駅構内などで女性の頭部に接着剤やハンドクリームを付着させる行為を繰り返したとして、
相模原市消防局は27日、警防部の男性消防士(26)を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。男性消防士は同日、依願退職した。
市消防総務課によると、男性消防士は5月15日、小田急線電車内で座席に座っていた女性の頭部に接着剤を垂らし、付着させた。
女性の知人が気付いて駅で男性消防士を降ろし、駅員を通じて警察官に引き渡した。
被害届は出されなかったが、その後の戸部署の捜査で、1月9日にも相鉄線の横浜駅構内で女性の後頭部にハンドクリームのようなものを付着させていたことが発覚。
この件について、保土ケ谷区検は12月5日に男性消防士を暴行罪で起訴し、同8日に保土ケ谷簡易裁判所は罰金20万円の略式命令を出した。
男性消防士は2019年4月に入庁。市の聞き取り調査に対して当初は否認していたが、
途中から容疑を認め「スリルを味わってストレスを発散するためにやった。同じようなことは入庁前も含めて5~6回やった」と話したという。
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