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博物館の批評・感想を!
0001名無しさん@お宝いっぱい。
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2011/10/18(火) 19:58:43.69ID:3jtNAWYi0
博物館の展示業務(平常展や特別展)や作品の批評・感想を書いてね。
フォーマットは・・・

■博物館名
■展示会名 (、期間)
■URL
■批評・感想
0299名無しさん@お宝いっぱい。
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2013/11/16(土) 10:06:24.37ID:mP/XY4Xr0
■ブリジストン美術館
■カイユボット展、2013.10.10−12.29
http://www.bridgestone-museum.gr.jp/caillebotte/
■カイユボットの絵は趣味を越えなかった。 ここの館所蔵の印象派作品と比較しても差は見え見えね。 写真を利用したと書いてあったけど彼はそんなに意識していなかったはずよ。 もちろん浮世絵も同じね。
描かれている家族の風景は内向的裕福層そのものにみえる。 展示会は遠のいたけどドガとの意見の相違も人生に変化はない。 後期に明るい風景画を描いているのが証拠よ。 ボートや菜園と同じ位置づけなの。 
弟の写真を中心に展示したほうが面白かったんじゃないのかしら? 
0300名無しさん@お宝いっぱい。
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2013/11/17(日) 08:10:42.01ID:Rgi+2Ylv0
■東京ステーションギャラリー
■植田正治のつくりかた、2013.10.12−2014.1.5
http://www.ejrcf.or.jp/gallery/
■「当時はみんなアマチュアだった・・」と解説にありましたが、彼の作品はいつまで経ってもアマチュアの匂いがあります。 芸術写真から新興写真を受け入れ、そして演出写真への方向性は時代の流れに一致していたはずです。 
でも単色の面白い初期作品をカラーにすると芸術性が飛散してしまったり、「砂丘モード」の商品写真も演出に進歩がありません。
そして写真俳句や90年以降のカラー作品「花を視る」「不公平の法則」で画題に凝るところなどはアマチュアそのものです。 今でも砂丘でウロウロしているのが目にみえます。 古き良きアマチュアの時代が漂っていた展示会です。
0301名無しさん@お宝いっぱい。
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2013/11/19(火) 07:48:02.41ID:T1z/9TwF0
300オメ
0302名無しさん@お宝いっぱい。
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2013/11/20(水) 03:19:56.36ID:eo7znuA90
■東京オペラシティアートギャラリ
■五線譜に描いた夢−日本近代音楽の150年−、2013.10.11−12.23
http://www.operacity.jp/ag/exh157/index.html
■副題の150年をわかり易く展示しています。 章ごとの映像コーナーを全て見ると新書を一冊読んだ気分になります。
米国軍楽隊のヤンキードゥードルをそして讃美歌を聞いた時の幕末時代の驚きが目に浮かびます。 日本人が初めて出会った西洋音楽は軍楽と讃美歌とのこと。 「むすんでひらいて」「オタマジャクシはかえるのこ」が讃美歌とは知りませんでした。
「幕末から明治」の西洋音楽の取り込み方や「大正モダニズム」「戦争と音楽」の時代との関係が面白いですね。 「戦後から21世紀」は同時代のためかまとまっていません。
絵画を観るのとは違って資料等を見聞きするので最低でも二時間は必要です。 でも費やした時間に比例して充実感が増していく展示会です。
0303名無しさん@お宝いっぱい。
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2013/11/24(日) 20:43:36.26ID:GCnvOpuc0
ブログでやれ
0304名無しさん@お宝いっぱい。
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2013/11/25(月) 18:28:33.86ID:qLEwH3LO0
■東京芸術劇場・シアターイースト
■光のない。(プロローグ?)、2013.11.21−24
http://www.festival-tokyo.jp/program/13/prolog_ozawa/
■高校美術部の文化祭に行った感じです。 写真や絵画の上に文章が書かれて展示されています。 読み難くてどうしようもありませんね。 「表象」と「ハイデッカー」の文字が網膜に残りました。 
どこからかゴリラ!が登場します。 近くで見ると迫力がありますね。 「くまモン」の人気の理由がこの時わかりました。 ゴリラは死んだ乳牛を床に並べて悲しみます。 多分狂牛病でしょう。 背景では手製電子ピアノ?が音楽を奏でています。
次にスクリーン一杯に海岸の映像です。 ゴリラがフラダンスを踊っています。 映像が終わり場内でもゴリラが踊りを続けます。 そして積んである袋の上に登りもがき苦しみます。 袋には原発事故汚染水が入っているのでは? ゴリラは沈んでいきます。 ・・。
0305名無しさん@お宝いっぱい。
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2013/12/04(水) 20:55:41.60ID:cttvkccU0
■東京国立近代美術館
■ジョゼフ・クーデルカ展、2013.11.6−2014.1.13
http://www.momat.go.jp/Honkan/koudelka2013/index.html
■初期作品をみるとどこにでもいる「芸術大好き!」な若者にみえる。 しかし「門の向こう」や「欄干の上」での「劇場」は酷い。 彼は芝居が好きではなかったのでは? 「エグザイル」の風景もつまらない。 「侵攻」はたまたま歴史に遭遇してしまった感じだ。 
転機は多分「ジプシーズ」だろう。 人物の目が生きている。 ロマは「劇場」の俳優より役者だ。 この作品集が一番である。 彼は歳をとってもどこにでもいる「写真大好き!」人間だったのでは?
■現代のプロダクトデザイン、2013.11.1−2014.1.13
http://www.momat.go.jp/Honkan/productdesign2013/index.html
0306名無しさん@お宝いっぱい。
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2013/12/06(金) 19:00:30.63ID:7ULkPvAX0
■ギャラリー間
■「犬のための建築」展、2013.10.25−12.21
http://architecturefordogs.com/ja/
■犬ファンなら見逃せませんね。 シーソー付犬小屋や階段付椅子やベッド等々が展示されています。 犬からみれば建築ですが人間からみれば家具ですね。 しかし犬は喜ばないと直感しました。 ほとんどが猫用だと再び直感しました。  
以前ビーグル雑種を飼っていたことがあります。 好奇心と遊び大好きな活動、選り好みしない旺盛な食事、緊張と弛緩の休息と睡眠、この三つが犬の生活の全てでしょう。 犬は建築などどうでもよいのです。 ともかく動き回りたい。 これだけです。 
展示は家の中で飼う事を想定しているのかもしれません。 チワワやビションフリーゼ、パピヨンは飼ったことが無いのでよくわかりません。 しかし中型犬以上には犬小屋以外の<建築>は存在しません。 でも、イヌ好きにはどうしようもありませんね。
0307名無しさん@お宝いっぱい。
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2013/12/07(土) 08:07:35.38ID:P1mrEB/X0
■ワタリウム美術館
■宝箱−齋藤陽道写真展、2013.11.30−2014.3.16
http://www.watarium.co.jp/exhibition/1311saitou/index.html
■齋藤陽道の名を初めて知りました。 しかし2階の初期作品は平凡すぎますね。 光が眩しすぎるからです。 
でも3階は違います。 「MY NAME IS MINE」はこれを克服して光を響かせています。 プロレス団体所属とのことから、身体そして触覚の鋭さが作品の深くに反映しているのかもしれません。 作者は 「音楽は永遠の片思い・・」のようです。
4階の作品は社会へ目が移ります。 「・・思いのままみることを、こども師匠から学ぶ」と言っていますが、やはり視野を広げれば雑音が増えるのは当たり前です。 ・・さあ、これからどこへ行くのか?
0308名無しさん@お宝いっぱい。
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2013/12/08(日) 05:04:39.50ID:BneWhyta0
■サントリー美術館
■天上の舞・飛天の美−平等院鳳凰堂平成修理完成記念−、2013.11.23−2014.1.13
http://www.suntory.co.jp/sma/exhibit/2013_5/?fromid=topmv
■平等院全体の模型図があったら想像力がもっと広がったはずよ。 空中に浮かぶような建築はまさに展示会名を具現化したものだから。 でも堂内の立体イメージを広げる素材は全て展示されていて楽しかったわ。
光背飛天は6体のみだけど今迄本気で見てこなかったの。 定朝工房の傑作だと認識できて嬉しい。 顔も体も奈良時代の懐かしさが表現されている。 雲中供養菩薩像よりインパクトがあったわね。 でも九品往生図は傷みが激しいんじゃない?
最後に雲中供養菩薩像を彩色したCGがあったけど感動しちゃった! 当時の内部は脳味噌がビンビンするほどの色彩世界だった。 これから大鏡の言う「極楽浄土のこのよにあらはれけるとみえたり」の具体的景色がみえてくるわ。
0309名無しさん@お宝いっぱい。
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2013/12/16(月) 18:52:46.59ID:I4bqmX090
■東京都写真美術館
■植田正治とジァック・アンリ・ラルティーグ、2013.11.23−2014.1.26
http://syabi.com/upload/3/2015/lartigue.pdf
■二人の写真家を同時にみるとついつい比較してしまう。 ラルティーグは裕福な人生肯定を素直にファインダに集中していて清々しい。植田正治はガチガチのアマチュア写真家である。 なぞるようにみていると日本的な人生の楽しみが見つけられる。
対照的な表情なので交互に観ていると上手く中和されてほどよい気分になれる。 植田の「音のない記憶」は緊張感が出ていて展示一番である。 
■高谷史郎−明るい部屋−、2013.12.10−2014.1.26
http://syabi.com/upload/3/2023/takatani.pdf
■ロラン・バルトに繋がる展示である。 このようなバルトへの接近方法はわかるようでわからない。 しかし写真好きなら一度は「明るい部屋」を読むはずだ。 存在や記憶について考え、そして静かに唸ってしまう。 バルトへの接近は各自各様である。
■路上から世界を変えていく−日本の新進作家VOL.20−、2013.12.7−2014.1.26
http://syabi.com/upload/3/2017/1207.pdf
■写真を撮るには、アメリカン・クラッカをぶら下げたり極端な接写や空中に浮かんだり並外れた興味を持つことが必要である。 近未来への方向感覚の良さも必須のようだ。 どの作家も条件を持っていて面白い。 「60倍の惑星」「路上ネイチャ」が気にいる。
0310名無しさん@お宝いっぱい。
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2013/12/18(水) 20:14:58.03ID:rHVgBP0R0
■山種美術館
■古径と土牛、2013.10.22−12.23
http://www.yamatane-museum.jp/exh/current.html
■二人を並べるのは近頃の流行ですか? 古径と土牛の出会いを初めて意識しながら観ました。 大部分はこの館でよくみる作品です。 土牛が若い時代に悩んだことやセザンヌに傾倒したことなどが作品から感じられます。
雅号がそのまま作品に反映していますね。 特に土牛の動物画はいいですね。 それに「浄心」と「舞妓」もです。 花や静物は古径に気に入ったのが多い。 二人の違いというのも付きず離れずと言う差ですかね。
0311名無しさん@お宝いっぱい。
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2013/12/22(日) 17:51:25.95ID:JK1GyRwA0
■国立新美術館
■DOMANI・明日展、、2013.12.14−2014.1.26
http://domani-ten.com/
■今年は建築家44名がバザールでゴザール! この人数が建築を一層強くさせてしまった。彼らは「主体のゆらぎ」や「リアリティの疑問」の周りでウロウロできない。 肉体をもった人間が生活する必要が建築にはある。 だから強い。
そのため建築以外の作品が霞んでしまった。 でも彫刻や陶芸はシブトイ。 それは建築と対抗できるおおもとの何物かを持っているから。  徳丸鏡子の陶芸、川上りえの針金彫刻、吉本直子の古着の固まりは記憶に残った。
建築では藤井由理の「セリー建築」、伊藤廉の「コルクの家」が気にいる。 迫慶一郎の「東北スカイビレッジ」は夢物語である。 ほかにも気に入った作品が多くあったがバザールの中で混乱してしまった。
0312名無しさん@お宝いっぱい。
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2013/12/23(月) 07:47:03.16ID:jeAccBDf0
■ICC
■磯崎新・都市ソラリス、2013.12.14−2014.3.2
http://www.ntticc.or.jp/Exhibition/2013/ISOZAKI_Arata_SOLARIS/index_j.html
■1960年代からの年表を貼り付けているだけです。 鄭州市鄭東新区都市計画で絞り込んだ方が面白かったかもしれない。 
プレゼンテーションやトークセッションが沢山有るのでこれを見ないとなんとも言えないですかが。 
多分チケット1枚で何度も入場できるようになっているからトークセッションが中心のようです。 前回の「海市」が素晴らしかったので今回の展示会場には大いにがっかりさせられました。
0313名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/01/06(月) 21:01:01.10ID:RL71Mea50
■BUNKAMURAザミュージアム
■シャヴァンヌ展、2014.1.2−3.9
http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/14_chavannes/index.html
■壁画はどう描けばよいのか?の質問に即答えられないわ。 でもこの展示会で答えが少しだけど見えたのに満足。 人体は陰影が少なく単純な仕種のみ、そして目鼻口が明確でない非感情的な顔立ち。 何故これがある種の感動を呼び起こすのか?
