京都府舞鶴市の鯛慶一・市議会議長(53)が4年前に児童買春・児童ポルノ禁止法違反(単純所持)で
舞鶴簡裁から罰金30万円の略式命令を受けていたことがわかった。
鯛氏は6日、記者会見を開き、「市議会を汚し、市民の信頼を裏切った」と謝罪し、同日付で議員辞職した。
鯛氏は2019年8月2日、舞鶴市の自宅で、児童のわいせつな動画が入ったDVD4枚を所持したとして、同年11月に略式起訴された。
舞鶴簡裁から罰金30万円の略式命令を受け、すでに納付したという。
鯛氏は、DVDは議員になる前に購入したものだったなどと説明し、
「プライベートなこととして議会に報告していなかった。隠し続けていたことをおわびしたい」と頭を下げた。
鯛氏は2010年に初当選。昨年11月の市議選で4選を果たし、同12月に議長に就いていた。
https://www.yomiuri.co.jp/media/2023/01/20230106-OYT1I50108-1.jpg