【柳本光晴】龍と苺 36局目【サンデー】
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命懸けで闘うものが見つからず
退屈した日々を送る、藍田苺、14歳。
将棋好きの元校長に、才能を見いだされた苺は
初心者のまま、将棋の市大会に参加することに!!!
そこは女だから、子供だから、と言われるような
「見えない壁」がある場所だったが…
そんなことは関係ない。
苺は真っすぐ、自由に、猛烈に、暴れまわる!!!
連載開始直後から、大大反響!
一手一手、強くなる。
“闘う"将棋マンガ、開幕!!
WEBサンデー|『龍と苺』柳本光晴 - 少年サンデー
https://websunday.net/rensai/ryutoichigo/index.html
龍と苺 - サンデーうぇぶり
https://www.sunday-webry.com/detail.php?title_id=1105
龍と苺 1~7巻 発売中
https://www.shogakukan.co.jp/author/10477
・最新話の話題は掲載号公式発売日の午前0時以降でお願いします
・次スレは>>980以降で宣言して立てて下さい
前スレ
【柳本光晴】龍と苺 35局目【サンデー】
https://kizuna.5ch.net/test/read.cgi/wcomic/1655197639/
VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvv:1000:512:: EXT was configured 30歳の海江田はまだかわいいのに
20年で何が合ったんだよ そりゃ三十路で可愛かったのもオバサンになればブスになるだろ タイトルが名人と苺だったら最終回は苺27歳ぐらいだった >>611
鮮血なら咳で喉が切れるから出血
肺でしょ >>620
海江田倒したときは単行本では8期連続防衛(9連覇)に修正された
山野辺倒して8連覇だったから矛盾を直したんだろう 本当に命削って将棋に打ち込む人間と苺会わせたらどうなってたのか 苺も1日のほとんどの将棋に費やしその生活を1年半続ける凄まじい打ち込みようではあるからなあ >>638
屋上から飛び降りようとした老害ジジイいたじゃん
アレ苺の言った妥協案を蹴ってホントに飛び降りてても多分苺は「フーン」で済ましてたと思う 飛び降り未遂のとき、苺は勝負に命を賭け、相手は(引っ込みつかなかったとはいえ)将棋に命を賭けたんだと思う
宮下戦後からここまでの苺の将棋と向き合う様子を見てると、今ならあんな賭けしないんじゃないかな
対局中に海江田が「昔本当に将棋に命を賭けた奴がいた」とか昔話しそう 今回の苺は防衛戦でおもろくないのね。
研究した地雷部分を踏まないようにっていう
消極的な打ち筋。
これでベテランに勝つとかマジでつまらない展開 >>596
新連載5話目のルリドラゴン
来週早々休載でびっくりした やっと一話あげたと思ったら
あと7日で19ページ描けっていうのが永遠に続くわけだし。
休載ぐらいないと頭がおかしくなる。 ヤンマガはどの作品も三回載せたら一回休み
業界一のホワイト雑誌やでぇ タイトル沢山取ると防衛戦も多くてスケジュール大変だろうな
6つ全て防衛して名人に4連勝とか確かに人間止めてるな あの咬ませ犬の川谷さんにだって達成出来そうだったからそれほど大変そうに思えないな >>642
藤井渡辺のタイトル戦みたいだったな
渡辺が先手で研究用意して、互角だけどこちらが用意した激しい変化に相手が飛び込んでくるかと言ったら飛び込んでこないだろうと予想
なんやかんやでこちらが持っていきたい満足行く局面まで運んだという(なおその後負けた) 苺って背景が分からなくてよく分からん
そんなに勝負の鬼なら
今まで何して生きてきたの?っていう それは前作の響からだしなあ・・・
何かよくわからんけど、最強レベルの才能があったっていう。 >>645
木多を無職にしたまんま放っとくのは
ある意味ブラックだろ 響は発表しなかっただけで今までずっと小説かいてきただろ >>611
慢性の吐血って無いような気はする
胃潰瘍であろうと血を吐くレベルは急性で将棋なんて指してられないだろう >>653
ストーカーに読ませたのが一作目でお伽の庭が二作目じゃなかったっけ 月下の棋士にも村山モデルキャラいたけどそいつもずっと吐血してたぞ 新撰組にも村上聖モデルのキャラがいて無茶苦茶強いけどすぐ血をはいて戦闘不能になってた 河村がどのような病気かなんてどうでも良くない?