そして理念を表現できるのか? ツヤの無い油絵で描いた彫刻のような人物像は人間の存在や歴史のエッセンスだけが残り抽象性のある感動に結びついたということかしら?
ところで習作の前に立ったとき青の時代のピカソを感じたの。 彼も若い時に出会っていたようね。 新年に相応しい展示会だったわ。
0314名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/01/10(金) 19:56:27.85ID:TV4fBpg/0
■早稲田大学演劇博物館
■「いまだ知られざる寺山修司−わが時、その始まり」展、2013.11.26−2014.1.25
http://www.waseda.jp/enpaku/special/2013terayama.html
■寺山修司が展示室にいるような錯覚におちいります。 書簡や日記帳、蔵書やレコードなど身近な物で構成されているからです。 彼の手書きも多いからでしょう。 中学生時代の母への手紙もあります。 山田太一との葉書の遣り取りも結構な量です。
中高生時代の写真もいいですね。 小学校から高校迄の時代は誰もが同じような人間組織関係を経験しています。 ですから写真の隅々まで雰囲気がわかるのです。 しかし俳句への接近は凄いですね。 そして短歌への方向転換もです。
50冊前後の蔵書は戯曲や演劇論、日本の芸能関係など普通にみえます。 同時代人としては山口昌男が3冊ありましたね。
彼は教育学部に入学したが1年でネフローゼで入院そして退学しています。 今回の展示はいつもと違い大隈記念タワーの10階での開催です。 ここからは彼を迎えた大隈講堂を含め早稲田の森が眼下にみえます。
0315名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/01/21(火) 20:40:09.88ID:vsrAMlAM0
■KAAT・中スタジオ
■日常オフレコ、2014.1.11−30
http://www.offreco.info/
■作家5人の作品展である。 30年前に戻ったような刺激の無い作品が並ぶ。 作品よりも、むしろ中スタジオの裏側を見られたのがよかった。 例えば役者用更衣室やシャワー室などなど。
岡田利規lとキュレータのトークセッションがあるようだ。 これを見ないと展示会の本意がわからないのかもしれない。 KAATや演出家が絡んでいるから何かありそうだ。 つむぎねパフォーマンスもあったようだ。 しかし両方とも出席できなかった。
ということで中途半端な状態から抜け出せない。 ・・横浜美術館へ向かうことにした。
■横浜美術館
■下村観山展、2013.12.7−2014.2.11
http://www.yaf.or.jp/yma/jiu/2013/kanzan/
■観山の絵は小説の挿絵に適している。 「日野資朝」などはジュニア系小説向きである。 素直な感情が表れているからだ。 逆に心の深層表現は弱い。 「観音図」や「観音」、「弱法師」などはもはや漫画である。 この表層の戯れが良さかもしれない。
「鵜鴎図」は水しぶきには見えない。 「春秋鹿図」の鹿はまるで剥製だ。 しかし「竹林七賢」は逆をついていて面白い。 酒が入らないと観山らしくない。 「三猿」や「馬郎婦観音像」もこの系列でなかなかである。 やっと観山の面白さを見つけた感じだ。
0316名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/01/23(木) 00:16:07.43ID:m5sK1Z2A0
■東京国立博物館・平成館
■クリーブランド美術館展、2014.1.15−2.23
http://www.nichibisai.jp/
■鎌倉・室町の神仏から入っていますが独特な雰囲気があります。 この雰囲気こそがシャーマン・リーのものだとおもいます。 中国から離れた日本の微妙で深いところを押さえているからでしょう。
作者も広範囲で初めて聞く名前も結構います。 古さだけ!?と思われる作品もあります。 母語が日本語でない優秀な専門家が収集した作品群にみえます。 粗さと深さのある輝きがあります。
■人間国宝展、2014.1.15−2.23
http://www.nichibisai.jp/
■古い国宝・重文の作品と人間国宝の作品を並べてあるので面白い比較ができます。 しかしクリーブランドからの緊張の為か疲れました。 当時の歴史や文化を意識しますし、陶芸・金工・染織・木竹工・日本刀・人形等々広範囲のためです。 
こうなると目が流れてしまいますね。 脳味噌まで届きません。 というか脳味噌オーバーフローです。 プチッ・・
0317名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/01/24(金) 02:20:53.37ID:nig1Og8N0
■上野の森美術館
■遠藤彰子展、2014.1.15−28
http://www.ueno-mori.org/exhibitions/article.cgi?id=33
■会場に入って迎えてくれたのは馴染みの80年代の作品。 途中から2000年代になったけどこれは凄い! まさに宗教画ね。 巨大な蛸や蜘蛛そして圧倒的な浮遊感。 「最後の審判」のようだわ。 
彼女の80年代は茶の時代。 これは戦後の思い出と青春が一杯詰まっているの。 90年代は青の時代。 豊かになり食事の場面も多く犬や猫も元気で飛び回っている。 でも人の顔はどこか憂いが滲みでている感じ。 そして2000年代の最後の審判!?
でも一番好きなのは80年代の作品よ。 広場で子供たちが遊んでいる絵が最高。 みていると目眩がするの。 髪の毛も後ろに靡いて未来へ進んでいる感じがするから。 まさに遊びの原点ね。 
60年代の若い作品群「楽園」があったけど2000年代を予言しているようだわ。 そして最新作を観ることができて彼女の大きな物語に出会った感じね。 身体が蘇った展示会だった。
0318名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/01/26(日) 11:13:59.64ID:35oaXwN90
■東京ステーションギャラリー
■プライベート・ユートピア、ここだけの場所、2014.1.18−3.9
http://www.britishcouncil.jp/private-utopia
■英国の雰囲気に満ち溢れていた。 時間も空間もユックリと動いている。 E・プライスの「ウールワースのクワイア」、J・デラの「アシッド・ブラス」「あなたを傷つける洋々な方法」など多くの作品に古さが漂っている。 これが英国流成熟なのか?
奢らず出しゃばらず、そしてユーモアがある。 映像の何本かはテレビ番組のようだった。 世界を知るには各国のテレビ番組を数日間見続けるのが良い。 ニュースなどは日本とは切り込み方が違うし、その国の生活を手っ取り早く知ることができる。
ブリティッシュ・カウンシル、日仏会館や仏文化センタも時々覗かないと面白いイベントを逃してしまう。 東京に住んでいる利点の一つかもしれない。 ギャラリーを出た時ロンドンに行ってきた感じがした。
0320名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/01/27(月) 01:08:45.77ID:16pJw/Ig0
■原美術館
■ミヒャエル ボレマンス:アドバンテージ、2014.1.11−3.30
http://www.haramuseum.or.jp/generalTop.html
■作品一覧に「・・誰であるか、何をしているかに特別な意味はありません・・」「・・時間を超えた状況、いわば時間が無効になる・・」とあるけど、ウーンその通りね。 人物の多くは俯いていて肝心の目がよく見えない作品が多い。
これは写真からの影響が続いているのではないのかしら? 被写体そのままを切り取る写真は情報量を増やすためカラダ全体を撮りたいのよ。 人物のアップは一部を強調できるけど捨てるモノも多過ぎる。
これで彼の絵には身体全体からみえる生き物としての人の儚さが漂っているのではないのかしら?
今日の日曜美術館で写真を捨て絵画に転向した彼のインタビューを放映していたけど、絵画が生み出す物語の威力を強調していたのも分かる気がする。 やはり写真が生み出すのとは質が違うということね。
0321名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/01/28(火) 04:40:00.47ID:0nRJAfeG0
■東京オペラシティアートギャラリー
■UNDER THE BOX、BEYOND THE BOUNDS、2014.1.18−3.30
http://www.operacity.jp/ag/exh160/
■台所で模型飛行機が飛び回っている映像をみて思い出した。 既にさわひらきとは出会っていたのだ。 静寂の中を滑るように飛び回る飛行機は玩具の究極表現である。 
今回は最新版の映像を観ることができた。 しかし作品は技巧的で洗練されているが、どうもツマラナイ。 なんというか、中身があるように感じられない。 「DWELLING」の心地良さが無いのだ。
「心地よい領域」は「個人の記憶」から来るものなのか? 飛行機は自身の記憶にも大きな影響を持っているので納得はできるが。 しかしツマラナイ原因は別にある。 それは古くからの実体二元論が比喩的に強調され過ぎているから、かもしれない。 
■絵の中の動物たち、2014.1.18−3.30
http://www.operacity.jp/ag/exh161.php
■いつもながらの寺田コレクションを観るのは楽しい。 多くの画家に出会えるからである。 企画展の付録のようなものだがギャラリーに足を運びたくなる一因になっている。
■大田黒衣美展、2014.1.18−3.30
http://www.operacity.jp/ag/exh162.php
■そして犬のシッポのような、またまた楽しい付録もついてくる。
0322名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/01/30(木) 21:12:50.73ID:W3B5u7y10
■渋谷アップリンク
■フォスター卿の建築術、2014.1.3−2.7
http://www.uplink.co.jp/foster/
■ノーマン・フォスターの人と作品がコンパクトにまとめられていて面白さは100点満点です。 彼は工場のような産業用建築から入っていますが、カネとコネがなかった為だと今回知りました。 チャンスを賭けたのはやはり香港上海銀行のようです。
以降の鉄骨フレームとガラス張りの作品群は重い質感を持っています。 このためかガラス張りなのに諄い感じもします。 ジャン・ヌーヴェルの逆ですね。 ロンドンのガーキンとバルセロナのアグバールの違いでしょう。
似たような建物が新宿西口のコクーンタワーですがこれは酷くて比較になりません。 しかし高さの無い建物には諄さがありません。 例えば香港国際空港や北京首都国際空港のターミナルなどです。
諄さと古さの引き換えに、フォスターのガラスは力強さと安心感があります。 これからみると黒川紀章の国立新美術館のフレームとガラスは弱々しく感じます。 素人でも多くの建築家や建物と比較できるのがフォスターの良さですね。
0323名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/01/31(金) 18:54:36.37ID:o2ZXqe0x0
■三菱一号館美術館
■ザ・ビューティフル−英国の唯美主義−、2014.1.30−5.6
http://mimt.jp/beautiful/
■展示内容の章(段落)が細かくなっていて珍しいわね。 「序」から始まって「美術職人集団」「新たな美の探求」、・・最後の「輝かしい落日」までの16章に分かれているの。 段落名と作品との関係を意識しながら観る必要があるということね。 
ところで「主題は持たない」「物語は嫌いだ」と言っているけど、なぜ芸術家とデザイナーが結ばれたのか理由がよくわかなかった。 たまたま新聞に「・・工場で作られた大量の調度品は醜いものばかり」を理由にしているけどホントかしら?
