大阪市にある交差点付近の防犯カメラが26日午後、事故前とみられるトラックとバイクの様子を捉えていました。
映像では停車していたトラックが発車し、その後ろからバイクが接近。そして、トラックが車線を変更すると、画面から消えました。
この後、バイクとトラックが衝突したということです。
その30秒後には、トラックが反対車線に移動する様子が捉えられていました。
運転手はトラックから降り、その場から立ち去っていきました。
大阪市で発生したひき逃げ事件。バイクの運転手は重傷を負いました。
警察が捜査する中、約30分後、事故現場に1人の男が現れ「事故を起こしたのは私です」と自ら申告しました。
事件は解決と思われましたが――この男は“身代わり”だったのです。
警察は、現場に現れた建設作業員の清本智樹こと韓智樹(ハン・チス)容疑者(27)を犯人隠避の疑いで逮捕。
トラックを乗り捨て逃走していた建設作業員の小田直容疑者(26)も、ひき逃げなどの疑いで逮捕したということです。
逃げた男と身代わりになった男。2人は、事故の直前に忘年会をしていて、スマートフォンには事故直後に電話をした履歴が残っていたことが分かりました。
調べに対し、2人とも容疑を認めていて、警察は身代わりになった経緯などを調べています。
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