昨今の映画界がアニメ作品頼りとなっているように、音楽業界もまた人気アニメとのタイアップに熱を注いでいる。
アニメに頼らなければ映画も音楽もヒットしない…そんな時代へ突入したようだ。

「悲しいことに昨今のJ-POPアーティストは、タイアップ楽曲以外は見向きもされない傾向にあります。
その典型的な例が〝あのちゃん〟ことanoの『チェンソーマン』(テレビ東京系)第7話ED曲『ちゅ、多様性。』から見てとれます。
同楽曲の『THE FIRST TAKE』は、5月1日時点で再生回数1200万回を突破しているのに対し、その12日後に配信された同じくanoが歌う『普変』は再生回数356万回にとどまっています。
これだけ人気の差がくっきり出てしまうと、アーティストがタイアップに寄りかかってしまうのも無理はない気がします」(音楽ライター)

https://myjitsu.jp/archives/421951