「芸術のための芸術」を信奉している芸術家はデザイナーなんて不要だと考えるのがあたりまえよ。 家や家具の設計、そして食器やブローチも展示されていたけど、「絵画とデザインを一体に考えたこの運動」の真実が見えないの。
でも、ある意味クソ真面目且つ充実した内容での19世紀後半の唯美美術の開催は感謝しきれないわ。 フォスター>>322、さわひらき>>321、ここだけの場所>>318、そして森ギャラリーの「ラファエル前派」、・・当分ロンドンが続くわね!
0324名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/02/08(土) 02:12:08.08ID:ZhECsz9j0
■森美術館
■アンディ・ウォーホル展、2014.2.1−5.6
http://www.mori.art.museum/contents/andy_warhol/
■「人が死ぬなんて思えない。 ちょっとデパートに行くようなものだ」。 聖母マリア像や十字架で荘厳な雰囲気のウォーホルの自室写真とこの言葉の差異には戸惑ってしまいます。 ウォーホルは裏を持っている人ですね。
「チェルシー・ガールズ」の日常の倦怠と過激、ある種の恍惚が入り混じった作品でウォーホルの虜になってしまったのですが、彼の作品はやはり60年代がピークにみえます。 
作家を消し去る芸術行為と作品から、芸術と日常生活は同列だということをウォーホルから教えてもらいました。 1枚2万5千ドルの注文肖像画を1千点も受注したビジネスもこの延長線上の行為でしょう。 芸術至上主義からの独特な解放感があります。
0325名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/02/09(日) 10:48:44.40ID:v16IN4oD0
■フィシュト五輪スタジアム
■ソチ冬季オリンピック開会式、2014.2.7
http://www.sochi2014.com/en
■広い会場で照明と映像を駆使する場合はテレビで見ても奥行きが感じられないので効果がわかりません。 オリンピックはこの二つをふんだんに使うのが今後の流れですか? しかし今回の開会式は物語が弱かったですね。
原始の鯨から聖ワシリー大聖堂のような風船、ペテルブルク行進、ロシアアバンギャルド、大戦、ロケットやジェット機、そしてモスクワの横断歩道の人と車・・。 テーマであるロシア史の表現が淡白だったのが原因でしょう。 批判反省は無く賛歌も抽象的です。
2012年ロンドンオリンピック開会式での産業革命の煙突公害、子供病院GOSH、国民保険サービスNHSの展開とは雲泥の差です。 とくに1990年以降のロシアがハッキリと表現されていなかったのがボヤケの原因です。
S・ザハロフ、I・ワシーリエフ、A・ネトレブコなどロシアバレエ・オペラの第一人者が出演していましたが会場が広いので歌手の方が影響がありますね。 これも含めロシア音楽の重さが前面に出ていてさすがです。
又IOCバッハ会長の演説が具体的で記憶に留まりました。 他に聖ワシリー大聖堂を背景にボリショイ・サーカス団などが踊る場面、聖火の点火場面の二つが印象的でした。
0326名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/02/14(金) 19:29:03.26ID:U6jqcdqG0
■森アーツセンターギャラリ
■ラファエル前派展、2014.1.25−4.6
http://prb2014.jp/
■写真やテレビでみるのとは大違いです。 「オフィーリア」もその一つでした。 周囲の草木、水の流れにもオフィーリアを感じます。 精緻に描かれているのは確かですが、それ以上の何ものかが草木や水に存在しているようにみえます。
シェイクスピアに題材を取った作品が多いのですが、演劇とはまた違う物語性を確かに持っています。 特にミレイは再発見と言ってもよいでしょう。
前派から唯美主義や象徴主義への歴史の流れもよくわかりました。 三菱美館で開催している「唯美主義」はディテールを掻き回し過ぎているようにみえます。 ですから先に前派展を観るのが順序ですね。
0327名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/02/20(木) 20:49:16.45ID:ETZ3lZbP0
■東京都美術館
■世紀の日本画(前期)、2014.1.25−2.25
http://www.nichibisai.jp/
■初めて観る作品で、且つ海馬に残ったものは・・
・「古陽」(福井爽人)・・仏の神秘的なニヤケがとてもいい。 反して犬の笑いに深みが無くて仏と合わない。 犬は笑うことができる。 ウチの犬も年1、2回笑うが、これを上手く表現できたら最高だろう。 
・「洛北修学院村」(速水御舟)、「浅間山」(田中青坪)・・前者は速水御舟が群青中毒にかかっているときの作品らしい。 植物の青で息苦しくなる。 その横に「浅間山」が掛かっているが高原の爽やかさが清々しい。 この二点の差異が面白い。
・「婉膩水韻」(中村岳陵)・・少女漫画をみているようである。 展示の中では異色の一点である。 
・「神々とファラオ」(岩下英遠)・・今回は安田靫彦が5点もあり十分に堪能したが、岩下英遠は安田の弟子らしい。 なるほど親分に似るものだと感心した。
他にもあるが長くなるので止める。
0328名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/02/21(金) 23:26:04.63ID:rBnHrs/K0
■東京国立近代美術館
■あなたの肖像−工藤哲巳回顧展、2014.2.4−3.30
http://www.tetsumi-kudo-ex.com/
■電子部品や原子力などの取り込みやイヨネスコへの反感は表面的です。 しかしこれを精神分裂手法で肉体に結びつけています。 予感が鋭いので的を外していません。 他に例を見ない気分になります。 観終わっても食事をする気にもなりません。
展示後半で母や妻との関係もわかり彼の心の内がみえます。 ペニスに執着するのもこの延長に何か結びつきがあるのでしょう。 若くしての癌での壮絶?な死、直前の芸大教授への就任。 彼はハイな状況で生きたのはないでしょうか? 
数点の映像記録をみながら何故か三島由紀夫を思い出してしまいました。 彼と表裏の関係にみえます。 もちろん反芸術としての関係も成立します。
0329名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/02/25(火) 18:04:23.12ID:FTGZguMg0
■サントリー美術館
■伊万里、ヨーロッパの宮殿を飾った日本磁器、2014.1.25−3.16
http://www.suntory.co.jp/sma/exhibit/2014_1/index.html
■伊万里の17世紀の輸出の始まりから、18世紀の衰退迄の100年が描かれているの。 初心者でも時代の流れがよくわかる。 景徳鎮窯の染付模倣から柿右衛門様式、そして金襴手様式と世界が相手だと作品も大きく揺れ動くわね。
用途もビールやジンの酒瓶、薬用瓶、スープ、花瓶、ティーセット、輸出観賞用大瓶と多彩で目が喜ぶわ。 オランダ東インド会社の存在は抜群ね。 それと中国の政治動向の二つがあったおかげで伊万里は欧州に進出できた。 
輸出衰退もこの逆ということね。 阿蘭陀が英国に敗れたのと、中国政治が再び安定し陶器の輸出が増えたことらしい。 ナルホド。 マイセン窯やデルフト窯との比較や景徳鎮窯の逆輸入の話も含め、200点の作品が世界での位置付を雄弁に語っていたわ。
0330名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/02/28(金) 19:14:07.17ID:P9aa4KYo0
■世田谷美術館
■岸田吟香・劉生・麗子、知られざる精神の系譜、2014.2.8−4.6
http://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/exhibition.html
■吟香58歳に劉生が生まれ14歳で父が亡くなっている。 というのは吟香と劉生の繋がりが見えない展示だった。 むしろ銀座の地や14人の兄弟姉妹を仲介としての関係が強いのではないだろうか? 麗子とは普通の父娘だったようにみえる。
吟香の時代を見据えた柔軟性は大したものである。 液体目薬の販売は素晴らしい。 健康食品や書籍・受験参考書などは現代を先取りしている。 文化人との付き合いも同様である。
劉生の絵は「あるということの不思議」と「個の表現」が見事に統合されている。 セザンヌとデューラを混ぜあわせた感じだ。 麗子像以外にも満足のいく静物や風景画が展示されていて嬉しい。
初めて知ったが、劉生30歳以降の活動には驚く。 帝劇・市村座・進富座への芝居三昧、長唄や三味線、芸術論の出版、そして日本画への接近。 この広がりこそが吟香から引き継いだDNAかもしれない。
麗子は絵画・演劇・文筆と劉生を引き継いでいる。 女性ということと時代の流れに沿ったのであろう。 明治大正昭和の一味違った時代の切り口をみることができた。
0331名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/03/10(月) 21:10:07.99ID:AjN39YbY0
■東京都写真美術館
■蓮杖−没後百年日本写真の開拓者下岡蓮杖−、2014.3.4−5.6
http://syabi.com/upload/3/2143/renjo.pdf
■蓮杖は写真に出会った時「絵画の代わりになる」と言っています。 しかし晩年に再び絵師に戻っています。 絵師に戻った理由がわかりません。 ナゼ写真師になったのか? これも本当の理由がわからない展示でした。
開拓者という言葉を使っていますが時代に乗った人でしょう。 時代の流れに乗れる人はそれなりの才能が必要です。
彼の作品から明治時代初期の人々が何をして何を考えていたのか想像できます。 侍や僧侶、飛脚や甘酒売などの商人、三味線や書の稽古などなどからです。 開拓者ではなく彼の目を通して生きた時代をみることの方が面白い展示会でした。
■黒部と槍−冠松次郎と穂苅三寿雄、2014.3.4−5.6
http://syabi.com/upload/3/2145/kanmuri_hokari.pdf
■山岳写真は特別です。 単なる風景とは違います。 当時は重たい写真機を持って写真をとりますから作品の質は良くありません。 登山経験者と未経験者の違いも大きいとおもいます。 未経験者は地球とか人生とか、まるごとのままの何かを想起します。
経験者特に北アルプス登山者は違うはずです。 靴や服装、五万分の1の地図、登山家の歩いている姿。 ディティールの一寸も漏らさず作品を舐めまわすでしょう。 山岳写真はやはり特別です。
■APAワード2014、2014.3.1−3.16
http://www.apa-japan.com/
■経済産業大臣賞はボーイング787です。 素人には分かり難い溶接やリベット跡、そして銀びかりの身体。 電子機器とは違った迫力があります。 経済産業大臣及びその家臣なら諸手を上げてこの作品を支持するはずです。
気に入ったのは制服姿の女子高校生が写っている作品です。 彼女らはボーイング787を簡単に越えることができます。
0332名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/03/15(土) 16:03:11.45ID:pYs1O+090
■ギャラリー・間
■内藤廣展−アタマの現場−、2014.1.18−3.22
http://www.toto.co.jp/gallerma/ex140118/index.htm
■完成が近い草薙総合体育館と九州大学椎木講堂が目立つわね。 内藤廣の作品を観ているとピノッキオを思い出すの。 建物内部はピノッキオが鯨に飲み込まれた時に見た風景と同じだと直感したからよ。
以前ニューヨークのとある劇場でこれは蟻の巣の中だ!と、感じたことがあったけどこれと同じね。 建築はこうでなくちゃ。 想像力で飛び回ることができる作品を造れる建築家の一人だわ。
