>>805
国立新美術館のマティス展の油彩の数は25点になります。
うち2点は黒い線だけの油彩で下絵の状態?で3点はダンスの油彩習作なので
「絵画作品」としての完成油彩は20点と言ったところでしょうか。
また初期の油彩が8点、フォーヴィスムの時期が2点とだいぶ初期にも割いてるので
自由気ままなゆるふわマティスな感じは10点といったところ?
油彩がとにかく見たい!という人には物足りないかもしれませんが、初期から晩年まで
油彩、彫刻、素描、版画、切り紙絵とくまなく網羅してるのと教会のよくできた再現までと
私は東京都美術館版よりお気に入りでした。ポンピドゥーセンター所蔵のは代表作の大作の
油彩がいくつもあってあちらも素晴らしかったですけどね。
今回はオダリスクが素晴らしいのと調度品やパレットまで見せてくれるので
ニースのマティス美術館に行かずにほぼほぼ全部来ちゃってる状態なので見逃すのは
もったいないです。本当に美術館のサイトで紹介されてる作品は全て来てる感じなので
めちゃくちゃ貴重な機会です。