本格医療漫画じゃあるまいし、病弱なキャラの病気描写なんて単なるフレーバーですよ
枝葉末節の考察も過ぎると月齢警察みたいになってしまう 対局中に勝手に入っていいの?
あの2人だからOK、とか?? これで海江田の気が散って負けたらどうしてくれるんだ この海江田戦って対局より海江田がいつ海江田になりえる出来事が起こったのかそっちが気になって仕方がない まあ実際、勝ち負けで引っ張る対局じゃないことは作者本人も分かってる(どうせ苺が勝つに決まってると読まれている)から
過去編と混ぜてそっちに物語の推進力を引っ張ってもらってるんだろうね 川谷先生全盛期の大鷹に勝てるくらいの強者なのに小物感出してくるの好き
あと野望がでっかいのもいい、大鷹に無理とかいいつつ自分は七冠達成するつもりだし
早く現代視点でも出てきて欲しい、牙おられてまるくなってるかな? ヒカルの碁で名人が地方対局は移動だけでも大変と言ってたけど将棋も同じなの
対局で全国を飛び回るだけでも大変そう 大鷹と苺ってどっちが天才なの?
過去の話をみると確実に山野辺はそこから少しおちるな 大鷹なんて藤井くんのはるか下の天才で
苺なんて藤井くんどころかフォン・ノイマンどころか宇宙で1番の圧倒的天才なのに何言ってんの? 苺は伸びが鈍化してるから案外
7冠とかできないと思うよ
2日で元奨勝てたのに一年半もやって
鬼より実力は下だからな >>661
現在はコロナだからNGだけど、棋士なら割と入れるみたいだ。
佐々木勇気+座敷童でググってみようw
それにしても、次回は記録係くんが吐血しそうww >>673
これか
https://bunshun.jp/articles/-/52244?page=2
記録係「対局室に入ると、なぜか佐々木勇気さん(現七段)が部屋の隅に座っていて、なんでここにいるのかと。」 海江田の昔話多すぎじゃね?
対戦中にあと何回やるんや 強敵が昔話で弱体化するのはワンピースでも馴染みだろ もう1年半も将棋だけに向いあってるなら
普通の棋士やん。
年齢だけはアレだけど。
普通の棋士レベルになってきた 全然、普通じゃないけどw
もの知らなすぎなのに知ったかしすぎ それはある程度同意できる
苺は天才キャラとしての賞味期限が切れかかってるから今年竜王にならないと漫画の寿命がヤバいという説を唱えている 天才漫画だし、もうフィナーレは近いと思っている
竜王になるかどうかはもうエピローグに近い描き方になるんじゃないか
戻って、海江田の最終覚醒は河村くんが亡くなって
その遺志を受け継いだということになりそう 河村が亡くなって海江田がひと晩で少年顔からヤクザ顔へ変貌するんだな。 >>666
この流れだと河村君が亡くなってからかな? どんな病気にしろ血を吐くような状況だともうエライコッチャだぞw
ヤバすぎだろ 解説では川村君は生きているふいんきがあるんだけど・・・
タイトルは持っていないけど現A級って感じ 流石に現A級なら4皇って呼ばれてるだろうよ お亡くなりになってますよ 海江田が加瀬、高天原がA級落ちしたといってたから
3帝 大鷹 守屋 海江田
4 大鷹 守屋 海江田 加瀬か高天原
5 大鷹 守屋 海江田 加瀬 高天原
6龍 大鷹 守屋 海江田 加瀬 高天原 東条かバタフライジョー
東条だけまったく台詞がないw
バタフライジョーは現代でもあの髪型や髪飾りしてるのかな? >>681
響 敵対相手は殺すつもりでいる
苺 喧嘩がしたいだけ
多分響が勝つ >>693
それはおめでたいが単行本売れない売れない言いすぎだろw
まあそりゃ響に比べたら売れてないだろうがなんだかんだ100話まで到達してるし…増刷はされてるんじゃないのか? 冗談だって書いてるし打ち切られるほど売れてないわけじゃないでしょ >>684
> どんな病気にしろ血を吐くような状況だともうエライコッチャだぞw
ここ数年で、大量吐血で2回入院したけど、
今もなんとか生きてる…(^_^;) 大河くんと河村くんがフュージョンしたらちょうどいい感じに今の海江田になりそう >>666
実は海江田じゃないとかな
レイ「奴の名はアミバ」とか言い出してもおかしくない >>696
龍と苺完結するまではがんばって生きろよな バタフライジョーは美輪明宏みたくなってるかもしれん >>643
なんか元首相が出てくるとかあったんかいな ナメクジと棋戦をする事になった海江田(浸透圧?・・・そうか!塩か!)カチャカチャ 実際何処まで勝たせるんだろう
竜王取っちゃうのかその前に一度は負けさせるのか
負けるにしてもプロ入りをお願いされる段階まではいくんだろうが 大鷹→羽生
海江田→森内
守屋→康光
河村→村山
加瀬→?
