俳優の堺雅人(49)が、昨年12月いっぱいで所属事務所の田辺エージェンシーを退社していたことが5日、事務所関係者への取材で分かった。
同事務所と話し合いを重ねた末、独立を決断した。今後は個人事務所を設立し、活動していく。
堺は1992年、早大の演劇研究会から劇団「東京オレンジ」の旗揚げに参加し、看板俳優として活躍した。
大学在籍中(後に中退)から田辺エージェンシーの事務所預かりとなり、数年後に正式契約を結んだ。
そこから20年以上にわたって在籍していた。
今年10月に50歳の節目を迎えるが、役者としてさらなる高みを目指して、新たな環境に身を置くことを選んだとみられる。
堺は周囲に「20代からお世話になっているので、田邊(昭知)社長には大変感謝しています」と話しているという。
https://hochi.news/articles/20230105-OHT1T51237.html