朱子が「近思録」の「道体篇」で何をいっているのかというと、
万物はすべて形而下の「気」という根源粒子によってできていて、
万物はすべて形而上の「理」という原理によって動くということである。
太極両儀四象八卦という中国思想は、儒教だととらえて問題ないとぼくは考える。
体内の気を制御して循環させることを内気ないきといい、
体外の気を制御して循環させることを外気がいきという。
このように世界を気でとらえ、気を制御することが功夫カンフーである。
功夫とは、修行一般を意味する中国語であるが、
ドラゴンボールなどの中華ファンタジーに出てくる功夫の原理は、朱子学であり、儒教である。