高天原→?
東条→?
てんてーポジションはいるのだろうか 守屋の葉巻の持ち方変
火のついてる方手で持ってるように見える 仮に今回で苺が優勝しなかったら山野辺が大鷹相手に竜王陥落しかねないw 河村「無念だ、まだ名人を取っていないのに・・・海江田、お前にのり移らせてもらうぞ」
周囲「最近海江田くん、独り言が多くないか? それに顔つきも体型も変わったような」 なぜプロ棋士は対局後の感想戦で棋譜を完璧に覚えているのか
宇都出雅巳
2022/06/24 06:00
https://www.msn.com/ja-jp/money/career/%E3%81%AA%E3%81%9C%E3%83%97%E3%83%AD%E6%A3%8B%E5%A3%AB%E3%81%AF%E5%AF%BE%E5%B1%80%E5%BE%8C%E3%81%AE%E6%84%9F%E6%
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%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%8B/ar-AAYNeYh?ocid=msedgdhp&pc=U531&cvid=cb4066f054984f91a64feb3dd37a60c2
© ダイヤモンド・オンライン 提供写真はイメージです Photo:PIXTA https://www.msn.com/ja-jp/money/career/%E3%81%AA%E3%81%9C%E3%83%97%E3%83%AD%E6%A3%8B%E5%A3%AB%E3%
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前回は記憶補助として「メモをとる」ことの大切さを説いたが、メモだけでなく、記憶を補助してワーキングメモリを解放する方法は他にも存在する。宇都出雅巳氏の新著『仕事のミスが絶対になくなる頭の使い方』からの一部抜粋で、あなたの記憶を思い出すきっかけを与えてくれる「外部記憶補助」について解説する。
バーテンダーはどうやって
多様なカクテルの注文を覚えるのか
前回はメモの重要性について触れましたが、実はあなたの記憶を補助し、ワーキングメモリを解放するものはメモだけではありません。周りにあるすべてのものが、いわばメモの役目をすることも可能なのです。
たとえば忘れ物の代表である傘。傘は必要に迫られて使うものなので、雨が止んでしまうと注意が向かなくなるので、いとも簡単に忘れてしまいます。
ではどうするか。たとえば出張先のホテルに傘を持ってきて、「このままだと帰りに忘れそうだな」と心配になったら、退出時に必ず目につくドアノブに傘をかけておく。これもひとつの「メモ」なのです。
この傘の例のように、あなたの記憶を思い出すきっかけを与えてくれるものを、認知科学では「外部記憶補助」という言葉で表現します。
アメリカ人の心理学者が、多種多様なカクテルの注文をバーテンダーがどうやって記憶しているのかについて調べたことがあります。その結果、バーテンダーは注文が入るとあらかじめ決められたグラスを目の前に並べることで、注文を「メモ」していたそうです。さらには、最初から入れておいていい材料は、忘れないうちにグラスに入れることも行っていました。
バーテンダーは、グラスやそこに入れられたものを見ることで、記憶を呼び出していたわけです。そしてこうした工夫は飲食の世界では当たり前に行われています。
もしあなたが上司に頼まれごとをされたときは、関連資料をとりあえず取り出して机の上に置いておくだけでも「メモ」になるということです。活用してみましょう。 「ネトフリ」「アマプラ」等の短縮語も
ワーキングメモリを節約する工夫
「ネトフリ」そして「アマプラ」。
これ、何のことかわかりますか? それぞれ、人気の動画配信サービスの名前、「ネットフリックス」、「アマゾンプライム・ビデオ」の略です。
こういった動画配信サービスが日常生活に浸透し、会話に頻繁に登場する中で、いちいち「ネットフリックスの……」とか、「アマゾンプライム・ビデオの……」というのがわずらわしくなり、「ネトフリの……」、「アマプラの……」というように略されるようになるのです。そしてこれも、ワーキングメモリの負担を少しでも楽にする工夫です。
