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続きを書くぜ

2人の泊まるホテルは通りを挟んで
向かい側の至近距離にあってな

俺:やっぱり2次会行っとけばよかったかな。もう終わっちゃいましたよね。

リーダー:何なら私が今から◯◯くんの2次会に付き合ってあげてもいいよ。

リーダーは同窓会の前に
ホテルにチェックインを済ませていて
2人とも身軽な状況だったので
迷いもなく夜の街へと
吸い込まれていったぜ

結果的には流れてしまった
成田1泊の計画を
機内ですんなりと受け入れて
くれたってこともあり

名古屋で飲みに行くことになった
その日のうちに
リーダーと親密な関係
になれるんじゃないかと
高を括っていたんだがよ
そう簡単にはいかなかったぜ

一緒に飲み始めて
5分と経たないうちにな
まるで俺がリーダーの後輩か部下
であるかのように説教を始めてな
思いのほか面倒くせー女だなって
いう気がしてきたが後の祭りでよ
夜明け近くまで
説教をされ続けたぜ

リーダーの別の面を知ってしまい
これでもう二度と会うことも
ないんじゃないかとも思ったんだがよ

東京に戻る新幹線でも
行動を共にしてな
2人の予定が合う
年明け早々の数日間で
一緒に香港に行ってみようかって話が
持ち上がったんだぜ

香港旅行に行く前まではな
リーダーとは数回都心のカフェで
話をした程度でそれ以上のコトはなく
それ以上のコトは
年明けの香港旅行へ持ち越しとなったぜ