処方箋がないにも関わらず、睡眠導入剤を販売したとして73才の薬剤師の女が逮捕されました。
麻薬特例法違反の疑いで逮捕されたのは、広島市中区八丁堀の薬局に勤務する薬剤師の女(73)です。
警察によりますと女は去年9月、勤務する薬局で、処方箋を持っていない客(29)に対して睡眠導入剤2種類を販売した疑いが持たれています。
女(73)は「処方箋がないのに向精神薬を売ったことは間違いない」と容疑を認めているということです。
また、警察は睡眠導入剤を購入した客の女(29)について、睡眠導入剤を別の2人に売った疑いで逮捕しました。
警察によりますと女(29)は、岐阜県の女性(33)に睡眠導入剤200錠を4万5520円で、東京都の男性(20)に睡眠導入剤20錠を4000円で売った疑いがもたれています。
調べに対し女(29)は、「自分が処方してもらった薬を何人かに売ったことは間違いない」と容疑を認めているということです。
警察は薬剤師の女(73)が薬局で女(29)に売った薬の一部を、女(29)がさらに別の2人に売ったとみて、中国四国厚生局麻薬取締部と合同で、調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d9782dcea743722ab77ffe8ef27ba84518345b53