NHKのネット配信を「必須業務」に 放送法改正案を閣議決定


政府は1日、NHKにインターネット業務を義務づける放送法改正案を閣議決定した。

 番組のネット配信を、放送と同等の「必須業務」に格上げする。テレビを持たない人でも、料金を払えばスマートフォンなどで放送番組を見られるようにする。

 今国会で成立すれば、2025年春以降に実施される見通し。必須業務化されるネット配信には、同時配信のほか、見逃し配信も含まれる。
ネット視聴は、受信料を支払っている世帯に新たな負担は生じないが、支払っていない場合は新たな受信契約が必要になる。