完成や半成の模型、素材や要素部品が一杯でいつもと違って本格的な展示にみえる。 活躍中の伊藤豊雄、安藤忠雄とSANAAや隈研吾の間に挟まれているけど保守本流を歩んでいる感じね。 会場には建築科学生が多いのも頷ける。
0333名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/03/16(日) 09:44:18.75ID:GmN4HjmU0
■21_21デザインサイト
■コメ展、2014.2.28−6.15
http://kometen.jp/
■地球氷河期やヒマラヤ山脈変動、モンスーン気候に適合するため多年草から一年草、そして水陸両用への変化、種子で残る知恵から、人間生活との共存関係、宮沢賢治の言うセンス・オブ・ワンダーとしてのイネからコメの全体像を見せてくれます。
会場はしかしあの田圃の匂いはありません。 糠や麹の匂いもありません。 しめ飾りの藁の匂いが微かに漂うだけです。 録音のカエルや小大蛇、蝉の鳴き声の田圃の畦道が再現されています。 
つまり3粒が茶碗一杯の3000粒に成るのに多くの自然と人の営みがあったかを考えようとする展示会です。 都会に住んでいる人の考えに合わせた内容ですが、しかし展示会を後にした時コメについての見方が深くなっていることに気が付きます。
都会人にはインパクトのある企画です。 一粒のコメを見た時に喜びが沸き起こるようになるのです。 センス・オブ・ワンダーを感じるようになります。
0334名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/03/17(月) 20:09:44.46ID:IPCjgoZU0
■国立新美術館
■イメージの力−国立民族学博物館コレクションに探る−、2014.2.19−6.9
http://www.nact.jp/exhibition_special/2013/power_of_images/index.html#link1
■作品の前に立つと作られた時代の政治・経済・宗教や人々の生活をイメージしてしまいます。 しかし「世界の本質や構造」を掴みとることがその先にあるようです。
現代は形と色が溢れている世界にいます。 イメージから本質や構造を導き出すのは簡単なことではありません。
作品の多くは製作日が書かれていません。 収集場所と収集日だけです。 作られた時代は関係ないということでしょうか?
考古学や民俗学と歴史学の違いは無名か有名かで分けられると聞いたことがあります。 無名の作品を前にした時のイメージの練習が必要かもしれません。 多くの前提知識を持つ必要があるようにもみえます。 逆に子供のほうが上手かもしれないですね。
0335名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/03/22(土) 12:42:13.92ID:Mg7PSh2q0
■損保ジャパン東郷青児美術館
■FACE展2014、2014.2.22−3.30
http://www.sompo-japan.co.jp/museum/exevit/index_face2014.html
■公募コンクール形式の展覧会の為か作品の良し悪しに差がありすぎる。 技法をみても箔や岩絵具や紙に拘った作品と油彩にキャンヴァスだけの作品には差が表れている。 ここが公募の面白いところである。 
絵を描くことが好きな人々の技量や絵画の個人的興味、社会的な位置付なども想像できて楽しい。 「絵画は何のために存するのか、絵画とは何なのか」は中村一美展のチラシである。 この答えの幾つかがFACE展にもある。
・・さて明日は国新美館にでも行こうかな
0336名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/03/23(日) 18:46:41.38ID:Jcr0B7+c0
■国立新美術館
■中村一美展、2014.3.19−5.19
http://www.nact.jp/exhibition_special/2013/NAKAMURA_Kazumi/index.html
■「Y形」から横尾忠則の「Y字路」を連想してしまった。 Yは画家にとっては特殊な記号なのか? Yから「斜行グリッド」への流れはわかるが、「C型」はこの流れには無い。 次の連鎖−破房への序章なのでは?
この連鎖-破房から破庵あたりが一番の円熟期とみた。 ヒトの生から死までが社会に拡張されていく精神性がみえる。 しかし次の鳥シリーズには混乱してしまう。 方向を見失ってしまったようだ。 
そして終章の「聖」はなんといってよいのか言葉に詰まる。 仏教が純化を目指す為、再びインドへ逆戻りしている途中の作品にみえてしまったが・・。 
観終わって荒川修作を思い出してしまった。 作品は正反対だが二人は似たようなことを考えていたのかもしれない。
0337名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/04/01(火) 20:16:31.28ID:jOgnXnsh0
■東京都写真美術館
■101年目のロバート・キャパ、2014.3.22−5.11
http://syabi.com/upload/3/2149/20140322.pdf
■「ロバートキャパ、ゲルダタロー二人の写真家」>>214を思い出しちゃった。 二人を平等に並べた面白さがあった。 今回はボブの人柄や性格から作品をみようとしているのかしら? ギャンブル好きは初めて知ったけど。
何時みてもキャパの他者へのコミュニケーションの取り方は素晴らしいとおもう。 今回は主構成から外れた「その他の展示」が面白かったわ。 特にジョン・モリスのインタビュー映像。 ビンテージプリントやNIKON S等のカメラも。
でも横美と比較するちょっと弱い感じがする。 ボブの人柄が良すぎるからよ。  この勝負、横美の勝ち!
0338名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/04/02(水) 19:11:49.49ID:RRUtsAgc0
■東京国立博物館・平成館
■栄西と建仁寺、2014.3.25−5.18
http://yosai2014.jp/
■「ようさい」と読むのが正解だと知った。 禅宗の展示会は硬い。 一般の人々が登場しないからだろう。 そこが浄土系とは違う。 当初は建仁寺が天台と密教を兼修する寺ということも知った。 尖った道元より柔軟性があるようだ。
やはり栄西と言えば茶である。 茶が生活を豊かにしてくれることには毎日感謝している。
絵画は狩野山楽が目に付いた。 これだけの海北友松を観るのは初めてである。 禅宗は文化の最先端を走っていたことがよくわかる。 「大いなる心や」を持っていたからこそだろう。
■東京都美術館
■世紀の日本画(後期)、2013.3.1−4.1
http://www.nichibisai.jp/
■前期>>327の続きである。 総入れ替えと聞いている。 十分堪能できた。
今回はしかし初めての作品で気に入ったのが無かった。 強いて挙げれば下田義寛「ペルシャ門」、吉村誠司「硝子を透して」かな。 「幻想の世界」の章は日本の絵画史に似合っているのかもしれない。
0339名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/04/12(土) 20:30:40.69ID:sSqFJjUV0
■BUNKAMURAザ・ミュージアム
■ポルディ・ペッツォーリ美術館−華麗なる貴族コレクション−、2014.4.4−5.25
http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/14_pezzoli/index.html
■地下鉄のドゥオモで降りてガッレリアをブラブラしてからブレラ美術館へ行きます。 その行きか帰りに寄る美術館がここでしょう。 海外旅行は焦るので見落しが多い。 緊張しているからです。 この美術館は入口もわかりづらい。
特に絵画以外の工芸品、甲冑や金工品が多いので余計混乱します。 この緊張と混乱が海外旅行の醍醐味ですが。 「貴婦人の肖像」の空はもっと青いと記憶していました。 今回日本でみたら曇空のようです。 これが醍醐味との差でしょう。
初めてのミラノへ行った時はジーパンをはいて行きました。 しかし町には一人もジーパンをはいている人を見かけません。 驚きです。 ミラノはファッションに五月蝿いのです。 最近では3年前に行きましたがジーパンだらけです。 
もはやファッションの街ミラノの面影はありません。 今でもこの面影を保っているのはヴェローナでしょう。 ヴェローナの街を歩いているとまだ鋭さが伝わってきます。 ・・渋谷を歩きながらミラノのことばかり考えてしまいました。
0340名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/04/19(土) 02:50:56.76ID:FnCpTpxV0
■東京都現代美術館
■驚くべきリアル、2014.2.15−5.11
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/musac.html
■「訪問者たち」に出迎えられて嬉しい。 祝祭で感じる死はスペインならではの驚きと親しみがある。 この展示では日常で感じる死が多いのに気がつく。 たとえば「家族」などに。 マイノリティが負の方向に拡散している証拠である。
映像作品は「なだれ込む」と「保安官オイディプス」の2点。 映像は沢山の情報を得られるが想像力が広がらない。 最後に「無邪気な子供」に見送られる。 スペインのリアルの質が変わったことに驚く。   
■MOTアニュアル2014フラグメン−未完のはじまり−、2014.2.15−5.11
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/mot2014.html
■6人(組)の若手作家の展示会。 福田尚代の「本」と林中野コンビの「パラモデル」は過去に何回か観たことがある。 高田双生児の小作品は日本的な面白さがある。 盆栽のようだ。 宮永亮の「WAVY]は日本の風景を凝縮している。
吉田夏奈の柱は地球史の記憶を持っている。 このような建築に出会いたい。 青田真也のボトルは表面を削っても生活の匂いが付着している。 日本の風景の断片を集めた展示会である。 思っていた以上に面白かった。
■MOTコレクション第1部私たちの90年1923−2013、第2部クロニクル1966−拡張する眼
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/mot-9019232013-1966.html
■一部と二部の繋がりがよくみえない。 タイ作家?の映像もなかなか面白かったが展示会構成を混乱させている。 クロニクル1966も寄せ集めの感がある。
寺山修司や三島由紀夫と並ぶ横尾忠則の写真、「他人の顔」を撮影中の磯崎新や武満徹、粟津潔のなどの写真が記憶に残ったくらいである。 小島信明の作品の保管方法や費用などを心配してしまった。
0341名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/04/25(金) 00:21:34.54ID:P/E9zUwP0
■損保ジャパン東郷青児美術館
■オランダ・ハーグ派展、2014.4.19−6.29
http://www.sompo-japan.co.jp/museum/exevit/index_hague.html
■ハーグ派の展示会はあまり聞いたことがありません。 この為か場内の説明書がいつもより多いですね。 バルビゾン派やミレー、ゴッホ、モンドリアン等々との関連解説が一杯です。 オランダ特有の風景が多いですね。 水車とか・・。 
でも沼地というか干拓地特有の湿度があります。 ですから遠くまで見通せる作品がいいですね。 海がみえる作品は海風に変わり湿度から解放されます。 これは!とおもった作品はありませんでした。 パッとしません。
ほぼハーグ市立美術館蔵の作品でしたがモンドリアンは初期4枚が出品されていました。
0342名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/04/26(土) 08:39:43.80ID:5XnJtRiJ0
