概要

◼日時
2009年7月24日(金)午前7時半頃

◼場所
郡上市高鷲(たかす)町のひるがの高原キャンプ場

◼概要
学校行事の野外授業として同施設を訪れていた
愛知県常滑西小学校5年の『下村まなみちゃん』
(当時10歳)が、4人1グループで場内の遊歩道を
散策中、行方が分からなくなった。

◼行方不明女児
身長120cm
体重20kg
小柄で体も弱く、普段の学校生活においても、
教員や同級生のバックアップを必要としていた。
母・益代さんによれば、まなみちゃんはダウン症
を患っていたという。

◼行方不明時の状況
まなみちゃんは、前日の23日から3日間の予定で、
同校5年の恒例行事である野外授業として、
児童85人と校長・教員ら数名と共に、隣県のひるがの
高原キャンプ場を泊まりがけで訪れていた。

2日目の24日午前7時半頃、この日の夜に予定されて
いた「肝試し」の下見のため、まなみちゃんは
同級生の女の子3人と一緒に出かけた。

最後にまなみちゃんを目撃した澤田広彰校長(当時49歳)
の証言よると、午前8時を回る少し前、
まなみちゃんら4人は遊歩道にある林道のカーブに
立っていた校長の前を通過。
この時まなみちゃんは、同じグループの女の子3人
から随分と遅れて歩いていたという。
その姿を見て心配になった校長は、しばらくして
グループの後を追う。

しかしその直後、引き返してきた女の子たちから、
「まなみちゃんの姿が見えなくなった」と知らされる。

まなみちゃんが校長の前を通ってから、
わずか10分足らずだった。

>>2へ続く