ワンダーエッグ・プライオリティ ★25個目
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卵を割って、セカイを変えろ。
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前スレ
ワンダーエッグ・プライオリティ ★24個目
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https://twitter.com/thejimwatkins ■スタッフ
原案・脚本：野島伸司
監督：若林 信
キャラクターデザイン・総作画監督：高橋沙妃
コンセプトアート：taracod
副監督：山﨑雄太
アクションディレクター：川上雄介
コアアニメーター：小林恵祐
ゲストキャラクターデザイン：久武伊織
プロップデザイン：井上晴日
モンスターデザイン：小林麻衣子
ミテミヌフリデザイン・アニメーション：大鳥
武器デザイン：絵を描くPETER
アニメーション武器デザイン：けろりら
色彩設計：中島和子
美術監督：船隠雄貴
撮影監督：荻原猛夫
３DCG：Boundary
編集：平木大輔
音響監督：藤田亜紀子
音楽：DE DE MOUSE／ミト（クラムボン）
音響効果：古谷友二
企画プロデュース：植野浩之（日本テレビ）／中山信宏（アニプレックス）
制作：CloverWorks
製作：WEP PROJECT 主題歌：
オープニングテーマ「巣立ちの歌」
エンディングテーマ「Life is サイダー」
歌：アネモネリア ■キャスト
大戸アイ：相川奏多
青沼ねいる：楠木ともり
川井リカ：斉藤朱夏
沢木桃恵：矢野妃菜喜
アカ：内田夕夜
裏アカ：高橋広樹
大戸多恵：白石晴香
沢木修一郎：中澤まさとも
長瀬小糸：田所あずさ
フリル:山口愛
ハイフン、ドット、キララ:大谷育江
保科あずさ、ひまり:庄司宇芽香
西城くるみ:安済知佳
鈴原南:佐藤聡美
みこ:井上麻里奈
まこ:田辺留依
美和:花守ゆみり
瑞希:古賀葵
綾香:千本木彩花
葵: Lynn
吉田ヤエ:宮下早紀
志乃:島袋美由利
阿波野寿:宮本侑芽
栗田薫:三澤紗千香 田辺美咲：武田華
川井千秋： 奈緒
ハルカ：本渡楓
ちえみ：石見舞菜香
部活の顧問教師：八百屋杏
マダムサチコ：勝生真沙子
父親の会社の専務：多田野曜平
ヨダレ：川津泰彦
まき毛：斎藤彩夏
怪物少女：武田華
ムカデ：中田譲治
剣道部の顧問：三戸耕三
ドクター関：大塚芳忠 『ワンダーエッグ・プライオリティ』が特別なアニメだった理由①
https://febri.jp/topics/wep1/
『ワンダーエッグ・プライオリティ』が特別なアニメだった理由②
https://febri.jp/topics/wep2/
『ワンダーエッグ・プライオリティ』が特別なアニメだった理由③
https://febri.jp/topics/wep3/ 落ちたから立てた
経験により知識を得た
スレ冒頭数レスは一日書き込みがないとスレが落ちる
スレ中盤以降はちょうど14日間書き込みがないとスレが落ちる 機械翻訳で英語圏の人間にワンエグを語りに行くという無謀な試みをしていた時期があった。たぶんほとんど通じる英語になってない気はする。その時にとある英語サイトに書き込んだ奴の原文に多少追記して保守がてら以降に提示してみる。一応向こうの人たちの意見を多少意識して言っている。いろいろ誤解釈があるかもしれないし、文章も良くはないだろうけど、ワンエグが全く意味不明って人がもしいたら整理して観るきっかけになってもらえれば幸い。 ワンダーエッグプライオリティとはどんな物語か？
この物語は４人の少女がワンダーエッグに関わることで起こる非日常的な過程を通して、彼女達自身の現実生活における心理・状況・問題が明かされていき、そして彼女達自身がそれを自覚し、解決し、変化していく物語です。終始一貫してそこが焦点になって物語が構成され、展開していきます。話の全体の流れがつかめていない人は、そのことをまず意識しておく必要があると思います。
物語の過程で自殺、自傷行為、性暴力など様々なトピックが出てきます。しかし、それら各トピックに非現実的な解決を提示したり、作者の価値観を主張したり、社会規範へ挑戦するなどの試みは、このアニメの目指しているものではないと思います。ですから、そのような想定で、思った形ではない事を非難しようという試みは筋違いだと思います。
ストーリーの流れを通して示唆的に提示される４人のメインキャラクターの心理や状況、動機、過去や未来を視聴者は読み解く必要があります。この作品の面白さはそこに見出されると思います。
ただし、現実生活における人間の心理を紡ぐ物語がそもそも好きではないという人がいてもおかしくはないでしょう。家族や友達との関係性やメンタルヘルスなどを根幹とした物語はアニメではさほど多くはないと感じます。
ですが、この作品は優れたアクション作画、演出、素晴らしいキャラクター造形、サウンドにより、そういったものになじみがない人でも大いに魅力を感じられる作品に仕上がってると思います。 人によっては、ワンダーエッグプライオリティの内容がまったく理解できないという人、もしくは混乱しているという人がいるかもしれません。
物語の基本的な構造を整理すると理解が捗るとおもいます。
この素晴らしい作品を誤解することでネガティブな方向に捉えてほしくはないので、私なりの解釈で整理した簡単な解説をさせてください。私の解釈が正しいとは限りませんが、皆さんがもう一度考察してみるきっかけになれば幸いです。
ここからは各話の視聴が前提になります。
ワンダーエッグを割り、ワンダーキラーを倒し、少女達を生前のトラウマから解放するという基本的な展開を通して、メインキャラクター４人の心理や状況を掘り下げ、彼女達が自分自身の事を自覚し変わっていくというのは各エピソードで概ね共通した流れです。
サブキャラクターの少女たちはそれぞれメインキャラクターの少女達の心理や状況を知る上で重要な役割を持って配置されています。
以下に大戸アイのエピソードから例を提示します。 Ep1では「本当の友達がいない少女」との関りを通して、アイは自分が友達が欲しかったことに気付きます。それによってアイはEp2で友達を作ろうとするように変化しています。
それまで小糸が唯一の友達であったアイにとっては自分から友達を作ろうとするのは初めてであり、距離感をつかめていない感じがEp2では表現されていると思います。勘違いしがちですが、もともとアイは根暗であったり社交不安が強い子というわけではないのはスタッフインタビューなどでも言われています。いじめやコンプレックスの影響によりそのような傾向になってしまったのかもしれません。
「友達」は後のEp13に繋がっていく部分です。
Ep2では「自身を卑下する少女」との関わりを通して、アイ自身が周囲にかまってほしい「かまってちゃん」の面があることが示唆されます。アイが引きこもっている理由が小糸の自殺による精神的ダメージだけではないことが次第にわかってきます。これは後のEp11とEp12に繋がっていく部分です。
Ep6では「見えない物が見える少女」との関わりを通して、アイが「疑念で決めつけようとして自分の目で確かめようとしていない事」が示唆されます。
そしてそれを自覚したアイは沢木に会いに走ります。それから学校に通うようになるという変化を見せます。ここではアイが沢木への隠された気持ちがあることも同時に示されますが、それはEp3の時点でも演出で伏線が張られています。
これらの構造をベースにして観ていくと、リカ・桃恵・ねいるの各エピソードも何を見せようとしているか整理しやすいと思います。
例えばEp5でねいるがかかわる「大人になりたくない少女」と「居場所がなくて家出した少女」は後のねいるとフリルに関する示唆になっていると思います。 上記のような構造はEp11のフリルに関しても同様に当てはめることができます。
フリルはアカと裏アカの考える「少女らしさ」によって創造された「14歳の少女」です。
（アカ裏アカのセリフに偏見があったとしても、それはそういう偏見が世の中に存在するということを示していたり、キャラクターの考えであるだけで、作品がそれを肯定しようとしているわけではないと思います。フリルのような存在が作られる経緯に必要なものになっています。作家の価値観だと言って腹を立てるのは筋違いです。）
フリルは「14歳の少女」として創造されたため、肉体的にも精神的にも14歳の少女から成長することができません。愛を求める立場の「子供」として創造されたため、誰かに愛を与える側、つまり「大人」にもなれないのでしょう。