このように、ワーキングメモリの負担を楽にして処理しやすくするには、単純に、「言葉を短くすること」が有効です。また、短ければ短いほど記憶すべき情報量は減るわけですから、何も略語にこだわる必要すらありません。
自分だけがわかる数字など、なんらかの符号化をしてもいいのです。
先ほどバーテンダーの例を挙げましたが、たとえばラーメン屋さんなどでは、どんぶり鉢をあらかじめ用意するなどの「外部記憶補助」のほかに、「符号化」も使っているそうです。注文をそのまま覚えるには情報量が多すぎるので、事前に決めた法則に従って情報を小さくしてしまうのです。
味噌ラーメン、野菜増し、油増し増しといった情報をお店独自のルールで、「2・1・2」と変換するといった具合です。もちろん、変換ルール自体を記憶するには若干の手間がかかりますが、いったん覚えてしまえば日々の作業効率は飛躍的に向上します。
「記憶力がいい」と言われる人は、こういった「外部記憶補助」や「符号化」を(大抵の人は必要に迫られて)活用しています。
あなたも意識的に「外部記憶補助」や「符号化」を使うことで、「記憶力がいいね」と言われるようになるのです。 なぜプロ棋士は
棋譜を覚えていられるのか
ここまで「外部記憶補助」や「符号化」といった言葉でメモリーミスを減らすコツを解説してきましたが、人の経験や知識も「外部記憶補助」や「符号化」として機能しています。
わかりやすいように将棋のプロの例で説明しましょう。
将棋では勝負がついたあと、その直後に戦った棋士同士で「感想戦」と呼ばれる勝負の振り返りが行われます。そこで驚くのは彼らは当日の棋譜(どう駒が動いたか)を当たり前のように記憶していることです。
なぜそのような一見、人間離れしたことができるのかというと、棋士の頭には過去の経験と知識によって棋譜の膨大なパターンが存在しているからです。
つまり彼らは一つひとつの駒の位置を覚えているのではなく、符号化され、情報が圧縮された状態のパターンを覚えているだけなのです。
また、棋譜を「ひとつの物語」として理解していることも記憶を楽にしている要因です。「この守りのパターンで来たな。次はこのパターンで攻め始めたな。あ、ここは変則的に来たな」と、まるで映画を見るように、複数のパターンから構成されるストーリーとして理解しているわけです。
よって当日の棋譜を振り返るとき、あるパターンを思い返すことでそれが「外部記憶補助」となり、その前後のパターンを思い出すことができます。
一見すると「すごい記憶力」と思える棋士ですが、ワーキングメモリの容量をはじめ、「記憶力」自体はわれわれと差はありません。その証拠に、プロの棋士でも将棋のルールを無視したランダムな駒の配置を覚える力は、一般人と変わらないのです。
経験を積むほど
記憶は簡単になる
仕事でも、経験を積んだり知識を蓄えたりすることで記憶することは簡単になります。
新入社員が仕事のことを覚えるのに四苦八苦するのは、経験や知識が少ないために情報を「符号化」することができず、情報量が肥大化するからです。また、ひとつの情報がほかの情報と結びつくことが少ないため、自分の経験や知識を「外部記憶補助」として活用できず、情報の処理が進みづらいからです。
たとえば上司と新入社員が同じ新聞記事を読んだとして、上司はその記事に書いてあった業界の最新ニュースについて固有名詞や数字を交えてスラスラと話すことができるのに対し、新入社員は2、3回読まないと頭に入らないかもしれません。
その差を生んでいるのは記事を読むときにいかに情報が圧縮されて頭に入ってくるかの違いと、すでに知っている情報との結びつきがもたらす理解度の深さです。そしてそれを可能にするのは経験や知識であり、なにも上司の記憶力がいいわけではありません。
一日でも早く上司のようになりたいのであれば、とにかく経験と知識を増やすことしか近道はありません。よくわからない記事であっても毎日少しでも読み続け、積極的に上司や先輩と仕事の話をすることで、その速度は早まります。 藤井五冠がやってくる!「竜王戦」誘致成功のワケ 会場は富士山一望の“大絶景” 気になる勝負メシ&おやつは?
