成人してからも幼少期から過ごしてきた子供部屋に居座り続ける中高年男性“子供部屋おじさん”が社会で取り沙汰されるようになって久しい。
本人のみならず、高齢の両親や兄弟を巻き込んだ問題として語られることが多いわけだが、そんな暮らしに満足している人たちだっている。

「僕も家族もいまの生活になんの不満も感じていませんよ」と話すのは、倉田正則さん(仮名・42歳)。

倉田さんは、実家住まいの独身。40代にもかかわらず、いままで1回も一人暮らしの経験はなく、
小学生のころに親から与えられた部屋で生活する、いわゆる“子供部屋おじさん”である。

だが、悲壮感はまったくない。自身の現状について「“エンジョイ子供部屋おじさん”ですね」と微笑む。
https://nikkan-spa.jp/1886264