フリルはそんな「創作物の少女」です。
アカ裏アカとフリルの関係性は、クリエイターや視聴者と創作物のキャラクターの関係性を重ねることもできるのではないでしょうか。
フリルのEp11での状況は大戸アイの状況と類似しています。
Ep11をそれまでのエピソードの構造で捉えれば、フリルが対比になって大戸アイの心理が示唆されていると捉えることができると思います。それによって大戸アイは母親や小糸に嫉妬心を抱いていた事が推察できます（これに関する伏線はEp6の演出にも感じられます）。
そんな大戸アイがEp12で「小糸に感謝したい」「母親を応援したい」と言えるまでに至ったことにより、大戸アイがEp11のフリルのような「かまってちゃん」から精神的に成長していることを観ることができるのです。 物語終盤でアカと裏アカはフリルに対抗すること（ひまりを生き返らせること）を目的として4人の少女を利用していることが視聴者にはわかります。
しかし、4人の少女がそれを動機にしたことはありません。アカと裏アカが彼らの目的の話をしたがったとしても、それが少女達にとって重要であったことはないのです。（Ep10にて、4人がアカが話そうとする事より桃恵の恋バナを優先したシーンに表れています）
少女達は「自殺した友達に会いたい」という動機でワンダーエッグを割っていたに過ぎません。ですから、それが目的にならなくなった経緯を経た後に、彼女達が命の危険がある中でワンダーエッグに関わり続ける理由がなくなっているのは自然なことなのです。
ですが、EP13で「居場所がなくて家出したねいる」に生じた状況によって、アイに再び動機が生まれます。アイはフリルをどうにかするためではなく、友達に会うために再びエッグを割りに行くのです。それがアイのプライオリティです。アイがワンダーエッグを割って得た成果、それが「友達」です。（これはEp1で早々に示唆されています）。
では桃恵とリカは違うのか？私はそうは思いません。なぜなら、桃恵とリカの最初の動機も同じく友達と会うためだったからです。ゆえに、4人が再び揃うと期待することができます。「関係性が消滅して終わった」と捉える必要はないのです。 この作品はデリケートな問題に無理のある解決の提示はしていません。例えば、自傷行為は「止めなさい」と言っても、本人が止めようと思っても、すぐに止まるものではありません。本人が克服しようとする意思を尊重し、共感することが大切です。リカが自分を受け入れることは大事な一歩であり、「自傷をやめてないから解決していない！」と非難するようなことではありません。
また、この作品では自殺の理由も推察できる範囲の情報に留め、安直な答えや解決を提示して単純化するようなことはしていません。そういった部分で、配慮されていると思います。 >>13と14の間が抜けてた
このEp11からEp12の流れを「新しい敵のバックストーリーを突然始めて話を広げようとしている」と考えてしまった人がいたら、物語に対する焦点が別方向にいってしまうのではないでしょうか。
Ep11の「成長できない少女」のフリルを対比として大戸アイの心理を示唆し、Ep12での大戸アイの変化に繋げるというのは、それまでのエピソードにおけるメインキャラクターとサブキャラクターの関係性の基本的構造から逸脱していないと思います。
また、フリルの存在はEp5から示唆されており、唐突なものではありません。
そして、フリルが「AI」であるのは「アイ」との対照性を示す部分であり、「人工知能」の話を広げようとしているのではないでしょう。フリルがAIであっても魔法少女であってもピーターパンであっても、その象徴性は大きくは変わらないと思います。
物語は一貫して4人のメインキャラクターの心理と発達にスポットを当てており、それを描くための仕掛けとしてのワンダーエッグとサブキャラの少女達だということを念頭に置いて見れば、プロットが乱雑になっているようには感じないと思います。 たくさんの方々が既におっしゃっている通り、ワンダーエッグプライオリティのアートワークは疑いようもなく素晴らしいものです。
そして、物語の焦点を見誤らなければ、4人のキャラクターを愛するすべての人が、素晴らしい物語を体験できると思います。非日常的な展開の物語の中で、現実社会における身近な心理や登場人物の人間性を掘り下げる試みが、この作品を希少な価値のあるものにしています。