■東京オペラシティアートギャラリ
■幸福はぼくを見つけてくれるかな?、2014.4.19−6.29
https://www.operacity.jp/ag/exh163/
■入口でネーム・アナウンサーが観客の名前を大声で呼んでくれるの。 ビックリ! 出展の半分が映像作品。 モノは限界が見えてしまう時代なのかしら? しかもコンピュータを付加すると巷に溢れる商品が際立ってしまう。
映像作品は他人の時間を持っているの。 観客は余裕を持って美術館へ行く必要があるわね。 「コンティニュイティ」は上演が40分。 二人目の息子で退場したけど面白かったから残念。 事前に作品情報の把握が必要かもね。 
案だけど、会場でユーザIDを発行してその日はインターネットで映像作品を見れるようにしてほしいわ。
■船越保武、長崎26殉教者未発表デッサン、2014.4.19−6.29
https://www.operacity.jp/ag/exh164.php
■船越のデッサンは力強い。 力強さの中に希望や不安が漂っているの。 これを彫刻にすると穏やかな海をみている感じね。 でも弱々しくなりすぎている。 この差はどこから来るのかしら。 彫刻は時間をかけるから心が安定し過ぎてしまうのよ、多分。
■三井淑香展、2014.4.19−6.29
https://www.operacity.jp/ag/exh165.php
■これは面白い。 ファッションを創造しているようにもみえる。 このような作品を描ける性格の人って必ず近くにいるじゃない。 実際は描かないけど。 ついに描いてしまったの!?っていう感じね。 今回は三つの展示すべてが楽しかったわ。
0343名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/04/27(日) 05:22:38.94ID:ZV0uI+dV0
■汐留ミュージアム
■フランス印象派の陶磁器1866−1886、2014.4.5−6.22 
http://panasonic.co.jp/es/museum/exhibition/14/140405/
■コッテリした皿ですね。 料理の味は落ちるはずです。 やはり花瓶や壺の多い理由がわかります。 絵を一面にするので花瓶が長方形とはやり過ぎですね。 気に入った作品群は印象派ではありませんが、「花とリボン」シリーズです。
アビランド社の歴史と製品の流れがよくわかる展示会です。 絵画やテーブルなど細かいところまで行き届いていましたね。 得られた知識や情報が身体に染みわたっていく感じがしました。
0344名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/04/28(月) 03:59:11.58ID:b2D5XRvV0
■東京ステーションギャラリー
■洋画家たちの青春−白馬会から光風会へ−、2014.3.21−5.6
http://kofu-kai.jp/100/index.html
■光風会の歴史を知るのは初めてだ。 100回展記念展である。 当時の洋画家たちは今とは桁違いに少ない情報量を噛み砕き消化しながら作品を作ったのだろう。 画家の個性というか不安や疑問も絵から感じ取れる。 
新美で第100回展が開催されている。 「特別の主張とか抱負と云う看板はありません・・」。 この緩い設立趣意が100年間続いている理由なのかな?
■国立新美術館
■光風会展−第100回記念−、2014.4.16−29
http://kofu-kai.jp/
■ということで東京駅からブラブラ・・、二重橋から地下鉄に乗り乃木坂に来てしまった。 1000点を越える作品をバッと観る。 受賞作品の数十点はなるほど上手いようにみえる。 1000点の中にはこれは下手だ!というのも2割はある。 
しかしこれだけの数をみていると自分の好みがわかってくる。 上手い下手ではなく好きだと思うものしか見なくなる。 会場を出ると疲れだけが残った感じだ。 
0345名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/04/29(火) 07:49:32.70ID:P1iqyPRJ0
■森アーツセンターギャラリー
■こども展-名画にみるこどもと画家の絆−、2014.4.19−
http://www.ntv.co.jp/kodomo/
■18世紀に子供の発見があった。 でも多くは大人の目をしているわ。 上流階級の子供が多い為かしら? C・レヴィ=ストロースには驚き! 小さいころから聡明な感じね。 
「教室にて、・・」は生徒が生き生きと描かれていて気に入ったわよ。 子供を見ていたらF・トリュフォーの映画を思い出してしまった。 
オランジュリー展を流派別に再構成したようだけど、20万人動員ならそのままを展示してほしかったわね。 子供と流派は無関係だもの。 でもオランジュリーらしい企画で楽しかったわ。 さすがルーヴルの逃げ場に位置するだけのことはあるわ。 
0347名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/05/05(月) 14:34:33.38ID:5MEnNqIF0
■世田谷美術館
■桑原甲子雄の写真−トーキョー・スケッチ60年−、2014.4.19−6.8
http://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/exhibition.html
■桑原は都市を歩きまわるのが好きなのだ。 そして都市の中にある人・物・事のどれも差別しない。 だから30年代の作品は面白い。 看板やバス停に書かれた文字、本屋の雑誌の記事名や著者、新聞の見出しや広告文章に釘付けになる。
プロマイド屋の写真を一枚一枚見ていく楽しさは劇中劇と同じ写真中写真である。 浅草では劇場の上演時間表を見ているだけで役者たちの生活が想像できる。 この時代の桑原はベンヤミンのごとく遊民になれたので都市の真髄を撮れたのだ。  
しかし戦後はその生き生きした写真が消えていくようにみえる。 たとえばパリ。 「人間都市パリ」はパリの人間を撮ってしまった。 そこに都市を歩きまわる喜びは無い。 撮るための使命感や都市が分解してしまった興味が漂っているだけだ。   
■陶芸家・吉田喜彦展、2014.4.29−6.8
http://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/collection.html
■これは素晴らしい。 チラシに「・・もの静かで、温かみのある、自然で、品格のある形」とあったが、まさにその通り。 会場を入ってすぐに80年代の作品が並んでいたが、作品の安定感というものに惚れ惚れしてしまった。
また指描文大皿の柔らかさのある感触もふっくらとした美味しいパンのようだ。 このような感覚を持てる陶磁器はめったにない。
■鼻煙壺の魅力−沖正一郎鼻煙壺コレクション−、2014.4.29−6.8
■これも面白い。 嗅ぎたばこを入れる容器を鼻煙壷と言う。 調味料の容器だと勘違いしていまった。 煙草を入れるので大人が楽しめるデザインになっている。 と言っても大人のオモチャではなく芸術作品として作られているのがいい。
陶磁器やガラス工芸をみているようである。 今日は連休だったが混んでいなかった。 砧公園の新緑も素晴らしかった。
0348名無しさん@お宝いっぱい。
垢版 |
2014/05/06(火) 04:56:21.45ID:Puft9Mvq0
■ワタリウム美術館
■ルドルフ・シュタイナー展−天使の国−、2014.4.23−6.13
http://www.watarium.co.jp/exhibition/1403steiner/index.html
■天使館のオイリュトミー舞台は時々観ていたけど、忘れていた名前シュタイナー。 今回は彼の講義録つまり黒板ドローイングと建築・家具・ジュエリー等々のデザインの二分野の展示ね。 ドローイングはキャプションを読んでも意味深だわ。
ビデオはすべて建築関係よ。 第一ゲーテアヌムの歴史、ドルナッハの丘の建物群、そして第二ゲーテアウム見学の3本。 この3本を観て建築の全体像が見えてきた。 煙突は木のようだし、植物的生物的な匂いのする建築が多い。 
芸術表現はそのままイデアであるという考え。 そしてモノもココロもひとつの現実世界よ。 家具をみてもゲーテアヌム建築の形が宿っているようにみえる。 宇宙に繋がる統一感に満たされている感じね。
カンディンスキーやル・コルビュジエも彼の影響を受けたとあったけど、二人の作品をみてもこの統一感を持っていることから納得できる。 ゲーテは読むしM・エンデは大好きそして笠井叡のファンだということで、シュタイナーは昔からいつもそばにいたのよ。
0349名無しさん@お宝いっぱい。
垢版 |
2014/05/06(火) 18:44:23.46ID:gsKln1+f0
■岡田美術家@箱根
■深川の雪
http://www.okada-museum.com/
■最初に言っておきますが2800円は安いです。
ちなみに登山鉄道で行くと最寄り駅の改札口で200円の割引券を配ってました。

喜多川歌麿の「深川の雪」は絶品です。
NHKで見た時はボロボロでしたが見事に修復されていました。
また、陶磁器が好きな人は1日遊べます。
当方、陶磁器は趣味ではないのですが、それでも素敵なものが何点もありましたよ。

(感想)
警備も厳重ですね。
所蔵品は膨大な様子。
今月は日本画の月とか、陶磁器の月とか・・・ワケても良いのではないと思いました。

(番外)
春画コーナーは中から女の子の笑い声が聞こえたのでオジサンは遠慮しました・・・
0350名無しさん@お宝いっぱい。
垢版 |
2014/05/07(水) 21:33:01.19ID:FLkkvf+y0
■東京近代美術館
■映画をめぐる美術−マルセル・ブロータースから始める−、2014.4.22−6.22
http://www.momat.go.jp/Honkan/readingcinema/index.html
■映画を観るのではなく、読む、聞くがキーワードのようです。 携帯でYOUTUBEやMP3の解説を聞きながら作品を見て回る仕組みです。
会場に入るとM・ブロータースの作品が数本上映されています。 そして黒幕で囲われた6本の通路がありその奥に作者ごとに展示されています。 かなりひねりの効いた作品もあります。 十数本あるので総て観ると1日かかるでしょう。 
ですから作品の断片をみて満足した時点で次に移ります。 短い作品は違いますが。 印象深かったのは実験映画というよりドキュメンタリー風の、E・ボードレール「重信房子メイ足立正生」、A・サラ「インテルヴィスタ」の2本です。
映画は時間的リズムがあるのでそれにシンクロナイズしないと映画的感動が起きません。 しかもベンチは小さいしユックリできない。 そのように観たいなら映画館へ行けということです。 キーワードの見方に興味を持っていれば面白いのかもしれません。
0351名無しさん@お宝いっぱい。
垢版 |
2014/05/08(木) 19:27:03.05ID:scEIFrCN0
■東京芸術大学大学美術館
■法隆寺−祈りとかたち−、2014.4.26−6.22
http://horyuji2014.jp/
■東日本大震災復興祈念の開催よ。 聖徳太子をとても意識する展示になっているの。 太子像は10点くらいあったかしら? 中でも「二歳像」が一番可愛かったわ。
「金堂壁画模写」も10枚くらい展示されていたけどどれも素晴らしかった。 こんなに近くから見たのは初めてだもん。 圧倒されたわ。 国宝は「毘沙門天立像」と「吉祥天立像」の二点。 夫婦だったのね。 それでどこか日常的な表情を持っているのね。
会場は2階に分かれていて厄介だけど、立像間に距離があるからいろいろな角度からみることができるの。 この美術館は立像の見せ方が上手い! 「興福寺仏頭展」>>282の立像群も良かったのを覚えているわ。 ・・さて次は待望のキトラ古墳壁画よ。
■東京都美術館
■バルテュス展、2014.4.19−6.22
http://balthus2014.jp/
■なんとキトラは2時間待ち。 30分くらいなら並んでもいいと思っていたけど諦めるしかない。 残念ね。 玄武や白虎に会いたかったのに。 急遽変更して近くのバルテュス展へ!
