意外と壮絶だったかもしれない俺の人生小説にまとめてみたった
そのまんまや、仕事に空きができたから小説書いてみたら意外と楽しくなって、他人まで巻き込み始めたから暇なやつはみてくれるとうれしいです。 それじゃ初めまーす。
小さな小さな窓から光が差し込んでいる。もうずいぶん光を見ていない。
まわりはコンクリートに囲まれて、正面には厚い対面窓、そして1人の刑務官がこちらを見ている。
そう、俺は受刑者。そして、ここは面会室だ。来てくれるのは弁護士様だって。
もう負けるのは目に見えてるのに…ほんっと相手はどんだけ慰謝料をせびりたいのやら…
親が弁護士だからって、職業乱用だ…
ーガチャ
「え…」
「…お久しぶり…変わってないね」
優しく微笑まれた。 ーキーンコーンカーンコーン
騒がしそうな廊下を見た。一目散に廊下を走っている、帰宅部だろうか。
大人数でノロノロと大きなバッグを持って歩くサッカー部。
俺も帰ろう。今日、部活はないんだ。筆記用具をいつもより軽いバッグに詰めながらそう思う。
そして、嬉しい気持ちで今日このあと何しようか考える。
そんな幸せなところを一つの電話が邪魔をする。
『ねえお兄ちゃん!また失敗した。早く来て来んない?!』
「…はあ…今から帰るんだけど…」
『早く!』
「わかった…どこ?」
『うちの近くのコンビニ!』 電話を切る。これは妹のカナ。さっきまでの気分はどこに行ったのやら…
重い足をコンビニに向けて歩を進める。 「はあ…親に連絡して」
「すいません!俺の妹が…でも実は俺がやれって指示したことなんです。
やれって…だから全部俺が悪いんです。なので妹のせいにしないでください…」
「…」
店長だろうか。とても偉そうに椅子にふんぞり返って見下している。
「…どっちにしろ親御さんに電話して」
「俺ら親いなくて…」
「はあ…今回は未成年だから許すけど今後絶対すんなよ?」
「…はい」
そう言ってまた深くお辞儀をしてコンビニから出る。 はあ…憂鬱だ…
「ねえ…」
後ろから声がした。聞き慣れない大人な声。でも今はとにかく早く帰りたい。ちゃんと妹と話さないと…
「あの!」
流石にしつこい…横にいる妹の腕を掴んで走ろうと促そうとする。
けど、俺の手は空を切って横にいると思っていたはずの妹がいないことを知る。
すると、行き場のない手は妹より一回り大きいだろうか…柔らかい手に包み込まれた。
…はあ…ここまでされると無視もできない。思い口を開いた。 「なんですか」
綺麗な大学生くらいの女の人が立っている。
「…ハンカチ落としましたよ」
ポケットを確認すると、ハンカチはなく女の人の手を上に乗っていた。
また、さっきのコンビニのレジ袋を持っていて…犯罪者だと思われただろうな…
そう思って無理やり笑顔を作ってお礼を言った。 「妹さん大変ですね」
俺が嘘をついていることがバレたのか…?俺と同じ中高一貫に通っている妹が盗んだことをバラされるかもしれない。
怖くなってすぐに否定する。
「いや…俺が指示したんです。妹は…ほんとはいい子なんです。」
「嘘ついてるでしょ。盗んでたの…濃いめのリップだったわよ?」
…そうだったのか…盗んだものまでは知らなかった。 ーキーンコーンカーンコーン
いつもはみんなで食べれないから今日は早く帰ってみんなで食べたいんだ。
女の人に小さくお礼を言って足早に帰った。 「おかえりーー」
「ただいま」
食卓に並んだ9個の食事は久しぶりで嬉しい気持ちになる。
「今日早く帰るって言ってたから待ってたの」
妹のハナが嬉しそうに笑う。
ハナはさっきのカナと双子の妹。カナは中1になってハナとの出来の差に気づいてグレてしまった。
でも俺が無意識に比べてしまったんだ。俺が悪い。
けれどハナもカナをグレさせてしまったと思っていて今も気まずいらしい。
