大阪府警茨木署の男性巡査部長(35)が性風俗店に約1年間在籍し、送迎ドライバーとして約50万円の副収入を得ていたことが府警への取材で明らかになった。
巡査部長は減給1カ月(10分の1)の懲戒処分を受け、依願退職した。処分は2022年1月19日付。公務員の副業は原則禁止されている。
府警監察室によると、巡査部長はパチンコなどのギャンブルで総額約300万円の借金があり、「返済のため手っ取り早く稼ぎたかった」と説明。
厳格な身分確認がなく採用してもらえると考え、性風俗店のドライバーを選んだという。
巡査部長は20年11月から約1年間、二つの無店舗型性風俗店のアルバイトとして在籍。
この間に従業員を送迎するドライバーとして十数日間働き、総額約50万円を受け取っていた。
府警に寄せられた匿名の情報提供で発覚した。
https://mainichi.jp/articles/20230210/k00/00m/040/365000c