少女画もいいけど風景画も最高ね。 ザラザラした表面の、光を閉じ込めたような質感は素晴らしいわ。 スキャンダラスな絵を描いた始まりは貧乏から抜け出したい為だったのね。
今回は節子夫人の協力があったからこれだけの作品を集められたのね。 アトリエや和服姿のバルテュスも見ることができて楽しかったわ。
帰りに絵葉書を1枚買ったの。 何だとおもう? 「おやつの時間」よ。 絵のなかの少女は食卓の中央を見つめているけど、そこには何も無いの。 でも何か置いてあったような跡があるから、少女はそれを思い出しているのよ。
0352名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/05/10(土) 20:12:58.97ID:BIoJPpr50
■国立西洋美術館
■ジャック・カロ−リアリズムと奇想の劇場−、2014.4.8−6.15
http://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2013callot.html
■カロはいつも数点しか見たことがない。 副題にもあるように<奇想>を持った人と認識していた。 しかし奇想は彼ではなく周囲の人々だとこの展示をみてわかった。
もちろん彼の感性は鋭い。 あの腿や脹脛、上腕の躍動感溢れる筋肉の刀使いは素晴らしい。 まさに役者を描いているのだ。 彼は現代で言う演出家だろう。 奇想を持った役者を舞台に上らせて真のリアリズム演劇を版画という劇場で上演しているのだ。 
■非日常からの呼び声−平野啓一郎が選ぶ西洋美術の名品−、20164.4.8−6.15
http://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2014hirano.html
■平野啓一郎の作品は残念ながら読んでいない。 小説家らしい。 このためか会場にある解説文は面白い。
たとえば死とエロティズムの違いは「エロティズムは反復性だが死は一回性である」。 妄想が幻視と違うのは「時間を重ねて膨らんでいくもの・・」。 死は「他者の死をみて納得していくしかない」、そして「近い他者の死と、見知らぬ他者の死は違う」。
タイトルにもなっているが芸術作品とは「日常から連れだしてくれる呼び声である」。 解説に合わせて平易な作品を選んでいる。 というより解説が上手なので作品もわかり易いと騙されているのかもしれない。 グリコ(=カロ)のオマケのような展示会である。
■東京都美術館
■公募団体ベストセレクション美術2014、2014.5.4−27
http://www.tobikan.jp/exhibition/h26_bestselection2014.html
■・・時間が余ったので都美に寄り道した。 27美術団体のイチオシ163点が展示されている。 しかし疲れる。 前回の光風会>>344の1000点より楽だが。 作品の質も良い。 イチオシだからだろう。
絵画より彫刻が気に入った。 なぜなら地下ギャラリーの彫刻室に入ると疲れが吹っ飛んだからである。 版画もあったが絵画より新鮮な感じだ。 ということで今日はここまで。
0353名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/05/14(水) 14:47:03.35ID:Ar6gKmEV0
>>351「おやつの時間」の解説には、
少女は「今まさに起こりつつある破局、第二次世界大戦を告げている・・」
と書いてある
0354名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/05/18(日) 08:11:57.39ID:CaZZh1n20
■東京都写真美術館
■佐藤時啓−光・呼吸、そこにいる・そこにいない−、2014.5.13−7.13
http://syabi.com/upload/3/2238/satotokihiro.pdf
■「発光するペンライトや反射鏡の軌跡をフィルムに定着する・・」作品が最初に並べてあります。 ペンライト軌跡は真面目すぎますかね。 反射鏡は源氏と平家を合わせた大きな蛍のようです。 面白いのですがもう一つ感動が高まりません。
それよりもピンホールやカメラ・オブスクラを応用した作品のほうが引きこまれます。 街の風景がひび割れている「CLEANING LIGHTS」や「WANDERING CAMERA」の風景が落ち葉と重なっているような作品群です。 地味ですが気に入りました。 
カメラをハンドメイドの道具として使っていて、技術と技能が上手く融合されています。 しかし 心をトキメカスような何かがが欠けています。 自然に対して受動的なこと、そして人が登場しないのが理由でしょう。
■スピリチュアル・ワールド−2014年度コレクション展−、2014.5.13−7・13
http://syabi.com/upload/3/2240/spiritual_world.pdf
■この館にある3万点の中から日本の宗教や民間信仰など精神性に富んだ作品を選んだ展示です。 先の「佐藤時啓」の作品とは逆を行っています。 こちらは心を直撃します。
石川直樹「MT FUJI」、土門拳「古寺巡礼」、土田ヒロミ「俗神」、内藤正敏「婆バクハツ!」、奈良原一高「王国・沈黙の園」「ジャパネスク・禅」、藤原新也「全東洋写真・インド」。 過去に見た作品も多いのですが何度見ても呻ります。
■JPS日本写真家協会展−公募展第39回−、2014.5.17−6.1
http://syabi.com/upload/3/2246/jps2014.pdf
■入賞作品が約300点。 文部科学大臣賞も東京都知事賞も金賞・銀賞・・も、どれをとっても差がありません。 入賞だけあってレベルは高いです。 差がでないところが現代写真の姿だとおもいます。
理由はカメラがコンピュータの一部に組み込まれてしまっているからです。 「佐藤時啓」の応用はなんとかそこから逃れたいように見えました。
0355名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/05/19(月) 15:43:37.56ID:R8rY4zLy0
博物館の日に、国立新美術館行ってきた
イメージの力が面白かった。
他に太平洋展、三軌展、日本新工芸展って、似たようなのやってたけど
分かる人には、それぞれの特色とか分かるんだろうか。
0356名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/05/25(日) 10:21:13.90ID:qeNTHqi00
■三井記念美術館
■超絶技巧!明治工芸の粋、2014.4.19−7.13
http://www.mitsui-museum.jp/pdf/pressrelease140419.pdf
■全ジャンルが飾られている展示室1をみてからジャンルごとの室を回るようになっているの。 室4の七宝と金工には唸るわね。  単眼鏡を持っていったけど小さい意匠がよく見えない。 手に取ってみなければ良さがわからない。
これだけの作品を観ていると凄いけれど諄い感じだわ。 「木をみて森をみず」のような観後感もある。 大きな作品はだめ。 並河靖之も凝縮させるために小さいものしか作っていない。 「木の中に森をみる」ことができるか?
最後の室7の漆工と薩摩。 薩摩には再びマイッタ。 手元において五感すべてでみないとだめね。 村田製作所は聞いていたけど清水三年坂美術館は初めてよ。 この二つが精密や技巧という言葉で技術と芸術が繋がっているのも面白い。
0357名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/06/01(日) 08:43:16.79ID:iZCi/A3o0
■印刷博物館
■3Dプリンティングの世界にようこそ!、2014.3.11−6.1
http://www.printing-museum.org/exhibition/pp/140311/index.html
■気にかけていた展示会でした。 でも物足りなかったですね。 理由は展示方法がスタティックだからです。 説明文と出力物だけの展示ですから。 プリンタの仕組みもボードに書かれているだけです。 もちろん何台かの実物プリンタは置いてあります。
2次元・3次元CADの歴史が長いので、3D印刷機は来るべくして来たという感じです。 これでインパクトも少ないのでしょう。 食品の素材もあるようです。 出力物は残念ながら写真でしたが本物を早くみたいですね。 それよりも食べてみたい。
知的財産権や製造物責任法も簡単に書かれているだけです。 銃作成のニュースが以前ありましたが、データがあればどこでも同じ物を作成できるのが長所でしょう。 結論としてはデータ作成技術がすべてのようです。  
■朝鮮金属活字文化の誕生展、2014.4.26−7.4
http://www.printing-museum.org/exhibition/permanent/140426/index.html
■3Dのついでです。 韓国清州印刷博物館との姉妹提携10周年記念展です。 常設展のなかに設けた企画展ですが、凸版印刷会社のバックがあるので豪華な館ですね。 
ハングル語は15世紀以降に広まったため日本と同じく漢字の活字が多いです。 蝋に彫る方法を映像紹介していました。
0358名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/06/06(金) 19:02:36.85ID:bOlaiLjs0
■東京大学駒場博物館
■<<終わりなきパリ>>、そしてポエジー、2014.4.26−6.29
http://museum.c.u-tokyo.ac.jp/exihibition.html#Paris
■副題は「アルベルト・ジャコメッティとパリの版画展」。 小品のため知っている画家にも知らない画家にも集中力が必要だ。 所蔵品「大ガラス」を中心に副題の版画が展示されている。 
ジャコメッティの版画は大味である。 それより周辺の今井俊満、黒田アキら日本人画家の作品は直感的に届いて心地良い。 そしてコルビュジエの絵画にも驚かない。 それはモデルニテの首都パリの誕生には外せないからである。
誕生にはあらゆるものを必要とすることから、この小さな展示会も多くの芸術潮流がチラついている。 キュレータ小林康夫の解説は小さいが深みがあるのでやはり集中力が必要。 パリの奥地は近づき難い。 パサージュでウロウロするしかない。
0359名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/06/07(土) 03:59:03.45ID:oek9gYiw0
■森鴎外記念館
■暁の劇場−鴎外が試みた、或る演劇−、2014.4.26−6.22
http://moriogai-kinenkan.jp/
■森鴎外は高校時代以来ご無沙汰の作家だ。 彼が演劇に深く関わっていたことを知らなかった。 展示は親切で分かり易い。 芝居ごとの解説、スタッフや俳優、劇場風景などの資料や写真、スライドが並んでいる。
主な作品は、「玉篋兩浦嶼」「日蓮聖人辻説法」「假面」「ジョン・ガブリエル・ボルクマン」「静」「生田川」「寂しき人々」「ファウスト」「マクベス」「女がた」「ノラ」「曽我兄弟」。 戯曲だけでも全70作品はある。
「ノラ」は島村抱月が訳して鴎外の名を借りたとか、「マクベス」は稿本が鴎外・注解を坪内逍遥・これを元に鴎外が刊本した「逍鴎論争」もある。 鴎外が演劇に関わった一番の原因は弟篤次郎の存在かもしれない。 彼も医者だが歌舞伎に熱を入れていた。
しかし鴎外は医者・軍人・小説家という何でも屋の為か、何を考えていたのかよくわからない。 この展示会をみても彼は演劇が好きには見えない。 作家インタビュー映像にこの答えがあった。 加賀乙彦は「鴎外は翻訳ではなくて研究をしたかった・・」。
明治時代は翻訳が優先したため鴎外はそれに巻き込まれてしまったのだ。 平野啓一郎も「個人ではどうしようもできない、諦念がみえる・・」。 軍人も翻訳も本意でなかったのか? ・・鴎外の悩みが少しわかった。 館を出ると東京スカイツリーが一望できた。
0360名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/06/09(月) 20:38:48.68ID:jziXDnRG0
■BUNKAMURAザミュージアム
■デュフィ展、2014.6.7−7.27
http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/14_dufy/index.html
■デュフィをこんなにも堪能できたは初めてだわ。 彼は1905年にマチスに、1907年セザンヌに衝撃を受けたとあったけどセザンヌは消化できなかった。 でもマチスは友にできた。 テキスタイルデザインもマチスのリズムと色は合うはずよ。