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%E8%97%A4%E4%BA%95%E4%BA%94%E5%86%A0%E3%81%8C%E3%82%84%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%8F%E3%82%8B-%
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© SBS NEWS
今年10月、将棋の「竜王戦」の第3局が静岡県富士宮市で行われることになりました。将棋タイトル戦の最高峰とされ、藤井聡太五冠が対局する注目の一戦、どうして富士宮市は招致することができたのでしょうか。
<天野大輔記者>
「JR富士宮駅から車で10分ほどの山の中腹、最強の棋士を決める戦いが、この秋、この場所で行われます」
10月28日、29日、富士宮市で開催が決まった「第35期竜王戦第3局」。将棋の8大タイトルの中でも最高峰とされる竜王戦の舞台となるのは「割烹旅館たちばな」です。
<富士宮市 企画戦略課 地域政策推進室 佐野和也室長>
「この場所が竜王戦の富士宮対局の会場となっており、この通り、外の景色は富士山が一望できる場所になっている」
対局会場となるのは、富士山にちなんで「宝永」と名付けられた部屋です。
<富士宮市 企画戦略課 地域政策推進室 佐野和也室長>
「こちらが実際に対局を行っていただく場所となる。向こう側に藤井竜王が座っていただき、手前に挑戦者が座っていただく」
今後決まる挑戦者とタイトル初防衛をかけて争うのは、現在の竜王・藤井聡太五冠。将棋界のスーパースターが対局する注目の一戦を招致しようと、全国から多くのまちが名乗りを上げる中、どうして富士宮市は開催を勝ち取ることができたのでしょうか?その鍵となる人物のもとを訪ねました。
<駒師 大澤建夫さん>
「藤井聡太さんが3連勝だった。渡辺明さんと指した駒」
藤井五冠に渡辺明二冠、将棋界を代表する棋士2人の名前が刻まれたこちらの駒は、2021年7月の棋聖戦で使われたものです。
富士宮市に住む大澤建夫さん。日本を代表する駒師の一人です。手掛けた駒が幾度もタイトル戦に使われています。
大澤さんは顧問を務めるサークル「富士駒の会」で、駒作りの指導もしています。30年前に始まり、現在は40人ほどの会員が、駒作りの技術を磨き合っています。
<駒師 大澤建夫さん>
「(サークルの)仲間たちがタイトル戦で使われるような駒を作るようになった人もいるし、業者に注文を受けて作っている人が10人近くいる。駒のまちおこしに良い機会だなと思って」
大澤さんは現在、竜王戦で使用してもらうべく新たな駒を制作中。地元開催のタイトル戦に向け、力が入ります。
こうした長年にわたる地域での駒作りの活動が評価されたことや景色が素晴らしい静かな会場を用意できたこと、さらに富士宮市が市制80周年の目玉事業として、招致活動を行ってきたことが、開催を勝ち取ることができたポイントだったのです。 <富士宮市民>
「富士宮の観光の宣伝にもなるし、うれしいこと」
「(藤井五冠が食べる)スイーツとかおやつとか色々」
「自分の家が焼きそば屋をやっているので、すごく関心がある」(来たら食べて欲しい?)
「はい」
藤井五冠といえば、対局の際に食べる「おやつ」や「勝負めし」にも注目が集まります。
<富士宮市 須藤秀忠市長>
「豊富な食材を使った料理やおやつを味わっていただき、富士宮市の魅力を全国に発信する絶好の機会にしたい」
開催地にとっては、まちを売り出す、またとない機会。富士宮市は先週、実行委員会を立ち上げ、開催を盛り上げる、関連事業などについて議論を始めました。
<第35期竜王戦 第3局 富士宮対局実行委員会 中村洋会長>
「藤井さんがタイトル戦を行う場合は、もの凄い経済効果がある。それをどのようにして地元が吸収していけるかが一番の問題。それを活用できたところが今後に繋がる」
竜王戦対局前日には「前夜祭」、当日は「交流イベント」や「大盤解説会」という、プロの棋士が対局の生解説をする会などが行われる予定です。
さらに8月には、小中学生を対象にした将棋大会、9月には藤井五冠の師匠である杉本八段の講演会など、イベントが目白押しです。
注目を集めている「おやつ」については、富士宮市内の菓子店などから「ぜひ、これを食べて」というものを募集するといった計画もあるそうです。いずれも詳細はこれから詰めていくということですが、竜王戦に向けて盛り上がる富士宮市に今後も注目です
