草食動物の有蹄類でも、目の前にあればヒトの死体を食べることがわかったのだ。この研究結果は、5月2日付で科学誌「Journal of Forensic Sciences」誌に発表された。
特に植物が少なくなる冬などに、リン、塩、カルシウムなどのミネラルが不足すると、シカは骨を欲するのではないかと考えられる。

法医学者らは、死体の腐敗が進んでしまった事例での応用に期待を寄せている。シカの歯型の特徴がわかれば、
新たな事件の解決に役立つかもしれない。何より、人骨に歯型をつけるのはこれまで肉食動物だけと考えられていたため、
考古学や人類学における人骨についた歯型の研究について、新たな手がかりを与えてくれると期待されている。

後頭骨は目立った損傷はなかったと報じられていたとおもうが頭蓋骨の他の骨はたべて後頭骨だけ残った?ふーん