ライトアップ木島櫻谷@泉屋博古館(3/16-5/12)
昨年の櫻谷を深く掘り下げた展示の方が満足度高かったですが、今回の同じ対象を異なる画家で比較した企画も面白いです。特にタヌキ。伝 森徹山の細かい描写が非常に良く、対して櫻谷はふわっとした感じが上手い。円山応挙の鯉と孔雀は、さすがです。
今回の一番の見所は、四季連作大屏風。特に、光琳が完成させてしまった感があるカキツバタの屏風を、櫻谷はこう表現したかと思いました。トラとライオンの屏風も見応えあり。