随分以前、まだ「八甲田」が東北本線を走ってた頃に、二戸駅で出会ったのが「とんかつ弁当」の初期形だったのかな。
飯の中に分厚い「とんかつ」がギュッとめりこんでいて、グルグルとソースがかかっている。
実に純朴なスタイルで、逆に衝撃的だった。列車の窓からは店の看板が駅舎に見え隠れしてたが、どんな図柄だったかは、思い出せない。
延々、津軽の袰月までの、センチメンタル旅の途中の出会いだった。