漫画『ゲッターロボ』の実写映画(2025年春公開)でストーリー(脚本)を担当する予定だった太田垣康男氏が、企画の脚本から外れることが20日、わかった。
太田垣氏が自身のSNS(旧ツイッター)で発表した。

SNSでは「実写版ゲッターロボ企画の脚本から外れる事になりました。監督との間に生じた方向性の違いを埋める事が出来ず離脱する結果となり残念でなりません。
今後はゲッターロボファンの1人として企画の成功を願ってます」と報告。

映画の脚本は、岡部淳也、太田垣康男、田畑由秋との共作を予定しており、実写特撮経験を多く持つ岡部と、SF・ロボットのシナリオのプロとの共同脚本により、傑作を目指していた。

プロデューサー・監督・脚本も務める岡部氏も自身のSNSにて「【映画【ゲッターロボ】脚本体制の変更について】」と題して、
「この度、実写版『ゲッターロボ』の脚本開発におきまして、新たなゲッターワールドの創作を望まれる太田垣康男先生に対し、
監督である私が望む原作漫画【石川賢】版に準拠した方向性の違いから、今後の脚本作業は岡部淳也がメインとなり、
脚本協力として田畑由秋先生の2名体制で行います。また年内には、新たなる脚本家の参加を予定しております」と説明。

「卓越したストーリーテラーである太田垣康男先生の離脱は、皆様のご期待を損ねるニュースだと理解しております。
しかし、原作漫画【石川賢】版に準拠した脚本の実現。石川賢魂を如何に実写化することが私の理想です。
実写版『ゲッターロボ』を傑作として成立出来るよう、より一層尽力致します。何卒宜しくお願い申し上げます」と伝えた。
https://www.oricon.co.jp/news/2295604/full/