうだし、
それを映像として表現するのは難しいのかもね。 古龍は半分ヤクザみたいなことをしていた人。
私生活でも武侠をやっていた。
金庸は教養のある知識人、伝統的な士大夫的な人。
気骨はあるが、剣ではなく筆で闘う。 映画の脚本を書いてた人だってね。
生前、ジャッキーに
「お前のために脚本は書けねぇ!」
と言ったとか。 金庸も映画の評論か何かをしていた。
みんな多才だね。
>>67
金庸は元々新聞記者でその後自分で新聞作って社説と武侠小説を
自分の新聞の呼び物にしてた人。
当時、多くの新聞社ができては潰れていた中で、
金庸が創業した明報は今や香港を代表する大新聞 なんか、彼の半生って梶原一騎に似ているというのは禁句ですか? 梶原一騎の娘カワイソス
古龍作品に時々出てくる女みたいな最期だ 梶原一騎の娘、知らなかったんでぐぐった
これ読んでショック
ひどすぎ・・・・・・
【強姦】梶原一騎の娘誘拐殺人事件【拷問 】
ttp://bubble6.2ch.net/test/read.cgi/archives/1166608004/ 台湾って意外に治安悪いみたいだからなあ。
黒社会の勢力強いようだし。
武林江湖も、黒社会に通じるものがあるな。
基本は暴力だし。 >>75
たしか「江湖」って言葉、現在では黒社会って意味じゃなかった? 昔の江湖:
法の及ばない民間全般
今の江湖:
黒社会限定 武侠小説の世界って、やっぱり何よりも価値を持つのが、“力”だよね。 何だか頼りない出版社だし、
気長に待つしかないね。 多情剣客無情剣を読んだ時、「こんな面白い小説がまだあったのか!」
と驚いた。 「多情〜」の文庫化マダー?(・∀・ )っ/凵 ⌒☆チン 多情剣客無情剣を翻訳出版したのって、角川書店だよね。
蒼き狼、コケたよね(ノ´д`ノ。・ゎーぃ・。\´д`\) >>83
安心しろ、蒼き狼は角川春樹事務所の方だから 『多情剣客〜』で感心したのは、
「1本で済むところを、全身13箇所に短剣が打ち込まれている……。
こんな狂った殺し方をする奴は……。若!」
「ああ、千手羅刹に違いない」
と先を急ぐと、その千手羅刹も殺されていて……、
もう完全に古龍のトリコになりました。その前に『蝙蝠伝奇』を
読んでいたけど、さらに面白かった。 そのへんで、夢中になってしまう人と、やりすぎでついていけない人とで、
好みが両極端に分かれてしまうんだよね。 なんか、書きながら考えて、考えつつ先を書くので、もはや
読者はおろか、古龍にも先が解らない状態なんじゃないかと。 古龍の武侠小説は勢いで一気に書いたって感じがするね。
金庸の武侠小説も新聞に連載されたものだから、
必ずしも計画的なものとは言えないんだろうけど、
それでも先のことを考えて書いている感じ。 あの文体はマネできないよな
稚拙になっちまう。
蛇足だけどプライドすげー面白いぞ。 古龍原作『大旗英雄伝』8月よりチャンネルNECOで放映。
ttp://neco.boxerblog.com/bukyou/2007/06/23_38b0.html ドラマの上陸に合わせて、大旗英雄伝の小説の翻訳を出して欲しいな。 最近出ている陸小鳳シリーズの翻訳本だけど、
以前に小学館文庫から出ていた、陸小鳳伝奇や楚留香伝奇、辺城浪子に比べて、
訳し方の雰囲気が違う気がする。 それはあるかもね。
中国語の漢字は、日本語でもそのまま微妙に使えそうなものが多いから、
訳す時に悩むと思う。
英語とかだと、すぱっと訳すだろうけど。 武侠用語の英訳見ていると、
漢字の国に生まれてよかったと思った。 そのわりに韓国って武侠小説がかなり定着して人気あるらしいね。
最近の韓国の映画やドラマでも、武侠ものかなり作っているし。 韓国の両班(ヤンバン)の内訳は武班と文班だけど、歴史的に前者は
冷遇されていたのだがね それはあまり関係ないでしょ。
チャンバラものようなものが娯楽として受けるのはどの民族も同じ。