定期的に話題になるテーマに、「おじさん構文」「おばさん構文」というものがある。どのようなSNSメッセージがおじさん、おばさんっぽく見えるのか。背景と理由、対処法について解説したい。

“おじさん”を感じる顔文字TO10
 10〜24歳男女を対象としたバイドゥの2022年8月「Simejiランキング」の「Z世代が選ぶ!!『“おじさん”を感じる顔文字TOP10』」によると、以下の結果となった。

第1位:(^_^;) 【あせる】
第2位:(^_-)-☆ 【すき】
第3位:\(^o^)/ 【わあ】
第4位:m(_ _)m 【よろ】
第5位:Σ( ̄□ ̄|||) 【しまった】
第6位:(^^ゞ 【りょうかい】
第7位:(^з^)-☆ 【ちゅ】
第8位:(^▽^;)【あせ】
第9位:(*^_^*) 【わらう】
第10位:(´・ω・`)【こまる】
 Z世代からは、「パパが使っている」「おじさんぽい」「見たことない」などの意見が集まった。一方で、オトナ世代からは、「やばい、いつも使ってる」「え、ダメなの?」「実際におじさんだから仕方ない」などのコメントが寄せられている。

 続いて、同Simejiランキングの「気になるおじさん構文の特徴TOP10」を見ていこう。それによると、以下が「おじさん構文」の特徴となる。

第1位:絵文字・顔文字・記号を多用
第2位:文章中にカタカナを多用
第3位:1度に送る文章が長い
第4位:親しくないのにメッセージになるといきなりタメ口
第5位:名前は「ちゃん」「チャン」付け表記
第6位:句読点「、」が異様に多い
第7位:イマドキの若者言葉やヤンチャ系の言葉を使う
第8位:返信がこなくてもメッセージを連投
第9位:聞かれてないけど自分の近況報告
第10位:多すぎる改行
 Z世代からは、「がんばって若ぶってる」「本人は優しく接しているつもり」「慣れてなさそう」などの意見が集まった。おじさんおばさんたちからは、「いつもやっちゃってる」「周りでもやってる人が多い」「気をつけようと思った」などのコメントがあった。