<格闘技大会・競拳23>◇25日◇大阪・堺市産業振興センター

格闘技イベント「競拳23」が25日、大阪・堺市内で行われ、元俳優の高岡蒼佑(41)がEE JUMPの元メンバー、後藤祐樹(36)とキックボクシングルール2分×3回で対戦して、0-3の判定負けを喫した。

格闘技3戦目で初の黒星となった高岡は「もちろん勝ちたかったですけど、負けてよかった。大阪まで来てくれた後藤さんに感謝したい」と充実感をのぞかせた。

今年1月の前回大会後は格闘家引退も示唆したが、今回は明言なし。俳優業への関わりも「将来的には」と含みを残した。

高岡の元には、今回も俳優・市原隼人から祝花が届いた。2人はドラマ「ROOKIES」で共演し、親友の間柄。昨年6月の格闘技デビュー戦では、市原から贈られた「志」の文字が揮毫(きごう)されたボクサーパンツで戦っていた。

一方で勝利した後藤は「気持ちも強いし、単純に強かった。高岡さんと熱いぶつかり合いができて満足です」と笑顔を見せた。不妊治療を続けていることを公表しており「今回で最後にしようと思ってます」と引退の意向を示した。


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