東京都の多摩地域の水道水源から有害な有機フッ素化合物「PFAS」が検出されたとして、
住民の血液検査をしている市民団体は30日、国分寺市を中心とした87人の一部は、PFASの血中濃度が高かったと中間発表した。
検査を担う京都大の原田浩二准教授は「水道水が主な原因と考えられる。現在の濃度では急性の健康影響を引き起こす可能性は、ほぼない」との見方を示した。
有機フッ素化合物はPFOSやPFOAなど多数あり、PFASが総称。
原田氏によると、日本に血中濃度の指針がないため、ドイツの基準と比べると、87人のうちPFOSは21人が超え、うち6人はPFOAも上回った。
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