。 文春オンライン
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藤井聡太竜王の「連勝賞」を阻止 渡辺和史五段が公式戦20連勝を果たした”原動力”とは
小島 渉
2022/07/08 11:10
https://www.msn.com/ja-jp/sports/soccer/%E8%97%A4%E4%BA%95%E8%81%A1%E5%A4%AA%E7%AB%9C%E7%8E%8B%E3%81%AE-%E9%80%A3%E5%8B%9D%E8%B3%9E-%E3%82%92%E9%98%BB%E6%AD%A2-%E6%B8%A1%E8
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© 文春オンライン 渡辺和史五段。趣味はバスケ、NBA鑑賞だという
取材中、渡辺は淡々と奨励会生活を振り返っていたが、三段リーグの勝敗や昇段レースの状況を克明に記憶しており、それを語るときは自然と熱くなっていった。一息つくと、不思議そうに「12期もやっていると、意外と覚えているもんですねぇ」とつぶやく。半年にわたるリーグは、それほど期待と絶望を行ったり来たりした日々だったのだろう。
たとえ連勝を重ねたとしても、最後の最後で脱落すれば、すべては無駄になって年齢制限が迫ってくるのだから。
後編では三段リーグと順位戦昇級、20連勝について話を聞いた。7月9日に放映される準公式戦のABEMAトーナメント(藤井聡太チームとの対戦)にも大いに期待したい。 なぜ成績がよくなったのか
――三段リーグ2期目は白星スタートながら5連敗を喫します。最終的には8勝10敗で、5勝の規定を満たして降段点を消しました。
渡辺 5連敗で直近が2勝22敗だから、降段を覚悟しました。そしたら、次に大阪の例会で2連勝したんです。
「連勝することがあるのか」と感動しましたよ。大橋さん(貴洸六段)に勝って5勝目を上げたときは、降段点から解放されてうれしかった。最終日は1局目に黒沢さん(怜生六段)に負けて、勝った黒沢さんが他力ながら昇段したんです。それが悔しくて、そういう気持ちが戻ってきたのは成長でした。
なぜ成績がよくなったのか、よくわかりません。勉強法は変えていないので、2年生になって大学との両立に慣れたからでしょうか。ゼミの先生にも恵まれ、例会とゼミの発表の日を遠ざけてもらったり、普段の発表をつなげていけば卒論になるようにうまく指導していただきました。 上位がバタバタ倒れて、最後は井出さんが
――4期目は12勝6敗と好成績です。5期目は11勝7敗で、最終日を自力で迎えながらもあと1勝が届きませんでした。
渡辺 4期目は最終日に昇段の目がなかったものの、2連勝で12勝6敗になったのは自信になりました。10勝8敗とは全然違い、プロになることもある星取りですから。しかし、5期目は11勝3敗から4番連続で負けて、結果的にひとつでも勝っていれば昇段だったという……。
上位がバタバタ倒れて、最後は井出さんが上がったんです(たまたまインタビューの場に居合わせた井出五段。その話を聞き「その節は……としかいいようがなくて。私なんかが何とか生きていけるのも、いろんな方に助けていただいて……」と頭をペコペコ下げて、渡辺を笑わせた)。 7期目の降段点はショックだった
――師匠から何かいわれましたか。
渡辺 記憶にないんです。師匠もなんて声をかけていいか、わからなかったんじゃないですか。恒例の打ち上げは井出さんの祝勝会になって、ご両親も参加されていました。僕も出たんですが、さすがに途中でつらくなって帰りました。
――6期目は藤井聡太三段(当時)が1期抜けで、史上最年少四段の記録を樹立します。リーグでの評判はどうだったんでしょうか。
渡辺 みんなに注目されていましたけど、さすがに1期抜けされるとは思っていなかったんじゃないですか。その期は関西同士がかなりよく当たっていて、関西陣は藤井さんと12人指して西田さん(拓也五段)しか勝たなかった。関東は6人当たって4勝だったから、「関西、頑張ってくれよ」と思った記憶があります。
まあ、これも自分が当たらなかったから、好き勝手にいえるんですけどね(笑)。
――7期目は4勝止まりで、またしても降段点です。ちょうど大学4年の後期が始まったころでした。
