適度なアルコール摂取
 適度なアルコール摂取量は、男性は1日2ドリンク(純アルコール換算で20g)まで、女性は1日1ドリンク(同10g)まで。
 アルコール量20gは、ビール(ロング缶)1本(500mL)、チューハイ(レギュラー缶)1本(350mL)、日本酒1合(180mL)、焼酎1杯(100mL)、ワイン2杯(120mL)、ウイスキー2杯(60mL)に相当する。
 アルコールの適量には個人差があるので、どの程度のお酒の量で自分がどんな状態になるかを知っておくことも大切。
▼ 睡眠をしっかりとる
 睡眠時間は1日に7~9時間が理想的。
 不眠・睡眠不足が続くと、日中の活動に支障をきたすだけでなく、うつ病や動脈硬化、糖尿病などのリスクも高まる。
 寝つきの悪さは生活スタイルを見直すことで改善できる。不眠に悩む人は専門家に相談を。
▼ 社会的交流を活発にする
 さまざまな人と頻繁に社会的に接触し、身体活動や知的な活動を増やす。
 社会活動への参加は、認知機能とメンタルヘルスの改善と関連がある。社会的なつながりを深めることで、認知機能の低下のリスクを防げる可能性がある。
▼ タバコを吸わない
 タバコは、動脈硬化や腎臓病、がんなど、さまざまな病気のリスクを高める。もちろん糖尿病にも良くない。
 禁煙すればリスクは減る。タバコを吸う習慣のある人は、いまさらやめても遅いと諦めず、禁煙外来を利用するなどして、禁煙に取り組むことが大切。