歌舞伎などのチケットを定価の2倍ほどの価格でインターネット上で不正に転売したとして、20代の容疑者が逮捕されました。
これまでに演劇などのチケット400枚以上を不正に転売したとみて調べています。

逮捕されたのは、東京・渋谷区の無職、信岡純佳容疑者(28)です。
警視庁によりますと去年、東京の歌舞伎座で行われた十三代目市川團十郎さんの襲名披露公演などあわせて4枚のチケットを、
定価のおよそ2倍の16万円で不正に転売したとして、チケット不正転売禁止法違反の疑いがもたれています。
容疑者はチケットを優先的に購入できる会員限定の先行販売を利用してチケットを購入したあと、インターネット上で転売を繰り返していたとみられるということです。
調べに対し容疑を認め、「自分が観たい歌舞伎や舞台の購入代に充てていた」などと供述しているということです。
警視庁は平成25年以降、歌舞伎や演劇のチケットおよそ430枚を転売し1700万円余りの利益を得ていたとみて詳しく調べています。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20230130/1000089144.html