室蘭女子高生失踪事件について語りましょう

2001年3月6日の白昼、北海道室蘭市の繁華街で当時高校1年生の千田麻未さん(当時16歳)が自宅からアルバイト先に向かう途中に行方不明になりました。

事件当日の足取り

11時30頃
パン屋の本店に「午後1時過ぎに行きたいのですが、オーナー(同店長)はいますか?」と電話をかけました。

12時25分
白鳥台の「白鳥台中央」バス停から「東町ターミナル」行きのバス(道南バス)に途中でコンビニに寄った後、バスに乗車しました。
この時偶然千田さんを目撃した千田さんの友人の証言によれば、バスに乗った麻未さんが自分に向かって後部座席から手を振っていたそうです。

12時56分
麻未さんを乗せたバスはパン屋から一番近い「東通り」のバス停に着いたものの、何故か麻未さんはそのバス停で降りませんでした。

約束の13時
降りるべき東通から3つ先の停留所の「東町2丁目」で麻未さんは下車し、室蘭サティ(現イオン)に立ち寄り、13時04分から13時26分の間化粧品売り場で過ごしているのを、店の防犯カメラが記録していました。

13時31分
「中央町・工大循環線(外回り)」のバスに乗りパン屋から近い「東通り」のバス停で13時41分頃に下車したと推測されています。当時このバスには23人の乗客がいましたが、麻未さんの目撃情報は得られず、あくまで推測となっています。

13時42分
麻未さんの交際相手が、バスを降りてすぐの彼女のPHSに電話をかけていました。その時、麻未さんは交際相手に「今、下に着いたよ」と話した。

午後1時46分
再びかかってきた交際相手からの電話に出た麻未さんは、「今話せないから、後でかけ直すね」と言い電話を切りました。