家具や陶器への適用も重要な経験になったとおもう。 ドイツ表現主義に影響された版画もね。 力の籠った木版画は素晴らしい。 そして「馬に乗ったケスラー一家」「ポール・ヴィャール博士の家族」などの変わった肖像画は自信がなければ描けられない。
彼の作品には20世紀初頭の成果が一杯詰まっているようにみえる。 しかも音楽や工業デザインで得たミニマルな様式。 この二つが自信の源かもね。
「クロード・ロランに捧ぐ」で私の神であると言っているけど、晩年の光の追及から黒への傾斜は必然かもしれない。 けれどよくわからない。 この時期に黒まで行くのは相当な探究心の持ち主ね。
■蜷川有紀絵画展−薔薇の旅人−、2014.6.7−15
http://www.bunkamura.co.jp/gallery/exhibition/140607ninagawa.html
■女優のようだけど。 歌手の八代亜紀と同様に上手で趣味としてはなかなかだわ。
■CATS'LOVE「猫に恋」展@真鍋太郎、2014.6.7−15
http://www.bunkamura.co.jp/gallery/exhibition/box_140607manabe.html
■猫好きだから許してあげる。
0361名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/06/20(金) 19:20:57.65ID:S727o+Ww0
■三菱一号館美術館
■ヴァロットン展、2014.6.14−9.23
http://mimt.jp/vallotton/
■一つにまとめられない色々な緊張感が溢れています。 例えば版画はムンクへの黒白の世界に通じているようです。 そして「赤ピーマン」には感情が塗り込められている異様さがあります。 
「アトリエにいるマックス・ロドリーグアンリーク」の部屋はモノとモノの関係が切れています。 私生活から街頭デモや戦争まで緊張の連続で休まる暇がありません。 
ヴァロットンの名前も作品も初めてです。 日本初の回顧展のようです。 遅くなった理由は、ヴァロットンの緊張感は現代ではあたりまえというか、時代が彼の先へ進んでしまったからでしょう。
0362名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/06/21(土) 00:30:15.11ID:j6Ox6p3k0
■インターメディアテク
■マリリンとアインシュタイン−神話的イコンに捧げる賛歌−、2014.6.7−10.5
■造形美考−フォルムの「美」をめぐって−、2014.2.25−
■純粋形態−アフリカ諸部族の貨幣−、2014.2.25−
http://www.intermediatheque.jp/
■東京駅周辺はよく歩いているが、1年前に開館したIMTにやっと行くことができた。 JPタワーKITTEの2・3階に位置している。 東京大学の大好きな上手物が揃っている。 しかし、・・ゲテモノにしかみえない。
大きく見開いた目で見つめる剥製大蛙・・、死にかかっているような蝙蝠のミイラ。 手に取れば崩れ落ちるような本。 怪人ドクトル・マブゼが持ち歩いている手術道具一式・・。 ウッゥッゥッ。 そして少しばかり錆びている金属製注射器。 ・・。
小石川分館がまた一つ増えたみたいだ。 でも場所がいい。 4階の旧東京中央郵便局長室や6階のKITTEガーデンからの眺めは素晴らしい。 企画展は上記の三つ。 常設展と入り混じって独特の雰囲気がある。
「アフリカ諸部族の貨幣」はケ・ブランリ美術館の提供である。 パリにあるが個性豊かな美術館である。 「投げナイフ貨幣」「足ブレスレット貨幣」「首輪の貨幣」など材料・装飾等が貨幣価値限界まで迫っていて面白い。
ブティックでは東京大学オリジナルワインやクッキーが売られていた。 もちろん買わなかったがオンラインショップもあるようだ。  
■JPタワー
http://jptower.jp/
0363名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/06/22(日) 05:07:16.62ID:XATN576e0
■国立新美術館
■バレエ・リュス展−魅惑のコスチューム−、2014.6.18−9.1
http://www.tbs.co.jp/balletsrusses2014/
■展示室1Eの壁無しは広くて感動するわね。 衣装が遠くまで見えて素敵。 初期・中期・後期そしてモンテカルロ時代の全34作品ごとに衣装や資料を展示する構成よ。 豪州国美がこんなにも集めていたなんて、やはり国土が広いから?
舞台を想像したいけどやはり限界があるわね。 数本の映像があったけど、見ると猥雑さのあるオリエンタリズムの雰囲気が出ている。 でもM・フォーキンからL・マシーンやB・ニジンスカに移った後はよくみえない。 G・バランシンになると再びみえてくるけど。
画家の動員、H・マティスやM・ローランサン、A・ドラン、G・ブラックと並べただけでディアギレフの統率力の凄いことがわかるわ。 他にP・ピカソやJ・コクトーもいるし当時の売れっ子なら誰でもありかしら? バジル大佐のG・キリコやA・マッソンはそれ以上ね。
この種の展示会でいつも思うことは、ニジンスキーの踊りを観てみたい! これに尽きる。 チラシをみると「バレエ・リュス踊る歓び、生きる歓び」を上映するみたい。 写真美術館で観たことがあるけどモンテカルロでは一番のドキュメンタリーかもね。
*「バレエ・リュス踊る歓び、生きる歓び」・・http://www.phantom-film.jp/library/site/ballet/
0364名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/06/23(月) 00:24:15.75ID:5LzF79tQ0
■サントリー美術館
■徒然草−美術で楽しむ古典文学−、2014.6.11−7.21
http://www.suntory.co.jp/sma/exhibit/2014_3/?fromid=topmv
■前半、17世紀江戸時代に展開した徒然草に関する資料を前に自身が持っている徒然草のイメージと重ねあわせていきます。 後半は海北友雪の「徒然草絵巻」を見ながら徒然草の世界に浸ります。
これだけの絵画作品が登場したのは、老若男女だれもが面白可笑しく理解でき、生きていくのに必要な知恵を与えてくれるからでしょう。 動乱の南北朝時代には注目されなかったのもよくわかります。
0365名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/06/24(火) 06:02:16.93ID:qEk0sDex0
■そごう美術館
■シモンドール、2014.5.31−7.6
http://www2.sogo-gogo.com/common/museum/archives/14/yotsuya/index.html
■子供の頃、漫画の主人公に同化することがよくあった。 今の子供がシモンの人形を見ればどうだろう? そういえば会場には子供客がいない・・。 全作品を観て一番気に入ったのが、初めに展示してあった1984年頃の「少女の人形」3体である。
この作品は作者四谷シモンの存在が消えている。 つまりピュアな作品ということである。 この後の「機械仕掛」「天使」「キリスト」は時代と宗教を帯びていく。 作者の思いや思想が色濃く人形に現れていく。
最新作が展示されていた。 2013年の「シモンドール」、2014年の「ドリームドール」。 肌に現実味がでている。 現実に近づくことは人形が歳をとったということである。 将来人形も死ぬのかもしれない。
0366名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/06/25(水) 01:00:30.91ID:cArWMOsI0
■東京都写真美術館
■世界報道写真展2014、2014.6.7−8.3
http://syabi.com/upload/3/2244/world_press_photo14.pdf
■去年の写真展を再び見ているようだ。 地名が変わっただけで中身は同じである。 武力衝突はスーダンからシリアへ、麻薬ギャングはエルサルバドルからメキシコへ、同性愛者はベトナムからコンゴへ、先住民はサウスダコタ州からノースダコタへ・・・。
そして毎度の貧困と家庭内暴力、環境汚染。 新聞で斜め読みをした台風ハイエンは400万の家を奪い、バングラディッシュのビルの倒壊は1100人の犠牲者があったことも再度脳みそに焼き付けてしまった。
「同じ時代、同じ空の下に」という副題らしい。 世界は戦争・貧困・差別・環境汚染・自然災害で毎年回っている。 「同じ時代、同じ空の下で、同じ事件を」が残念ながら現実である。 世界報道写真展2013は>>255、世界報道写真展2012は>>119
0367名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/06/26(木) 01:58:36.16ID:j7xXnQTW0
■山種美術館
■クールな男とおしゃれな女、2014.5.17−7.31
http://www.yamatane-museum.jp/exh/current.html
■クールな男なら観に行くでしょう。 ・・行ってきました。 安田靫彦「出陣の舞」、前田整頓「異装行列の信長」の二点。 信長が好んだ片身替に彼の性格が表れています。 吉川霊華「菅公之像」、菊池契月「紀貫之」の柔装束はいいですね。 知的です。
守屋格多々志「慶長使節支倉常長」はローマの町並みと侍衣装がよく似合います。 犬は一匹で十分ですが。
おしゃれな女のほうは小袖の話だけです。 衣装用語が少なすぎます。 これでは季節に似合ったタイトルが泣きます。 もっと衣装を中心に突っ込んだ内容にすべきです。 
でも主催者側もわかっているはずです。 この館の所蔵作品ばかりで入場料もいつもより安いし常設展代わりのつもりでしょう。 
0368名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/07/01(火) 09:25:46.73ID:LPVlR5OF0
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0369名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/07/02(水) 20:43:53.79ID:PjKYtjnm0
■東京国立博物館
■台北國立故宮博物院、2014.5.17−7.31
http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1647
■「白菜」だけは本館展示のようね。 でも100分待ち。 短気だから10分でも待てない! 平成館だけにしよ。 えっ?、「肉形石」は九州のみ!? ・・豚肉や白菜の無い中華料理なんて! しょうがないわね。
北宋徽宗も清乾隆帝も民族統一に文化財の必要性を感じていたということね。 作品をみると神秘性が無い。 欧州なら一神教でまとめるから容易なのかもしれない。 仏教系も少ない。 だから皇帝の苦労が滲み出ているの。 これで技巧に走るのよ。
でも神秘性の無い儒教圏のお陰で芸術が日常生活と直接に繋がるから楽しいのね。 豚肉や白菜もそう。 磁器類は食器として使うし、書はコミュニケーションの道具よ。 乾隆帝お気に入りの紫檀多宝格も日本で探せば二・三個は出てきそうな代物じゃない。
NHKスペシャル「故宮」を見て行ったから20世紀の歴史も考えてしまったわ。 「國立」を付けたのも必死なのがわかる。
0370名無しさん@お宝いっぱい。
垢版 |
2014/07/04(金) 06:56:07.01ID:ldPUVt++0
船の科学博物館って今どうなの?いってみようかと思ったけど
本展が休業中らしいって聞いて
みるものあるのか気になってるんだが。
0371名無しさん@お宝いっぱい。
垢版 |
2014/07/05(土) 09:32:04.72ID:/ptVUsHQ0
■ブリジストン美術館
■描かれたチャイナドレス−藤島武二梅原龍三郎まで−、2014.4.26−7.21
http://www.bridgestone-museum.gr.jp/exhibitions/
■副題の時代29点を展示。 藤島武二は6点が一番多い。 日本女性に服を着させて描いた作品もある。 しかし中国人を直に描いたほうが、時代の雰囲気は充満している。 でも女性人物画のため静かである。 当時の両国間の密度の濃さが表れている。
実物のチャイナドレスも飾られている。 ほとんどが旗袍である。 映画などでよくみるが旗袍は満州族の衣装らしい。 漢民族衣装を問われてもイメージが浮かばない。 ほんの少しの間20世紀前半にタイムスリップできた。