渡辺 原因は不明で、ショックでした。その次の期は5勝目を上げたらホッとしちゃって、負けまくりました。降段点を取ると、消すことに頭がいってしまうのがよくないですね。 川優太四段との謎の因縁
――12期目の三段リーグは16勝2敗で、歴代1位タイの成績での四段昇段です。同時昇段は石川優太四段でした。
渡辺 この期は4連勝スタートで、逃したらもうチャンスがこない気がしていました。年齢制限で最後の三段を見ていると、プレッシャーに追い込まれて様子が変なんです。自分もそうなるんだろうと容易に想像できました。
大阪遠征で自己最高の13勝目を上げたときは、帰りの新幹線で踊りたいぐらいうれしかったです。四段昇段ボーダーのイメージでしたね。そこから昇段争いを意識するよりは、歴代最高の16勝を目指していました。それでプレッシャーを感じなかったのがよかったのかもしれません。四段昇段が決まったのは14勝目を上げたときで、競争相手が敗れたからでした。
好調の要因は特にありません。ただ、前期の最終局で石川優太くんの昇段を止めたのは自信になりました。昇段一歩手前の人に勝てるんだから、今度は自分が上がってもいいんじゃないかと思えたので。
石川君とは謎の因縁があります(笑)。小学生名人戦は準々決勝で負かされてテレビに出られなかったし、三段リーグの初対局はぼこぼこにやられて、2回目の降段点のときも最終戦でやられて決まったんです。そしたら今度は僕が石川君の昇段を阻止して、次の期に一緒に四段昇段するんだから、不思議ですよね。 豊川先生はかなり心配してくださっていた
――師匠の豊川孝弘七段からお祝いはありましたか。
渡辺 盛上駒をいただきました。かなり前から準備してくださったようで、「自分で使っちゃおうかと思っていたよ」ともいわれました。師匠の稽古先でもお祝いしていただいたとき、目元が少しウルっとされていたんですよ。
かなり心配してくださったんだと思います。豊川先生はそっと見守るタイプで、ちょっと悩んでいたときは「1杯飲みにいこうか」と声をかけていただきました。アドバイスというよりは、奨励会の経験や丸山先生(忠久九段)との昔話をよくお聞きしましたね。「奨励会の郷田(真隆九段)はまだ弱かった。強いとは思わなかったんだけどねぇ」ともおっしゃっていました。 豊川奨励会員がウェイトトレーニングを始めた理由
――豊川奨励会員がなぜ筋トレを始めたか、知っていますか?
渡辺 いえ、聞いたことないです。
豊川は親父ギャグとパワフルな解説でファンに人気だが、42歳で「鬼の住処」ことB級1組に昇級した根性の棋士である。昇級インタビューでは「(負けた最終戦を聞かれて)内容はナイヨウでしたね」「ようやく地下1階(B1)です。あはは。いつも子どもに『パパ、Cはないよ』といわれていたのでちょっといばれます」とおどけた。
奨励会に入ったのは1982年、高校1年生のときだった。関東奨励会の同期入会は小学校6年生の羽生善治九段、森内俊之九段、郷田真隆九段らで、関西には佐藤康光九段がいた。天才集団との競争は不利に思われたが、豊川はわずか2年半で二段に昇段する。「僕は羽生さんを追っかけていたんですよ」の言葉も頷けるだろう。
羽生三段に追いつくチャンスを迎えたことがあった。しかし、豊川は郷田初段を相手に詰みを逃して三段になれず、二段で停滞する。そのときに出会ったのが、丸山忠久九段らと汗を流したウェートトレーニングだった。『将棋・名勝負の裏側―棋士×棋士対談―』(将棋世界編、2016年、マイナビ出版)から、
豊川の語りを引用しよう(対談相手はゴキゲン中飛車の近藤正和七段)。
〈僕は20歳のとき、体を壊した。二段に4年いたとき。胸が痛くなって、神経衰弱なんだね。盤の前に座っていられなくって、本当に死ぬんじゃないかと思った。どうせ死ぬなら独りで死のうと思って一人暮らしを始めたんだ。15のときから不良だった。めちゃくちゃ勉強したけど、悪い遊びもした。それで夜の生活から昼の生活に変えようと思って、ウエートトレーニングを始めたんだ。
(中略)
(20歳からの10年間、毎日3時間トレーニングしたことについて)いま思えば、その時間を将棋の勉強の時間に当てればよかったんだけど、健康にはなった。ただのアホですよ。肉食って牛乳飲んで、ロースはだめ、ヒレを食べろって。僕は金がないから、牛乳とポテトチップで肉をつけた。それに丸ちゃんも付き合った
。丸ちゃんのささやかな青春だと思う。丸ちゃんはいまでも自分と向き合うためにトレーニングを続けている。将棋のためなんですよ〉 将棋で生きていかなきゃいけないプレッシャー
