「頑張れば5年ぐらい生きられるよ」と言われ、
腎臓移植のために2170万円を支払いキルギスへ渡航した小沢克年さん(53) 
そこで待っていた“想像以上の地獄”とは…

■一緒に手術を待っていた2人が死亡、1人が意識不明に
「渡航から2週間ほどたった12月中旬、現地で半年待っていた50代の日本人女性と、
アラブ人3人が第一陣で手術を受けることになったんです。
その中の1人のアラブ人女性の夫に手術後にたまたま会うと『まだ妻の意識が戻らないんだ』と青ざめた顔をしていました。
そして翌朝、『意識は戻りましたか?』と聞くと『ついさっき死んだ』と言われました……」


■手術に失敗して命を失う。「次は自分の番」と感じ、小沢さんは言葉を失った。

「手術を受けた4人のうち、数日以内にアラブ人2人が死亡したんです。
日本人女性もしばらく意識が戻らず、重苦しい空気が流れていました。
その数日前にも日本人男性が部屋のトイレにうずくまっているのが見つかり、
『うー』とうめきながらコーディネーターの腕に抱きかかえられて急死したばかりでしたから」

https://news.yahoo.co.jp/articles/7432ac51da47402ca5886c6985cce12fb997809c