https://www.dailyshincho.jp/article/2023/02111057/
「国技館に入ると、まるで物産展のようでしたね」とは、取材した相撲記者。
「国技館の通路に記念グッズの販売ブースが立ち並んでいたんです。
まず目に入ったのは、白鵬が手首にはめた銀の太いブレスレットをアピールしている大きな立て看板。
そのすぐ奥はモンゴルのアクセサリーブランドのブースでした」
そのブランドは白鵬が広告塔を務める「ツァリン・ツァガーン999」。
値段は安いもので1万円台だったものの、主力商品は3万~6万円程度。なかには10万円を超えるものもチラホラ。
次に目についたのが「白鵬引退記念限定グッズショップ」だ。
「最も安いクリアファイルでも500円しました。他にも湯飲みが2千円、Tシャツが4千円。さらに高いものだと、『引退記念小判』が37万5千円。
受注生産という『引退記念達磨(だるま)』に至ってはなんと495万円でした」(同)
一体だれがそんな高額な土産を買うのか訝かる向きには、これならいかが、とばかりに、500円と千円の2種類の「引退記念ガチャポン」まで売られる始末。
商魂たくましいとはまさにこのことである。