渡辺 この話は初めて知りました。僕は師匠の将棋に向かう姿勢をリスペクトしています。「荻窪」で棋譜をバシバシ並べている姿は迫力がありますし、三段リーグの前日に同じ持ち時間で2局指していたと聞いたときは驚きました。奨励会のときは移動中にひたすら詰将棋を解いていたそうなので、それを聞いてからずっと続けています。
筋トレは、お腹が出てきたらやるかもしれません(笑)。
――プロになり、プレッシャーから解放されて指せるようになりましたか。
渡辺 四段になってからのほうがモチベーションは高いと思います。三段リーグは順位戦に近くて、極限状態になっちゃう人も多いですからね。
でも変な話、棋士だから将棋で生きていかなきゃいけないので、プレッシャーはあります。順位戦以外はトーナメントなので、勝たないと
対局がなくなってしまいます。将棋を指すのは好きなので、それはつらいです。 すまんコテあったわw
長文で弾かれてたから見てなかったw 長編の詰将棋などで読みの力を深める勉強
――将棋の勉強法や質は変わりましたか。
渡辺 目の前の一局に勝つための勉強を増やすようになりました。棋譜データベースで対戦相手の情報を集めやすいですし、現れそうな課題局面を精査しています。また、棋士になってから逆転勝ちが減りました。自分が得意の終盤になっても、長い持ち時間だと落ち着いて対応されてしまいます。なので、序中盤で遅れを取れないようにするのがいまの目標です。
実は三段リーグで、相手の対策はあまり立てず、ソフトもあんまり使っていませんでした。最新形の研究だけに偏らないように、長編の詰将棋などで読みの力を深める勉強を意識していたので。
――相手に研究でハメられそうで、怖くなかったですか。
渡辺 ハメられないように、最新定跡からちょっとずらすんです。逆にいえば、いい勝負の局面で地力の競り合いになったら、いい成績を残せる自信があったんでしょうね。当時はそれで戦えましたが
、いまの三段リーグはソフトの研究ゴリゴリで大変だと思います。 長谷部四段と二転三転の激戦
――2019年10月付けでプロ入りします。2020年度(2020年4月〜2021年3月)の成績は31勝15敗(0.674)。そして2021年度は31勝12敗(0.721)の成績を残し、20連勝(2021年10月〜2022年3月)で連勝賞を受賞、順位戦でC級1組に昇級で五段昇段と活躍しています。特に今年3月のC級2組の最終局・長谷部浩平四段戦は、昇級と昇段、
藤井聡太竜王が持っていた連勝賞のトップ19連勝にタイがかかり、また長谷部四段は勝利が降級点回避の絶対条件と、双方にとって大一番でした。
渡辺 連勝はあんまり意識していませんでした。目の前の一局を戦うに当たって、関係ないですからね。
順位戦はラス前に2連勝すれば昇級という状況になったのですが、その前に強豪の八代弥七段、服部慎一郎四段に勝って1敗を守ったんだから、本音をいえばもう上げてほしかったです。
長谷部さんとは研修会からの知り合いです。普段の交流はなく、長谷部さんが上がったときの三段リーグは私が勝ちましたが(2017年)、プロになってからは負けています(2020年の叡王戦)。ずっと苦しめの将棋を粘って、二転三転の激戦でした。 楽しい勉強だけじゃなく、自分に負荷をかける
――結果を出せた要因は?
渡辺 勉強方法は特に変えていません。1月にABEMAトーナメントで渡辺明名人から指名をいただき、ドラフトが発表される前にちゃんと結果を残したかったという気持ちがよかったのかもしれません。
名人には昨年の大みそかに研究会で教えていただく機会があり、たまたまいい将棋を指せたので声をかけていただいたようです。いまとなって化けの皮が剥がれていると思いますが(笑)、がっかりさせないように頑張りたいですね。
――今後の抱負をお願いします。
渡辺 トップ棋士とたくさん指して、その強さを感じたいです。特に藤井竜王は当たるのは本当に大変で、自分が勝ち上がらないとずっと公式戦で指せないまま人生が終わるかもしれません。一局
ぐらいは指したいですよ。
自分を唯一褒められるのは、将棋が好きなことでしょう。でも、アマチュアのときとは違います。楽しい勉強だけじゃだめで、自分に負荷をかけないと伸びません。上にいけるように頑張ります。
写真=平松市聖/文藝春秋
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