0373名無しさん@お宝いっぱい。
垢版 |
2014/07/06(日) 01:51:47.56ID:6wlFfeB30
■東京ステーションギャラリ
■ジャン・フォートリエ展、2014.5.24−7.13
http://www.ejrcf.or.jp/gallery/exhibition/201405_JEAN_FAUTRIER.html
■「人質」の数点は観たことがあります。 でも初期の作品を含めこれだけの点数は初めてですね。 戦前の厚塗りや「黒い裸婦」「黒い花」など黒への傾向はとても面白く観ることができました。 
1940年前後に「醸造用の林檎」などの果物を潰したような作品を描いています。 これが「人質」の形を生み出したのですね。 そして人質の顔は抽象的ですが自画像に似ていることも今回発見しました。
ジャン・ポランとの対談「怒り狂う者フォートリエ」では<怒り狂う者>にはみえませんでした。 彼はナイトクラブを経営して、しかもダンサーだったようです。 ポランのアンフォルメルに反論していたのも印象的ですね。
彼の作品には現実世界が凝縮しています。 この凝縮したドロッとしたものがアンフォメルというものでしょうか? もしそうなら彼がアンフォルメルの画家と呼ばれても十分納得できます。
0374名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/07/07(月) 02:18:00.65ID:TC0prG750
■出光美術館
■鉄斎、2014.6.14−8.3
http://www.idemitsu.co.jp/museum/honkan/exhibition/present/highlight.html
■80歳になると作品の質は落ちるのが普通である。 ボケーとしてしまうからだ。 しかし水墨画というのは年齢を感じさせない。 それとも鉄斎だから? 彼の80歳代の作品はボケーではなくトゲーの感じだ。 木々などが刺々しい描き方になっている。 
これが水墨画だと新しい領域に入った感じに見えてしまうから不思議である。 よーくみると雑なのだが・・。 抽象画に近づいているようにもみえる。 これもメリットである。
今回の展示は多くの漢文が訓読で表示されているので有難い。 絵と文から鉄斎の生き方がわかる。 儒教を中心にして人生を遊びきったという感じである。
0375名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/07/08(火) 04:50:24.28ID:Ex30N0wC0
■21_21デザインサイト
■イメージメーカー展、2014.7.4−10.5
http://www.2121designsight.jp/program/image_makers/
■J=P・グード、R・ウィルソン、D・リンチ・・。 ネームバリュはいいけど少し保守的な感じがするわね。
グードの機械仕掛の人形は三宅純の曲を重ねても20世紀に戻ったみたい。 ウィルソンのビデオインスタレーションは動物の方がいいわ。 犬やハリネズミをじっと見ていると生命の鼓動が乗り移る感じよ。 リンチのリトグラフはこの展示会では最高。
表現に境界が無いことはわかるけど、やっぱりウィルソンの舞台、リンチの映画を観たい! ウィルソンは「ヴォイツェク」(2003年)、リンチは「インランド・エンパイア」(2006年)が最後だった。 「ピータ・パン」は日本で公開するかしら?
リンチも新作を早く作ってちょうだい! 当分はビデオアートとリトグラフで我慢するしかないのね。 ところでホドロフスキの新作「リアリティのダンス」が公開されるって聞いた? 「エル・トポ」を超えられたら凄いわね。
0376名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/07/09(水) 19:35:36.54ID:ZHFHEeQN0
■森美術館
■ゴー・ビトゥイーンズ−こどもを通して見る世界−、2014.5.31−8.31
http://www.mori.art.museum/contents/go_betweens/index.html
■展示内容を想像できなかった。 しかし行ってみたら呆気なかった。 大人からみる世界の中の子供の姿であった。 でも移民や貧困・収容所・国際養子縁組・国籍結婚など子供たちにとっては大変に違いない。 作品構成を図にすると、
@オトナ→世界→コドモ
次に生活の場の中の子供を作品にしたもの、つまり自分の子供たちを描いている。 これは、
Aオトナ→コドモ(→世界)
@とAはうまく分けられない。 @に吸収されそうだ。 強引に世界が間に入ってしまう。 最後は子供の作品で、
Bコドモ→世界(→オトナ)
作品の90%以上が@とAである。 「コドモがわかったつもり」から逃げられないオトナの展示会に見えるが、Bもあることから会場は親子連れが多い。 夏休み向けである。 この季節はこの種の展示会が多くなる。
森美術館は「LOVE展」や「アウト・オブ・ダウト展」など予想のつかない企画展が多い。 今回も何が出るか楽しみだったが、残念ながら驚きは少ない。
0377名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/07/10(木) 00:25:50.07ID:NQS0A14v0
■世田谷美術館
■ボストン美術館・華麗なるジャポニスム展、2014.6.28−9.15
http://www.boston-japonisme.jp/
■タイトル通りの展示でした。 外国作品の横に日本の作品を並べて、どれだけ日本の作品から影響があったかを解説していきます。 影響の度合い、つまり日本文化を直接用いたか又は間接的かで二種類に分けられます。
前者はモネの「ラ・ジャポネーズ」などです。 後者はゴッホ「子守唄、・・」などですが、細かい部分まで影響力を論じているので眉唾物に聞こえてしまう場合が多々ありました。
例えば、木々のざわめきや配置、雪の景色や街路を見下ろす風景が、浮世絵の俯瞰構図・前景遮蔽・近接拡大・画面端対象切断・格子状画面と類似性が語られます。 しかし画家は浮世絵だけを見ていたわけではないはずです。
ところで「ラ・ジャポネーズ」は布柄の武者が飛び出てくるような立体感があり面白いですね。 数点を除き小粒の作品が多かった感じです。
0380 【東電 59.8 %】
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2014/10/28(火) 03:55:01.31ID:Ec9dpZVjO
>>378
ふーん、相変わらず下らない無差別大量絨毯爆撃カキコしてるんだね。元気でなによりだ。
話は変わるけど、


神戸市の東、芦屋西宮の知的障害者施設で未成年利用者に性的な行為をして淫行条例で逮捕された三田谷学園元職員の堂垣直人(西宮市老松町)は、結局どういう罪になったの?
被害者家族のケアを芦屋市役所と兵庫県警はちゃんとやったのか?
差別や虐待は環境を選べない子供には関係ない。

http://www.youtube.com/watch?v=JxMzW3ZlV4g&;sns=em



まあ、こっちに座れよ。薩摩白波のヤクルト割りでも奢るよ。一杯呑んで落ち着くんだ。
0381名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/12/03(水) 17:57:01.60ID:dEHSdxbY0
马英九说,这是民众对他们最严厉鞭策的时刻,
要汲取沉痛的教训,在这最艰难的时刻,努力赢回民众的信心。
0383名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/12/03(水) 17:58:32.82ID:dEHSdxbY0
法制晚报讯(记者 李志豪 张秀晨) 据《俄罗斯之声》网站今晨报道称,
乌克兰议会当日表决通过由议会联盟商定的新内阁名单,这也标志着乌克兰新一届政府正式成立。
0384名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/12/03(水) 17:59:35.65ID:dEHSdxbY0
得知情况后,张女士将信息反馈给武蛟中心小学工会主席蔡某,
孩子们被欺负的消息在学校所在的乡里传开,警方随后介入调查。
0386名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/12/03(水) 18:01:02.19ID:dEHSdxbY0
46岁的苏永康在香港迎娶相恋8年的女友冯翠珊。
因为苏永康在圈中交游广阔,当天在婚礼上亮相的伴郎团阵容豪华,星光熠熠。
0389名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/12/04(木) 19:41:28.41ID:9Id4+2jW0
文章強調,今日,中共紀念憲法日,這是推進憲法宣傳教育、弘揚憲法精神、加強憲法實施的重要舉措,也是搴ュ法治觀念、弘揚法治精神、夯實法治基礎的有效途徑。
0390名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/12/04(木) 19:42:06.40ID:9Id4+2jW0
選後分析的文章很多,國民黨必須改革,以及馬英九必須退出,幾乎是共通的結論,但國民黨該怎麼改?要退的就只有馬英九嗎?
0391名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/12/06(土) 08:01:34.37ID:pUgw/FkY0
這起致命槍擊案四日引來兩百名示威者到鳳凰城警局總部前示威抗議,要求警局說明開槍員警的姓名與背景等資料。
0393名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/12/07(日) 07:47:44.31ID:gOIqIEbB0
官方新華社昨天凌晨報道,在前天的政治局會議審議並通過中紀委報告,決定開除周永康黨籍,對其涉嫌犯罪問
0394名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/12/07(日) 07:48:34.93ID:gOIqIEbB0
被美國視為「最恐怖武裝團體」、以葉門為基地的「阿拉伯半島開打組織(AQAP)」於四日發布影片,揚言殺害手邊美國人質。
0395名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/12/07(日) 07:49:43.93ID:gOIqIEbB0
余若薇被問到湯家驊淡出領導層是否因為與黨有意見分歧,直言未有聽聞此說法,她說黨員表達意見是沒有問題的,反而不讓黨員發表不同意見才有問題。
0396名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/12/07(日) 07:50:34.08ID:gOIqIEbB0
經工作人員初步檢查後,發現海洋摩天塔突然停止運作的原因,是由於訊號故障問題導致安全系統啟動,令摩天塔即時停止運作。
海洋摩天塔已暫時關閉,於完成全面測試和檢查後才重新開放予公眾使用,而海洋公園已就事件立即通知機電工程署。
0397名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/12/12(金) 21:09:23.22ID:af5oErv70
中國國際廣播電臺將使用漢語普通話、英語、日語、朝語,在前方通過無線廣播、海外落地電臺、華語廣播網、英聞天下網、國際線上中文、日文、朝文網對公祭儀式進行現場直播。環球資訊廣播也將聯合南京廣播電視集團現場直播公祭儀式。
0398名無しさん@お宝いっぱい。
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2014/12/12(金) 21:10:11.29ID:af5oErv70
路透則報導,習近平雖將出席南京大屠殺國祭,但外交人士認為,他將掌握分寸,在強調這段歷史的同時,也會避免影響中日兩國關係解凍。
0399名無しさん@そうだ選挙に行こう
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2014/12/13(土) 12:37:45.01ID:kVI1NAgx0
习近平说,我们为南京大屠杀死难者举行公祭仪式,是要唤起每一个善良的人们对和平的向往和坚守,而不是要延续仇恨。
中日两国人民应该世代友好下去,以史为鉴、面向未来,共同为人类和平作出贡献。
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