正当な理由なく警察署に居座り続けたとして、兵庫県警伊丹署は
23日、建造物不退去容疑で、同県尼崎市に住む無職の男(64)を現行犯逮捕した。
逮捕容疑は同日午後8時から約35分間、再三にわたり署員から出て行くよう求められたにもかかわらず、応じずに退去しなかった疑い。
同署によると、男は容疑を認めるかどうかについて「言わない」と話しているという。
同署によると、同日午後6時過ぎ、男は過去の署による自分への対応について説明を求めて来署。
部屋に通され、30分ほど説明を受けて一度は署を出ようとしたが、署1階の受け付け前にある待合用のベンチに座った。
署員が用件は終わった旨を確認し、署から出るように促したり、とどまる理由を問いかけたりしたが、
男は動こうとせず、このままでは逮捕する可能性を繰り返し警告。
それでも署を出なかったことから、逮捕に踏み切ったという。
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/202301/0015989863.shtml