ハナはカナの分もととても家庭的な子だ。 母さんは夜も働きに出ていて昼間は1〜6歳の子の学校に行けない子達を見ていて、
夕方にハナと入れ替わりで面倒を見ている。
そう、ここは10人の児童養護施設だ。だから母さんとは言っても血は繋がってないし、
ここにいる子達で俺と血が繋がっている子はいない。
俺は拓哉。高校1年で野球部だ。後先考えずに入ってしまった。けれど、家のことを考えると選択は間違っていたと思う。
途中で辞める予定だがキリがいいところでやめたい。
しばらくはハナに迷惑をかけてしまう。
説明もここまでにして俺は食卓に腰を下ろした。
「いただきます」
久しぶりに食べるみんなでのご飯はやっぱり美味しかった。 次の日の朝、朝練のため1人まだ暗い空を眺めて学校に向かった。
「拓哉ーーー来いー。」
とおくで自分を呼ぶ声が聞こえた。呼ばれることが滅多にない俺は不思議に思いつつ顧問の方へ向かった。
話があると言われて職員室に行くと、真剣な面影で話を始めた。
長かったけど、要するにコンビニを盗んだことだった。
俺はすんなり認めてやめようと思った。家のことをやれっていう神からのお告げかな…そう思うことにした。
俺は退部届をもらってきっと人生最後の朝練を始めた。 朝になった。まだ5時で朝練がある時に起きる時間。なんで今日に限ってこんな早く起きてしまうんだろう…
退部届をリュックから出す。目から涙が出てくる。
そして、ふやけた退部届けにやっとの思いで名前を書く。
ースパンっ
誰だろうか…泣いてるところを見られたくなくてパジャマの袖で必死に顔を擦る。静かな足音がして近づいてくる。
背中があったかくなる。また涙が溢れてきた。俺は悔しさを吐き出すように泣いた。
「……ごめんなさい……」
小さくて弱々しかったけどカナだということはすぐにわかった。
なんでお前が泣くんだよ…そう突っ込みたかったけど今はその暖かい背中が落ち着いた。 「ご飯だよーー!」
ハナの声…気づくと朝の7時だった。背中は暖かい、きっとカナも寝てしまったんだろう。
みんなで朝ごはんを食べる。すると、
「なんで私がしたこと言わなかったの…」
口をモゴモゴさせてカナが言った。それが最近のカナは想像できない言動で少し面白かった。
「まあいいんだよ。俺が決めたことだし…」
カナはゆっくり首を縦に振る。
そうだ…カナは責任を感じやすくて人のことをちゃんと素直に受け止められる繊細な子だったんだ。
それに気づくと中1のカナはどれだけ追い詰められていたんだろう。なぜそれを理解しなかったんだろう。
いつの間にか食事は終わっていて学校に向かった。 「先生お願いします」
退部届を差し出す。いいんだ。これで。
顧問は少し寂しそうに退部届を受け取る。
「本当にやめちゃうの?」
カナが柱からこちらを覗く。
昨日からほんとどうしたのだろうか。すると、何やら妹はこちらにやってきて顧問と話を始めた。
悪い予感がして止めようとするが話は終わっていて、コンビニで俺が庇ったことを話していた。
「…いや!だとしてもやめます!今までありがとうございました!」
俺は不貞腐れているカナの手を引っ張り急いで教室に戻った。 帰り道、あのハンカチを拾ってくれた人が目に入る。俺は急いで駆け寄りその人を止める。
「前っハンカチ拾ってくれた人ですよね?」
「あっ…あっ…はい」
優しく微笑んでくれた。よく見るとすごく端正な顔立ちをしていた。
「お礼を言いたくて…」
「几帳面な方なんですね」
正直照れた。そんな女の子と話すことなんてないし…そして、そっとお礼を言って解散しようとした時
「あの…妹さんの…どうなりました?」
「あー…
俺はあの後あったこと、カナは本当はどう言う性格なのか…他の兄弟のこともたくさん喋った。
ーキーンコーンカーンコーン
チャイムがなる。俺は学ばないな…そう思って夕飯の手伝いをするために解散した。 帰ると久しぶりにキッチンに立っているカナともう何年も前に社会人になって出て行ってしまった快斗兄ちゃんがいた。
「おー!拓哉!久しぶり!」
久しぶりに聞いた快斗兄ちゃんの声は全く変わっていなくて、その懐かしさを噛み締めるように再開を喜んだ。
正直最高の気分だ。
「いただきます!」
やっぱりご飯はすごくおいしかった。部活を辞めていないとこの時間がないと思うと辞めてよかったかもしれない、そう思った。
「拓哉、野球はどうだ?」
「…あーやめ「私が辞めさせた」
カナが急に割り込んで入ってくる。
「ど、どゆこと…?」
案の定困惑する快斗にいちゃん。すぐに訂正する。
「いや、俺が勝手にやめたんだ」
「…そっか、自分で決めたんだな」
快斗兄ちゃんはなぜか複雑そうな顔をしたが、それ以降のことを聞いてくることはなかった。
何か察したのだろう。
俺たちはその後ゲームして夜更かしした。本当に楽しかった。
けれどカナは1人不貞腐れているような感じだった。 数週間後、学校が終わると図書館に足を進めていた。
そして、図書館の裏口に入り自分のロッカーを開けリュックを詰め込んでシンプルなデザインのエプロンを身につける。
そう、俺は司書補としてバイトをしている。
みんなをできるだけ楽にさせたかった。
コンビニでもよかったんだけど…前のことがあって少し気まずいんだ。 「すいません、本借りたいんですけど…」
俺はピッした。ずっとやってみたかったんだ。
ーキーンコーンカーンコーン
これは俺のバイトを終わらせることを知らせる。みんなでご飯は食べたいのだ。
そういえば、あのハンカチ拾ってくれた人、ずっといるんだよな…
毎日厚い本を読んでいる。また話したいな…そう思った。 土曜になった。今日は一日バイトを入れている。
「あの…」
『弁護士になるために』という本を持った、女の人が立っている。…あ、ハンカチを拾ってくれた人だ…
身近に感じていた人が住んでいるところが違う人のように感じてしまった。
「あの…ときの方…ですよね?」
覚えててくれたことが嬉しくて大きな声で返事をしてしまう。
「それで…このあといつも上がってますよね?一緒に帰りませんか?ご兄弟のこと聞きたいんです」
俺の兄弟愛が強すぎてまた聞きたいと言われたのは初めてだった。
満面の笑みで答えた。
「もちろんです!!」 次の日の朝になってもカナはいなかった。夕ご飯までに帰ってこないことはあっても朝まで帰らなかったことはない。
それでもほっとこうとしたが、快斗兄ちゃんは笑って
「探してくる」
そういった。けれど、俺はその笑顔が少し怖かった。 次の日の朝、快斗兄ちゃんはパジャマにも着替えずに寝ていた。起こすのも申し訳ないので寝かせて静かに家を出た。
今日はバイトがないのですぐに帰った。
快斗にいちゃんはまたカナを探しに行ったらしい。俺も心配になってきた。
一応快斗にいちゃんに電話する。出た快斗兄ちゃん電話越しでもわかるくらい息が切れていた。
「カナ見つかった?」
『…いいや、見つからない」
俺は家を飛び出した。まだ明るく過ごしやすい日だ。2人で探してもやっぱり見つからない。
俺たちは暗い表情のまま家に帰った。 家に帰ると、見慣れたキッチンにカナが立っていた。
時が止まったように固まった。このまま消えてしまうのではないか…ずっとそう思っていたから安心する。
心配させんなって怒るとこなのだろうが俺にそんな気力はなくて、
「…カナ?…」
真っ赤な顔で振り返ったカナは前とは別人で、少し大人になったような感じがした。 その日の深夜、起きてしまった。何時だろうか、真上にあるスマホを開く。
「うわっ」
