東京都立大島高(大島町)農林科の生徒が、カップ焼きそばを製造・販売するまるか食品(群馬県)と新商品「ペヤングやきそばガーリックシュリンプ味」を共同開発した。
伊豆大島とゆかりのある米ハワイの名物料理の味に特産の塩を添え、身近な海の写真をパッケージにあしらった。「島の魅力を伝えたい」との願いを込める。
群馬県出身の教員を通じてまるか食品側からコラボ商品開発の打診があり、今年4月から2、3年生計6人でアイデアを出し合った。
くさや、ウツボ、あら汁、大島牛乳を使ったカルボナーラ風、島唐辛子のペペロンチーノ風……。
「大島らしい食材」を使った商品の企画は、島の良さを再確認する機会にもなった。
こうした候補の中から選ばれたのがハワイのローカルフード、ガーリックシュリンプの味。
火山の島という共通点を持つ大島とハワイ諸島最大のハワイ島は、1962年2月に姉妹島盟約を締結し、さまざまな交流事業を通じて親睦を深めてきた。
締結60周年の節目にちなんだ中村一稀さん(2年)のアイデアだった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d43ac0a3ab0714dd8c8936dd4e962562a3c546e8