北海道、奄美大島沖縄にはカブトムシはいないってマジなの?
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確かにタイワンカブトムシっていうツノがないカブトムシしか見たことなかったな 北海道は誰かが放したのが定着して最近いるよ
とくに丸瀬布に多い ヘラクレスカブトムシとか沖縄にいそうなイメージだったわ いわゆる長いツノがあるみんなが想像するカブトムシはいない 東京出てきて初めてカブトムシ見た
クワガタより大きいけど丸くてダサいと思った 陸続きじゃないんだから別に居なくても不思議じゃないだろ 本土でも野生のものはほとんどいないよ
カブクワは基本店にいて店で買うもの それよりも北海道と沖縄って蝉の鳴き声がぜんぜん違うのに驚いた
沖縄なんて10月でも鳴いてるし >>1
カブトムシ(ヤマトカブトムシ)(学名Trypoxylus dichotomus(トリポクシルス・ディコトムス))は
本来は北海道にはいなかったが、戦後にペットが逃げ出して野生化した
だが北海道で採集されるカブトムシは個体変異が激しい
寒さに晒されたものは角が2㎝に達しない短いものが多く、7cmを超えるものは
中々見られない
うまく大量の発酵中の堆肥に紛れ込んで暖かく冬を過ごせた個体などだけ
大きくなる、という具合らしい
北海道では温泉が湧いている所も多いので、そういう地域でも地熱で大型化したりする
本土のカブトムシはTrypoxylus dichotomus septentrionalis(トリポクシルス・ディコトムス・セプテントリオナリス)
という亜種だが、沖縄本島の亜種はTrypoxylus dichotomus takarai(トリポクシルス・ディコトムス・タカライ)で
これも角が長くならず小型になる
というか、沖縄本島で樹液に集まる昆虫は殆どどれも本州のカブトムシやノコギリクワガタより小さくなり
沖縄のリュウキュウノコギリクワガタという種類も、本土ならば頑張ればひと夏に1匹くらい7cmオーバーを採集できるが
野外の最大個体は71mmとされ、普通では6㎝でも大きい位だという
ヒラタクワガタも、西日本のヒラタクワガタより小さいものが多い
唯一大きくなるのがヤンバルテナガコガネである
沖縄でも近年、本土のカブトムシが逃げて野生化してしまい、角の長い個体が見つかるようになってしまい
問題になっている >>8
現在はアジア各国で昆虫好きの子供が増え始めている
図鑑や番組やつべの昆虫系チャンネルの影響も大きい
台湾、タイ、マレーシアではある程度普及してきた
しかしそれと同時に問題になったのが「どうして日本だけカブトムシと触れ合える程度の
密度の雑木林が身近にある社会なのか」という事であった
アジアの他国で同じような森を郊外に作ったら毒ヘビや野犬(狂犬病持ち)の巣になってしまい
危険で子供が近寄れる場所では無くなってしまう
韓国だとまだ何とかなるが、熱帯亜熱帯の各国だと難しい
また熱帯アジア各国は確かに大きなカブトムシがいるが殆どどれも標高300m以上の山にいる
低地では殆どの地域で最大5~6㎝のヒメカブトとサイカブトしかいない
東南アジアの大都市の殆どは低標高地にあるので、子供が大きなカブトムシを
自然状態で観察できる機会は非常に少ない
各国の首都や大都市で自転車で移動できる程度の郊外で
現地でカブトムシが集まるヤシやゴールデンシャワーやウラジロエノキなどを観察しても
ヒメカブトとサイカブトと小型のネブトクワガタ以上を見付けるのはほぼ不可能とされている
(ジャワ島では8㎝の大型のヒメカブトがいてまたバンドン市は標高700mなのでその周辺では
大型のヒメカブトやコーカサスオオカブトを何とか観察可能な可能性もある) 熱帯では昆虫が集まる樹種がもちろん日本内地とは違うが
亜熱帯の沖縄と熱帯アジア各国とですら違う事がある
マメ科のデイゴはthe Boomの歌にもなったくらいの有名な樹種だが
スマトラ島ではオオヒラタクワガタが集まる樹種として知られるものの
沖縄ではクワガタを観察した人は誰もいないとの事 家の周りも今は住宅密集地だが昔は桃農家の畑が多かったから家の庭にもカブトムシが飛んで来た時有ったな。てか、家も昔桃農家やってた時は畑でしょっちゅうカブトムシ観たわ。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています