https://news.livedoor.com/article/detail/25066785/
ネコにマタタビの葉などを与えると、
かんだり頭をこすりつけたりして酔ったような反応を示すが、
肝臓、腎臓への毒性や依存性はないことを実験で確認したと、
岩手大農学部の宮崎雅雄教授や大学院生上野山怜子さんらが27日発表した。
葉を1週間乾燥させると、ネコの反応が強まることも判明。
論文は米科学誌アイサイエンスに掲載される。

マタタビはキウイに近いつる性樹木で、有効成分は「ネペタラクトール」のほか、
「マタタビラクトン類」と総称される幾つかの化学物質。
ネコの毛に付着すると蚊よけ効果があるほか、
幸福感や鎮痛効果をもたらす神経伝達物質「ベータ・エンドルフィン」の
血中濃度が上昇することが解明されてきた。