例えば、こういう推理はどうだろうか・・校長は肝試し下見のG人数を把握していなかった。
まず、校長が肝試しコースの中間地点であると言われているB地点に行き下見の生徒を待った。
下見の生徒は3人で来た。
3人だと思ってた校長は、3人が通過して2分後にまなみちゃん通過で、まなみちゃんが橋を渡ったのがほぼ1分、
その後1分後に校長は橋を渡り始めたと言っているのだから、
3人通過後、校長は4分後に、橋を渡り、180メートル先までは2分の計6分後に、戻ってきた二人と再び出会い、
「校長先生!まなみちゃんは?」と言われたことになる。
まなみちゃんを待つことを忘れていた校長は、あっ!と思う。しまった!ド忘れ!
だから
校長は自分の前を、通過した!通過した!と言ってるが、実は、まなみちゃんは校長の前を通過などせず、
まったく別の脇道に、早い段階で入ってしまった・・のではないか?
校長がウソを言ってるかどうかなど、誰も立証出来ない。校長が真実を言ってるという証明も不可能。
まなみちゃんが忽然と、いなくなったことだけが真実。

しかしな、子供が85人も行ってて、誰一人、何も目撃していないのだろうか・・
それに変質者が誰かを誘拐しようとリュック背負って待ち伏せしてたとしても、その待ち伏せ場所に子供が来る確率は低い。

だから、偶然の変質者、第3者、誘拐犯に、まなみちゃんが連れ去られる確率はゼロに近いと思うんだよな・・
しかも、まなみちゃんが山道に迷い込んだ場合、大掛かりな捜索で見つからないのはおかしい・・

警察犬がまなみちゃんの匂いを感じた最後の場所はどこだったのだろう・・・