え?誰って…え?
訳がわかりませんでした。
私「ロミ夫…?」
彼「……あ、こいつの名前?」
私「え?」
意味がわからなすぎて笑いました。
彼「…なんなんだよ!!」
今度はいきなり自分の体を叩きながら怒鳴り始めました。
怒鳴ったり唸ったり。
私は怖くて固まっていましたね。
目の前で何が起きているのか把握できませんでした。
息を整えながら黙る彼。
私「ろ、ロミ夫…?」
顔を上げてこちらを見る彼は涙目でした。そして私にしがみつきながら泣き始め、「怖かった、なんか来た」そう言いました。
なんかってなに?意味わかんない。
本当に意味がわかりませんでした。
ただ、どこか不気味で怖かった。