ロシア大統領府の発表によると、プーチン大統領は5日、
侵略を続けるウクライナ東部・南部の前線で6日正午(日本時間6日午後6時)から
36時間、停戦に入るようセルゲイ・ショイグ国防相に指示した。
プーチン氏がウクライナ侵略で停戦を命じるのは初めて。
ロシア正教会では、旧暦のユリウス暦で12月25日にあたる1月7日にクリスマスを祝う。
露大統領府は、停戦はこれに合わせたものだとし、ロシアが一方的に併合したウクライナ東部・南部に多く住む正教徒が礼拝する機会を与えるためと説明した。
プーチン氏は、ウクライナ側にも停戦を宣言するよう求めた。
タス通信などによると、ロシア正教会トップのキリル総主教は5日、クリスマスに合わせた休戦を呼びかけていた。
https://www.yomiuri.co.jp/world/20230106-OYT1T50025/