三菱UFJ銀行は、後払い機能を備えたプリペイドカード「バンドルカード」を手がける新興企業「カンム」(東京)を買収する。
カンムの技術を生かし、同行のデビットカードに後払い機能をつけることを目指す。
三菱UFJ銀は、カンムが発行する約7割の株式を約160億円で取得し、連結子会社とする。
カンムは、電話番号や生年月日などを入力すれば即座にプリペイドカードを発行する手軽さから若者に支持されている。
後払い機能は、厳しい審査や与信枠が設けられているクレジットカードに比べ、若者が利用しやすい。
同行は後払い機能を取り入れ、客層拡大につなげたい考えだ。
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20230107-OYT1T50172/