ストーリー、ビジュアル、サウンド、どれを欠いてもここまでの魅力のある作品にはならなかったでしょう。
もしすでに視聴済みでこの作品の素晴らしさに気付いていない方がおられるなら、物語を整理してもう一度見直してみることをお勧めいたします。 こうしてみると原文自体も機械翻訳繰り返していくうちに英語の翻訳みたいな文章になっていってるな…
それをしてそもそも向こうに通じているようになってるのかはわからないけど 英語圏では相変わらずやけに話題にしてるなあ
未だに誤った解釈やジェンダー論による感情的な批判が多いけど
ツッコミを入れたいのだが英語が苦手でそれがなかなかできないのがもどかしい 僕らの雨いろプロトコルが野島脚本みたいだって言われててワロタ
そんなに尖った兄妹愛アニメなのかｗ フリルの風呂場のシーンのshortがつべでバズってたよね
本当映像見てるだけでも楽しかったから同じスタッフで新作作ってくれないかな〜
明日ちゃんみたいな群像劇作ってほしいんだわ 我々はワンエグの続きを得られない不幸なのではない。
ワンエグという幸福を既に得ているのだ！
ワンエグが観れるのは、ワンエグだけ！！ 監督がYouTubeで1話のコメンタリーやってるぞ コメンタリー見てちょっと熱再燃して色々調べてたら
実は最終回の脚本野島が書いたものから勝手に変えられててそれに怒ってる って知ったんだけどマジか 野島は最終回以降の脚本どうするんだろ
このまま墓場まで持ってくんかな 小説版なんて出るわけないしなぁ… それに関しては擁護したい。
アニメーターのスケジュールはクローバーくらいになると２年くらい先まで決まってると言われている。
そうであるなら、予定になかった特別編は三か月の期間があっても専従ではアニメーターは確保できない状態だったと考えられる。
実際に特別編に戦闘アクションなどのシーンはなく、前半は総集編だった。
脚本家のシナリオとは違った展開にしたと言われているが、これは元のシナリオのままでは特別編の完成自体が不可能な状況だったからだろう。
制作側は脚本家の意向ではなく製作側の意向を汲まなければならなかったということだろう。
しかし残念ながらこういった類の話では現場責任者がスケープゴートにされてしまうのが世の常だ。
彼らはよくやった。誰も悪くはない。 自分も監督擁護派だな
改変に至った理由は色々考えられるけど
最終的にアニプレックスがGoサイン出してるということは、改変すべき商業的理由があったと考えるのが合理的
監督の一存だけでどうこうできる同人作品じゃないんだから それらの要因から出来上がった物に対して視聴者や脚本家は終わり方がドラマ的なカタルシスにかけているとは考えていると思う。
しかし、物語の構成として区切りがついていないというわけではないと私は考える。
フリルもパラレルアイも阿波野寿も大戸アイ達という人間を知る上で必要な示唆的展開の中の構成要素として他のエピソードの娘たちと同じように機能されており、物語全体として不可欠であり、批判されるような唐突で不要で不用意な付加要素というわけではない。
その上での話の広がりとしてフリルなどが新たな軸として構成されるのは物語が続いていくなら考えられることであるが、それがすべて今作の枠で網羅的に解決されるべきものだったとは考えるべきではないだろう。
大戸アイらメインキャラクターの心理的問題の提示と解決という枠組みで全体を考えるならば、ワンエグは一つのパッケージとして一応の完成はしており、私は優れた作品だと思っている。
そしてこの魅力的な作品に続きが欲しいと思っているのもまた事実である。 ストーリー、テーマ、構成、演出、デザイン、作画、音楽、音声、音響、美術、その他すべてが良い
これほどの混然一体となった奇跡的な事象は容易に発生するものではない 野島が久しぶりにマンガ原作やるってほんと？それも集英社で BRSから露出とアクションをなくしてグロと胸糞部分だけを煮詰めたようなアニメ 新プライズフィギュアきたな！
前回のボディ等使い回しとはいえ新作出るってタイトーにファンがいるのか？ バリエーションが増えるのはうれしいなあ
リカ桃恵ねいるもほしいなあ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
