箱根駅伝にフリーザ軍団あり――。新型コロナウイルスの影響で、ここ2大会は沿道での応援が自粛を求められ、その姿を見ることはなくなっている。
とはいえ、一部のファンの脳裏には、彼らの姿が焼きついているはずだ。
2020年の正月に開かれた大会まで、復路7区の二宮地点には、なぜかドラゴンボールの人気キャラ「フリーザ」のコスプレに身を包んだ観客が出没した。
数人の仲間を引き連れて沿道に現れては、流行曲でダンスを披露していた。
ツイッターで目撃報告が広まるなど、フリーザ軍団はいつしか「名物観客」と化した。ファンも増え、インターネット上では風物詩の一つになっていた。
この軍団に2019年、フリーザの頭に魚の切り身がくっついたようなかぶり物をしたコスプレーヤーが加わった。
原作のドラゴンボールには出てこない珍妙な姿で「なぜかシャケのかぶり物?」と、ネット上をざわつかせたその男。
名は「シャケーザ」という。彼が読売新聞の取材に応じ、フリーザ軍団への熱い思いを語り尽くした。
https://www.yomiuri.co.jp/hakone-ekiden/news/20221221-OYT1T50186/
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