スロバキア政府が、戦闘機をウクライナに供与するための調整を始めることが分かりました。
ウクライナのゼレンスキー大統領は今月9日にEU=ヨーロッパ連合の首脳会議に出席し、各国に戦闘機の供与を求めました。
これに対しスロバキア政府が戦闘機MIG29の供与を前向きに検討していることが、スロバキア政府関係者への取材で分かりました。
MIG29は旧ソ連製で、スロバキアには使用していない機体が10機あるとのことです。
スロバキア・ヘゲル首相「スロバキアだけでなく、ヨーロッパの安全保障のためにも、助けることは重要です」
戦闘機の供与をめぐっては、ロシアへの刺激や自国の防衛が手薄になることを理由に、
慎重な姿勢を示す国がある中、スロバキア政府は今後数日以内に、関係当局やEUと、供与に向けての調整を進めていくということです。
https://www.fnn.jp/articles/-/484784