目をやられた。目を瞑ってもずっとチカチカしている。
俺は諦めてリビングに行くことにする。水を飲みたい。弟に布団をかけて腰を上げた。 リビングのドアを開けると、快斗兄ちゃん、カナとハナが楽しそうに喋っていた。
「…こんな時間に何してんの?」
「3人とも眠れなくて…」
「ちょうど起きないかなーって喋ってたとこよ」
3人は楽しそうにしている。
4人で落ち着いて喋るのは久しぶりですごく楽しみだった。すると、ハナがうとうとし始めてついに寝てしまった。
すると、
「ほんと…今までごめんなさい…」
カナの目は右往左往に動いていてきんちょうしてるのだろう。でもそれだけじゃなくて何かに恐れているような目でもあった。
驚いた。前のカナじゃ絶対に言わないことだろう。
「いいよ」
快斗にいちゃんが優しい声で言った。俺も真似して、解散した。 次の日、カナはいつもは掻き上げている前髪を下ろして高く結ばれたポニーテールはずいぶん低くなっている。
落ち着いたような雰囲気になっていた。
そして、ハナもカナにぴったりくっついている。昔みたいだ。少し嬉しくなった。 進級して、しばらくがたった。カナはハナといなかった期間を埋め合わせるようにずっといる。
いつも楽しそうだ。
そして、俺は相変わらず図書館に行ってあのハンカチを拾ってくれた人と帰っている。
その人は「千沙斗」という名前らしい。俺が数ヶ月かけて知った名前だ。
快斗兄ちゃんもまた仕事に行き始めた。帰ってくる場所は変わらなけど。
そうやって幸せな日々が続いていたとき…やはり不幸は来るもので ハナの親友だった子が自殺してしまったらしい。今までは3人で一緒にいたらしい。
よく話を聞かせてくれた。内容は正直覚えていないけど楽しそうにしていたのは覚えている。 こんな情報を耳にしたのに変わらずバイトはあって、今日は重い足で図書館に向かった。
千沙斗さんはいつも自分の家族のように喜んで楽しそうに話を聞いてくれる。
今日の話もきっと悲しそうに聞いてくれるだろう。けれど千沙斗さんとの約束は断って、家に帰った。 「おかえりー」
カナとハナは夕食の準備をしている。
いつもとおな…いや…目が腫れている。いつもと違う。きっとついさっきまで泣いていたのだろう。
けれど、みんなを心配させないようにいつもと同じように振る舞っているのだ。
「…ただいま」
俺は優しく微笑んだ。
あぁ…2人は俺が思ってるほど子供じゃなくてちゃんとみんなのことを考えて振る舞って…
俺より大人になっていたんだな…そう実感した。
今回も死んだことを知らなかったら、2人が密かに泣いていることを俺はきっと気づかなかっただろう。
情けない…
そんなことを考えてると快斗兄ちゃんが帰ってきた。 快斗兄ちゃんはきっと知らないだろう。寝静まったら相談しよう。
深夜になる。すると、話があると快斗兄ちゃんに言われる。
俺は喜んで了承してみんなが寝静まった頃、リビングに向かった。 「鎌倉殿13人は・・・」
幼稚すぎる作者、それを見ている知恵遅れ。
頼朝も、義経も何処から税金盗っているのか、
財政的な命運の流れが一切ない。勉強しろ作者よ。 「鎌倉殿13人は・・・」
幼稚すぎる作者、それを見ている知恵遅れ。
頼朝も、義経も何処から税金盗っているのか、
財政的な命運の流れが一切ない。勉強しろ作者よ。 爺さん議長がセクハラだと責める知恵遅れ野党。
野党は国民に政策を示せず、爺さんのセクハラ攻める
パワハラの税金泥棒。
もう少しまともな人間に代議士に立候補してほしい。 のぞみちゃん、サニーブラウンと結婚して
世界チャンピオンの子孫を残せ。
勝手にすんません。 3行にまとめてみてよ 1〜39行まで読んでないのよ ひゃあっ!ちょ…首触るなよ…く、すぐぐったいだろ…(くすぐったいのところは小声で)