0001名無し募集中。。。
2023/06/11(日) 13:08:15.910──各家庭に「かかりつけシェフ」がいることで、料理のレパートリーが広がったり、料理に対する意識が変わったりするというのは、確かにこれまでの「家事代行」とは違う気がします。
飯田 いま、人気美容室の月額定額サービスや、保育士など有資格者のみのベビーシッターなど、プロが身近になるサービスが増えています。
結局、ママが感じる罪悪感って、社会の空気感だと思うんです。「母親が料理を作るのが当たり前」という空気感や、「お金を払って料理を頼むなんて、贅沢で母親失格」という偏見がすぐになくなるとは思っていませんが、食卓にも、「プロの知見を入れること」が当たり前になれば、少しずつ、社会の空気は変わっていくのではないでしょうか。私たちは、そんな「一世代先の食卓」を一緒に創っていけたらと思っています。
夫が「他人が料理する」のを反対するケースも
──それはすごく恵まれたケースですよね。実際は、「ご主人に反対されて頼めない」というケースの方が多いのではないでしょうか。
飯田 我が家も、まさにそうでした。反対まではしませんでしたが「え、来るの?」みたいな曇り顔をされて……。それがいまでは、料理家さんが来る日を夫の方が楽しみにしていて「このメニューおいしいね」「この味付けはどうなっているの」など、食卓のコミュニケーションも広がりました。シェアダインを頼んでから、ご主人の帰宅が早くなったというユーザーの声もあります。食事は本来、生存に必要なエネルギーや栄養素を補給するためのものだけでなく、家族や友人とのコミュニケーションやマナーを身につける場所なんです。
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