米疾病対策センター(CDC)は25日、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の新系統「XBB・1・5」に対し、
追加接種で使われている改良型ワクチンが4~5割の発症予防効果を持つとの初期評価を発表した。
米国では現在、昨年流行したオミクロン株の別の系統「BA・5」に対応したワクチンが使われている。
CDCは、このワクチンのXBB・1・5や系統の近いウイルスに対する発症予防効果について、
18~49歳で49%、50~64歳で40%、65歳以上で43%と推定した。
CDCによると、21日までの1週間で米国の新規感染に占めるXBB・1・5の割合は49・1%となっている。
https://www.yomiuri.co.jp/world/20230126-OYT1T50179/