北海道東部の標茶町と厚岸町で、60頭以上の放牧牛を襲っているクマ、通称
「OSO18(オソじゅうはち)」を撮影した初めてのカラー画像が公開されました。

背中をこすりつけている木には、体毛を採取するための「ヘアトラップ」が巻かれ、
クマが近づく習性のある薬剤が塗られているということです。

ここで採取された体毛のDNA鑑定から、このカラー画像のクマが「OSO18」と判明しました。
去年7月、白黒の画像で撮影されていましたが、DNA鑑定で確認されたのは、今回が
初めてです。

体長2.2メートル、体高1.2メートルとみられ、標茶町などが推定している「OSO18」の
サイズと一致しました。

標茶町と隣の厚岸町では、2019年以降、放牧されていた牛、66頭が襲われ、このうち、
32頭が死んでいます。

この春、標茶町は「OSO18」の行方を追うため、町有林の16か所にセンサーカメラや
ヘアトラップを設置しました。撮影された日時は、6月25日午前6時ごろ…66頭目となる
放牧牛の被害が見つかった翌日です。

場所は、その上チャンベツ原野の現場から南に約10キロほどでした。
今回の撮影を受け、標茶町は「今後も捕獲に向けて、情報収集を続けたい」と話しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/41f7189b6a71b89b402f084de11fb43c258c27f2
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