14億人超の人口を抱えるインドは今年、人口で中国を抜き、世界一になる見通しだ。
国連のデータが残る1950年代以降続いた「中国が人口世界一」の時代は終わる。
米国と中国の競争が激化する中、独自外交路線を堅持するインドは今年の20カ国・地域(G20)議長国。
政治・経済両面でさらに存在感を増すことになるが、格差や女性の社会進出の遅れなど課題も多い。
国連によると、2022年の人口は中国が14億2600万人、インドが14億1200万人で、23年中にインドが追い抜くと予測される。
50年にはインドが16億人を超え、中国は13億人強に減る見込み。(共同)