TBS系情報番組「サンデーモーニング」が26日、生放送された。

松本零士さん死去のトピックを扱う中で、「見ても読んでもいない」「名前くらいしか存じ上げない」
「見ていない」というコメンテーター総崩れ状態で松本零士作品を論評するまさかの展開となった。
SNS上には「発言がとんちんかんすぎて見るのがつらい」「松本先生が気の毒になってきた」と落胆の声が殺到した。

番組では、「風をよむ」のコーナーで松本作品に込められた反戦への思いを伝えた。
司会の関口宏(79)が「松本零士さんの作品にいちばん影響を受けているのは50代前後」とした上で、各論客にコメントを求めた。

法大前総長の田中優子氏(71)は「世代が違うので見ていない」。番組が取り上げた「宇宙戦艦ヤマト」について「題名は知っていました」。
その上で「地球を救済するためにヤマトはある」とし、紛争が絶えない世界情勢への危機感を語った。

続いてコメントを求められた外務事務次官の薮中三十二氏(75)は「無知で、見ても読んでもいない」と恐縮。
松本作品について「戦争にロマンを見いだしていると誤解していた。戦争はやってはいけないというメッセージだった」と語った。

若者世代であるNPO法人WELgee代表の渡部カンコロンゴ清花氏(31)も、「名前くらいしか存じ上げない」。
番組に備えるためスマホのアプリで「ザ・コクピット」を試し読みしたとし、「おもしろくて課金しながら朝を迎えた」。
自身の祖父が特攻隊だったという体験を交えながら、「死ななくてよかった命」というテーマについて語った。

松本作品もタイトルも「知らない」が連発される展開に、SNS上も困惑。
「コメンテーター大困りやないか」「見てない人だらけで笑える」「誰も松本零士作品を知らない」「宇宙戦艦ヤマトを知らないのに妄想で語る」
「見てない人が語りまくる不思議な世界」「追悼にあらず」「精通している人を呼んでおいて」など悲鳴が殺到した。
https://news.livedoor.com/article/detail/23774102/