プロ野球新球団設立へ 企業と市民意見交換 静岡市の清水庵原球場を本拠地に2024年参入目指す

 静岡市の清水庵原球場を本拠地としたプロ野球新球団の設立を目指す民間企業が2月11日、市民と意見交換会を行った。

 成長企業の支援事業などを行うハヤテグループは去年12月、「静岡市を本拠地に2024年春のプロ野球参入を目指す」と発表した。11日はハヤテグループの代表と静岡市民などが集まり意見交換会が行われた。市民からは「選手をどのように集めるのか」といった質問や「プロ野球選手を目指す中学生が間近でプレーを見られるのは刺激になり、夢のある話」といった期待が寄せられた。

(ハヤテグループ 杉原行洋代表)
「静岡のみなさまの野球愛・野球熱を感じた。育成と挑戦がキーワードになってくる。全国からNPBに挑戦したい若者が集まって巣立っていく。新しいチームができれば新しい挑戦の場が生まれる。活気のあるチームにしたい」

 ハヤテグループは、2月中にも球団の運営会社を静岡市内に立ち上げる予定だという。